2001.8.13号 07:00配信


さくらうめこの梅小路

8月11日(土)峠越え その2

(サロマ町:うめこ)


登ってトンネルを抜けるまで、ほぼ1時間でした。トンネルを抜けると気持もホッとし、また道も下り始めたので気分はすっかりピクニック。おにぎりを食べ甘いものをかじり、冷たい水を口にしながらの歩行になりました。

すると道々いろいろな虫達の姿が目に入るようになりました。一番多かったのは意外に蝶です。それも種類もいろいろで、おそらく10種類以上の蝶を見かけたと思います。トンボもお目にかかりました。バッタもたくさん飛んでいました。毛虫もモチョモチョうごめいていました。蜂もいましたし、蜘蛛も見かけたし、クワガタにも出会いました。これらは歩いていなければ目にも入らなかった生き物達です。

ところが今挙げたすべてが亡骸ともなって、路側に落ちていたのも事実です。おそらく草むらから道路方面に散歩に出て、走る車に接触したと思います。その数ははんぱではありませんでした。そんなことに気付き始めた頃、体も疲れに気付き始め、娘は足にマメもこさえていました。

そうなると楽しいピクニックも無言の行に変わり、せめて携帯の圏外に出るまでと思い、テクテクではなく、とぼとぼよたよたと歩きました。ようやく仁頃の畑が見えた頃、時刻もちょうど正午を告げ、どうしようかと立ち止まったところに本日のお迎えがグッドタイミングで通りかかり、今日の歩きは終了したのです。

人里に降りたので、今度は安心して歩けると思います。それにしてもごりさんの一日の距離を、わたしは何日にも分け、苦労して歩くことになりました。つくづくごりさんの偉業に対し、心から畏敬の念を覚えます。






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