2006.8.23号 18:00配信


苫前海の家2006年夏休み合宿レポート


2年ぶりに苫前海の家での中高大生夏の合宿に参加しました。今年は、3泊4日の日程で寧楽共働学舎の福澤さんと一緒に子ども達と楽しい時を過ごしました。

福澤さんから合宿によせるメッセージ

感情・感性を豊かにすることができれば、これほど確かなことはありません。永遠の時を生き抜くための道具は、知性より感性と感じます。知性は学校で得られますが、豊かな感性は自然から奪うしかないとおもいます。 (福澤和雄)



共働学舎とは?
心身に障害を持つ人々と共に農業と工芸を主体とする生産的勤労生活の中で励みあっている団体です。北海道では寧楽、新得、沼田にあります。福澤さんは寧楽共働学舎の代表です。



8月10日から13日の4日間は良いお天気に恵まれました。海の家は、稚内と留萌を結ぶオロロンラインの中間にあり日本海に面しています。今回は、グループの中から「ドラム缶でお風呂を作りたい」という声がでました。ドラム缶風呂に入りながら日本海に沈む夕陽を見る。日常から離れて仲間過ごす時間はきっと良い思い出になったのではないでしょうか。

さて、お手伝いの大人の一人でもある私ですが今回もしっかり楽しんできました。ドラム缶風呂・・・どんなのができるのかしら?どうやって入るのかしら?ワクワクしました。3つのグループに分かれて作業しました、1班はドラム缶を洗って入り口のギザギザの部分を平にする作業。2班は、草刈とかまど作り。3班は、水道管を海辺まで繋げる作業。私は3つ目のグループの作業をしました。電動ドリルは、力がいたけれど面白かった!普段することのない経験でした。教えてくれる福沢さんの大学生の息子さんも優しい。人に物を教えたり伝えるのは難しいと思うのだけれど、わかりやすいのです。リーダーシップを感じました。できあがったドラム缶風呂に男子は気持ち良さそうに入っていました。さすがに女子は、入れなかったですね。う〜ん、この時ばかりは男になりたかったです(笑)。
3日目は、大学生のブッチが手打ちうどんを作ってくれました。彼は、食べ物屋さんでバイトをしているので料理が上手いのです。皆で手伝って作ったうどんの味は、シコシコとこしがあり美味しかった。キャンプでうどん!イイ感じ♪
そして、のーんびり過ごす子ども達を見ていたり、おしゃべりをしたりと私自身リフレッシュできました。それから共働学舎の人たちと食べた焼肉は、本当に美味しかった。芋掘りをしたジャガイモで子ども達が作ってくれたカレーも美味しかった。美味しい話ばかりになってしまい申し訳ないのですが(笑)、食事作りは当番制だったのでこれもまた良かったです。子ども達の成長を感じる事ができました。子ども達は、夜な夜な遅くまでしゃべっていたみたいだけど学校の事や将来の事など尽きぬ話もあったのだろうなぁ。そんな話をしたり、一緒にぼーっと時を過ごす友達がいるってとてもありがたいことだと思います。今の時代なかなか難しい年齢のタテの繋がり、これからも大切にして欲しいと思いました。いつまでも仲良くネ。


今年の合宿は、天候にも恵まれたし、のんびりできたし、苫前温泉ふわっとに毎晩入りながら星を眺めることもできたし・・・幸せを感じた合宿でした。

合宿の写真1|写真2





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