2001.6.5号 07:00配信


さくらうめこの梅小路

6月4日(月曜日)『喜怒哀楽を大切に』

(サロマ町:うめこ)


【今日のごりさん】〜奥尻を後にし、瀬棚から南下。

うめちゃん!今から船乗ります。さすがにちょいとウルウルのごり。でもまた歩けばきっと新たな勇気もらえる出会いが!人生って今生きてることのそれだけで最高じゃけーの。うめちゃん!
船 動き出したよー 島どんどん遠くなるよー やっぱり涙 出てきたよー いけんいけんこがあなことじゃーまだまだ先長いんじゃけーのー うめちゃん!
歩きだしました。ナビサンキュー!快晴です。この青空佐呂間へ届けま〜す。
明るいうちに宿のばすていあり安堵!ほんま暑かったですが寒いよりずっとずっと安心です。今やは波の音聞きながら寝ます。
まん丸の月見て波の音聞いて寝ころんでます。お目目そろそろ閉じんとしてまーす。缶ビール買いそびれて熟睡ムリかな。


今朝、ごりさんは泣いた。でっかい図体して、いい歳こいて船の出航で泣いた。奥尻はよほど思い出深い土地であったのでしょう。それにしても涙を流せるごさんは素敵だと思いました。

先日、息子の中学校の運動会があり、それ自体は滞りなく運営されたのですが、何かが足りないと思ったら、生徒達の一喜一憂がないのです。一番上の子の時は、優勝できなかったのが悔しくて、わんわん泣いた生徒の姿がありました。馬鹿バカしいと思いつつ、若い心がひしひしと伝わりました。今年の勝っても負けてもどってことない子ども達の姿は、落ち着いているかもしれないけれど、見ていて何の感動もありません。運動会くらいは勝ち負けにこだわって、必死になって騒げばいいのに。そして終わればスッキリさわやかな笑顔を見せてくれればいいのに。

かつての職場の上司から「喜怒哀楽を大切に」と教えられました。感情を大いに働かせるようにといつも言われました。今日はごりさんは泣いたけど、恥ずかしながら、わたしはなんと怒りの一日でした。時々ぷんぷん腹の立つことがありますね。怒りは力を湧かせます。うちの息子はなまくら坊主ですが、時々何かに怒った時、今風に言えばキレタ時に突然勉強をし出します。普段できないことをさせる力が湧きますね。

とにかく今日、わたしはぷんぷん怒りたいことがあって、やたら腹が立って、それを何にぶつけようか思案した結果、一番苦手な掃除を始めました。怒りの感情は普段できないことをさせます。とうとう長いこと気になっていたガスレンジをピカピカきれいにしました。それは良かったのですが、夕方またまたぷんぷん怒っちゃったのです。
その時わたしは食卓についた時で、ついつい目の前の物に力を発揮し、俗に言うやけ食いってなもんで満腹この上無しです。怒る時は場所をわきまえましょう。




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