2003.9.6号 19:00配信


包丁研ぎ



切れる包丁は、料理を楽しくし、出来栄えもよくします。
今、包丁売り場の大部分を占めるステンレス製の洋包丁。切れ味は鋼に劣るけれど研がなくていい、という考えが広まっているようですが、そんなことはないんですよ。どんな包丁でも研げばよく切れるようになります。

●家庭で使う砥石は、中砥(やや粗めの800番くらい)を用意すればいいでしょう。
●砥石はたっぷり水に浸してから。砥石を5分以上水につけてから取り出し、動かないように下に濡れタオルを敷きます。包丁は研ぎ汁といっしょに研ぐので、砥石が乾いてきたら、上からポタポタと水をたらし、研ぎ上げます。


(1)
包丁を砥石に対して45度にあてる。
砥石と包丁の間に十円玉をぎゅっと押し込んだくらいの角度にする。研ぐ部分に指3本を立ててあて、角度を一定にし、手元の方から研ぐ。


(2)
表の刃全体にかえりが出たら、裏を研ぐ。砥石に対して90度にあて、かえりが取れるのを目安に研ぐ。




(3)
研ぎ終わったら水でよく洗い、乾いた布でふき取って終了。

片刃の和包丁は、刃のついた方だけを研ぎ、両刃の菜切り包丁などは両面を研ぎます。






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