2001.3.2号 07:00配信


豹変した人


 今の仕事のお客さんに、前職時代からつきあいのある人が何人かいる。

 前の仕事は、どちらかといえば人から丁重に扱われ、頭を下げられることが多かったが、今の仕事は逆が基本だ。

 私は、前の仕事のそんな面があまりなじめず、人からなるべくそうされないよう心に置いてきた。そんなこともあってかは分からないが、以前から関わりのある人の多くは、これまでと変わりない態度で私と接してくれている。

 ただ、中には態度が豹変した人もいる。それまでフレンドリーだった人が、ある日を境に怒りっぽくなり、常に私に不満と疑念を投げかけてくる。心の中では、かなり悔しい思いをしているのだが、ぐっと我慢する。

 最近、ちょっとこれに慣れてきたこともあって、なぜなのか考えてみた。実はフレンドリーだったのが仮の姿で、今、私に見せているのがこの人の本来の姿、私に抱いていた思いの現れなのではないか・・・。

 なんだかんだ言って、私も前の仕事の環境に甘えていたのかもしれない。でも、こうしていきなり態度が変わられてしまうのは、やっぱり不愉快。気持ちの持ちようが難しい。 (tomy)



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