2001.8.16号 07:00配信


さくらうめこの梅小路

8月15日(水)不幸のババ抜き。

(サロマ町:うめこ)


【ごりさんメール】
最西北端のお祝 ありがとう!(昨日、竜飛岬から64日目で本州最西北端の川尻岬に立ったごりさんです。)
猛暑!復活!何卒オホーツクの涼風を!
今から関門トンネル入ります。(そして18:12に抜けたようです。)




今日は終戦記念日でした。新聞には年配の方の投稿がたくさん載っていました。みんな、戦争を2度とおこさないことが、戦争で亡くなった方達へのせめてもの慰めだと書いていました。

あるチラシに「人に踏み付けられて痛い思いをした人や辛い思いをした人が、その体験を他の人の為に活かすようにならなければ、結局は“不幸のババ抜き”をしているようなものだ」と書いてありました。

人は時々自ら体験しないとわからないということがあると思います。でも、例えばそれが戦争であったなら、あまりにも犠牲が大きいです。原爆は戦争を強制的に終わらす為に落とされたと正当化する見解もありますが、これまたあまりにも多くの犠牲になった方達のことを考えると、とてもじゃないけどどう考えても許されるような問題ではありません。

かつて読み聞かせをやっていた頃、毎年8月には戦争を扱った絵本を読んで、時には涙しながら読んだ思い出がありますが、人は忘れてはならない事実があって、それを伝える能力もあるのだから、「不幸のババ抜き」をしないように賢くならなくてはと思った今日でした。



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