2001.9.11号 14:00配信

かねてから日本一周を自分の足で踏破しようとしていたごりさんのゴールがいよいよ近付きました。途中から応援メールという形でついて行ったわたしとしては何らかの形で心からおめでとうを言いたい気持でいっぱいで、とうとうゴールを見届けに出かけることにしました。家人もいとも簡単に「言って来れば」と申しますし、webnewsも「それはいい」と賛成してくれたのをいいことに、のこのことゴールの開聞岳のある鹿児島への旅となったのです。 このことはごりさんにはナイショで、でも勿論奥さんの幸さんとは連絡を取り合っての挙行となりました。ゴール予定の７日、朝から女満別から旅立ちます。同じ日、奥さんも東京から出発し先に開聞岳で出迎えてもらい、わたしは鹿児島での合流とすることにしました。 午前中に女満別を飛び立てば、午後には九州の地を踏むことができます。空の上から見る日本列島、このすべてを徒歩で歩き抜いたとは何度考えても信じられません。そこを飛行機で、いとも簡単に数時間で追い付いてしまいました。空港から市内に向かうバスの中で、何も知らないごりさんから「もうじきゴールです！」の連絡を受けました。９月７日午後３時５０分、スタートから２５０日目にしてとうとう開聞岳のゴールに辿り着いたのです。やったね、ごりさん！！ ひとり静かに迎えたいと言っていたゴールですが、地元の新聞社やテレビ局の取材陣でごった返していたようです。ごりさんは感無量で一番の協力者、奥さんの胸にゴール！本当におめでとうございます！ わたしは宿泊予定の市内は自治会館で待つことにしました。その間も奥さんと何度も連絡を取り合っていたので、鹿児島についたらごりさんにもばれてしまうと覚悟していたのに、「おめでとう！」と直接言った時のごりさんの顏！。「今メールしようとした相手が目の前にいる！」と大変驚かれ、ナイショの功を奏し大満足です。同じように支援を続けた岐阜のＴ夫婦も１７時間車で走って駆けつけていました。わたしの一番の目的である、webnewsからの「あんたはえらい！」の賞状を手渡すと、ごりさんは大変喜んでくれました、良かったです。 夜は鹿児島のお友達とＴ夫婦に交えてもらってごりさんの満足そうな顔をじっくり眺めました。それにしても考えもつかないようなことをやってしまったごりさん、本当に「あんたはえらい！」

ごりさんが目指したゴールの開聞岳