2001.4.30号 07:00配信


2週間


 ちょっと前の話になったが、カミさんと娘が帰省し、私1人だけの生活が2週間ほど続いた。
 これを人に話すと、決まって「いいですね。独身貴族に戻った気分でしょ」とのたまわれる。
 しかし、実際は「これが貴族か」と言いたくなるような、情けない生活だった。
 朝の自堕落さは、前にも書いたとおり。それに輪がかかった状態になってしまった。
 まず、朝ご飯を作るのが面倒になって、ほとんど作らなかった。よって、朝食は抜き。犬の散歩も、ちょくちょくお休みしてしまった。すまん。ゴン、コロ(←我が家の犬の名前です)。
 昼は、いつもは愛妻弁当だが、当然自分で作るはずがない。連日の外食となった。
 ただ、ここではちょっと意地も見せた。コンビニ弁当は買わなかった。あの、ご飯もおかずも同じ温度というのは、日本の食文化をダメにするシロモノです。などと言いつつ、ほか弁は愛用した。
 夜は、家に帰っても誰もいないので、心おきなく会社で残業した。なので、晩ご飯も遅くなりがち。それどころか、風呂も遠ざかりがち(キタナクテスンマセン)。
 休日は、昼近くまで爆睡。さすがに洗濯、掃除を、いやいやながら必要に迫られてやる羽目に。食事は、平日が昼、晩と外食なのでお金を節約するために自炊。といっても、カミさんの作り置きやレトルトをフル活用するレベル。結構これらに忙しくて、羽を伸ばして遊びに行くどころじゃ全然なかった!久しぶりに映画館へ行きたかったんだけどなあ・・・
 自分の家事能力の低さに落胆しつつ、家族分業のありがたさを改めて知る結果となった2週間であった。
 本日の格言「貴族は、1人では貴族たりえず」。なんのこっちゃ・・・
(tomy)



もどる





Home
(C) 2001 webnews
お問い合わせはwebmaster@webnews.gr.jpまで