2000.6.30号 06:00配信


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ハーブのある暮らし
6月のカモミール


チャイブの花の次に咲き出すのがカモミール。6月はカモミールの季節と言ってもいいくらい。ジャーマンカモミールもハーブガーデンにはぜひほしいハーブのひとつです。

真中の黄色い部分が盛り上がってきたら、収穫の合図。花の部分だけを取って、籠や紙の上で乾燥させます。青りんごの香りのカモミールティーはハーブティーの代表選手です。

欧米では「Good Night Tea」といわれ、風邪の症状を和らげ、不眠やいらいら婦人病にも効果的といわれています。保湿効果も高いので、お風呂ハーブやハーブ石鹸を作るときに利用したりします。

ジャーマン種は1年草ですが、お茶やお風呂に使った後、庭に蒔いておくとちゃんと芽が出るんですよ。


多年草のローマンカモミールは花は少ないのですが、葉っぱも香りがします。横に広がって増えるので芝生のように使うことができます。うちでも、ガーデンの歩くところに植えて、踏むたびに青りんごの香りが漂うようにしています。
 
ほかに染色に使う黄色のダイヤーズカモミールという種類もあります。カモミールは葉が込んでくると病虫害を受けやすいので、風通しの良い場所がお勧めです。



BlueBottle 渡部まさこ
bluet@seagreen.ocn.ne.jp
毎週金曜日更新


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