2001.5.27号 07:00配信


オーロラ・ハンティング

観光客になりきった(5日目〜帰国まで)


27日。
昨晩から続く荒天は収まらず、朝も吹雪だった。
AM6:30ごろにホテルを出発し、イエローナイフ空港へ。欠航が心配だったが(実際、欠航したらどうなるのだろう?)、AM7:30発のエドモントン行きは無事、定刻通り出発した。

さらに、エドモントンからバンクーバーへは約1時間。時差は−2時間で、バンクーバー到着はAM10:45だった。

再び、現地ガイドと合流し、バスでクイーンエリザベス公園やチャイナタウン、再び「OKショップ」に連れられ、中華料理を食べ、免税店に行き、スタンレー公園でトーテムポールを見て、とお決まりの観光コースをぐるぐる回る。

夜はガイドを頼み、ちょっといい感じの海沿いのレストランへ。味は毛ガニの方が数段上ながら、前腕部ほどの大きさがあるロブスターを食べ、郊外の山に行って夜景を堪能した。

バンクーバーは中国系が多い移民の街で、日系人も多い。日本語の看板も目にするし、日本の雑誌も売っていた。公園も多く小奇麗で碁盤の目で、街の雰囲気は札幌に似ていた。

さて、翌日の28日、PM0:15の関空行きに乗り大阪へ。相変わらず眠れなかったが、それほど疲れなかった。日本時間で29日PM4:30に到着。新婚旅行でツアーとあって、入国審査はほとんどフリーパス状態。 そのまま、ホテル近くのホテルに泊まった(といってもタクシーで4000円弱!)。
ちょうどUSJが開幕した日で、大阪の新聞はどこも夕刊の一面、社会面見開きでUSJの記事を載せていた。 ところで、翌日の日経新聞科学面に「北海道でオーロラ見物」という記事が出ていた。おいおい。しかも、函館に帰ってきたその日、家で見た北海道新聞には「陸別でオーロラ観測」なんて記事がでていた。なんか不思議な気分であった。

国内でも海外でも、ツアー−しかも添乗員付き−を使ったのは初めてだった。
航空券からホテル等々あらゆる手間も、代金さえ払ってしまえばすべてOKというのは本当に楽だった。
個人旅行にはそれなりの魅力があるが、オーロラ見物のような僻地に行く場合は、それは考え物だろう。ただ、分かり切ったことながら、ツアーは当然、多人数になるから、集合時間も厳密で、自由に行動できる時間も限られる。通り一遍の土産物屋に連れて行かれるのも飽きてくる。移動時間がタイトで(それでも緩そうなのを選んだのだが)、何かノルマをこなしていくような感じさえする。
それでも、今回のツアーには満足だった。
何よりオーロラを見られたからだが、添乗員さんに恵まれたこともある。

ただ、もう一度オーロラを見にカナダへ行くのなら、ツアーはどうかと考えてしまう。取り敢えずゆっくりとした日程で、観測地で丸3日はゆっくりできるような日程を組もうと思っている。

(おわり)



indexback|next】

ご意見ご感想は「編集長の掲示板」へ



home
(C) 2001 webnews
ご意見・ご感想・お問い合わせはwebmaster@webnews.gr.jpまで