2001.5.26号 07:00配信


オーロラ・ハンティング

ズッキーニ入り天丼(4日目)


27日。
オーロラを見られた興奮のせいか、あまりにも疲れてしまったためか、まったく眠れない。

しかも、また腹が減った。昨日、スーパーで購入したパンに鮭缶、サラミ、ソーセージ缶、チーズを挟む。これが予想に反して驚くほど美味い。ま、腹も減っていたのだが。
このツアーは、いつもいつも腹が減るものだから、食材を、一応と思い買っておいたのだが、こんなに早く役立つとは。相方が買った、枕のように大きな袋に入ったマシュマロはまずかった。だからやめろと言ったのに。
ちなみにこの食材は、どれもこれも量が多く、ほとんどがゴミになってしまった。ごめんなさい。

そのまま眠れず、AM9:00すぎ、ホテルのレストランで朝食。卵とジャガイモとパンとコーヒーとグレープフルーツジュースという典型的な朝食。すっかりお腹が満たされると急に眠気が襲ってきた。
シャワーを浴びて横になったのがAM10:00ごろ。目が覚めると…PM4:00だった。
本来、この時間はオプショナルツアーが入っていて、ほかの人は犬ぞりやらスノーモービールやらを楽しんでいたらしいのだが、ワシらは最初から疲れることを予想し、なにも入れていなかった。正解正解。

さて、PM5:00からはオプショナルツアーの一つ、ドリームキャッチャー作りに参加。先住民族のお守りみたいなもので、輪っかに細い糸を蜘蛛の巣状にに巻き付け、鳥の羽やビーズ飾り付ける。細かい作業が嫌いなワシはすぐに嫌になったが、相方は喜んでいて、帰りのバンクーバーの空港でもキットを買っていた。

夕食は、ホテル内の日本レストラン。相方の天丼にはブロッコリーやらズッキーニやら洋物野菜が山盛り。こちらのうな丼も、妙な醤油味。ま、そんなものでしょう。

PM9:00から、最後のオーロラ鑑賞。雲が厚くダメだった。それでも、雲越しに明るい光が見えていた。雲がなければ、素晴らしいオーロラが見えただろうに、無念さが募った。

ダメなときは、やっぱり色々重なるもので、不幸は仲間を連れてやってくる。
何かの作業用トラックが通っているらしく、一本道の道路が通行禁止になった。AM0:00帰還予定が1:30に遅れた。オーロラが出ていれば大喜びだろうに、こんな天気のため、そういうわけにはいかない。天気が回復する見込みはなく、みな早く帰りたがっている。
やっと乗れた帰りのバスではガイドに毒づく人もいた。気持ちは分かるが、だれのせいでもないんだからしょうがないのに。

部屋に戻ったのは2時過ぎ。明日(というか既に今日)の集合はAM6:00と早かったので、眠る前に荷造りを始めた。予想したことだが、入らない。入らない。入らない!
AM3:00ころ、一段落着いたのでちょっと横になろうとベッドに入ったら、そのまま寝てしまった。案の定であった。



indexbacknext



home
(C) 2001 webnews
ご意見・ご感想・お問い合わせはwebmaster@webnews.gr.jpまで