2002.1.5号 07:00配信


さくらうめこの梅小路

1月3日(木)〜「編み物」

(サロマ町:うめこ)



わたしが編み物を最初にしたのは小学校3年生くらいで、家にあった残り毛糸で真直ぐに編んでみたつもりが微妙にカーブを描き、それはお人形のおしめカバーになった思い出があるが、それから冬になると無性に毛糸を手にしたくなるのも不思議なものである。若い頃は恋人へのプレゼントに一目一目思いを込めて、とやっていた友人を横目では見ていたがわたし自身はしなかった。子どもの小さな頃は、手袋だの靴下だの小さな可愛いのを編んで楽しんだが、雪遊びをするようになると雪が付くので買ったものにして下さいと言われてしまった。きょうびは編むよりも買った方が安上がりだとも言われ、だんだんと編み物とも縁が薄れていった。

今年、突然中学生の息子が「編み物をしたい。」と言い出し、久しぶりに毛糸を買った。編み針は昔とった杵柄で未だにいっぱい持っている。毛糸の帽子を編みたいそうだ。作りたい形、色が決まっている。そうか、自分で作ると思いのママにできるのだ(本当にできるかどうかは別として)。かくして息子の“始めての編み物体験”が始まった。最初は「え〜、どうやるの。どうしてできるの。」といちいちわめいていた割にはすぐに慣れ、夢中になって編み針を動かしている。「目をいくつにするか、どこで色を変えてどういうデザインにしていくか。」と考え悩むところに手作りのおもしろさがあるのかもしれない。果たしてどんな代物ができるのかはたまたできずに終わるのか楽しみである。



ガタガタですが、帽子の形になりました。





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