2003.5.22号 12:00配信


家庭園

(サロマ町:うめこ)


さて夜は実はwebnews札幌宿舎に泊まるつもりであったが、準備できていないとのことで、結局いつもの姉の家に泊まった。1年に1度くらい来るのであるが、昔は本当に山の中の1件家のようであったのが、いつの間にかすっかり住宅街と化してしまった。犬を飼うのと庭をするのを楽しみにしているうちである。毎年「庭を見に来て。」と言うので、毎年のようにご自慢の庭を愛でて賞賛するのだが、ここ数年は業者が入り、大掛かりに手を加えている。

朝、目覚めて窓の外を見てビックリこいた。去年だか立派に完成したはずの日本庭園がすっかりと様相を変えていたのである。ど真ん中にあった栗の木も切られ(確かにあれは邪魔だったが)、あちこち植物の大移動があり、スッキリと同時に藤棚だの石畳だの、随分と豪華である。一番わたしの目をひいたのは木のベンチとテーブル。そこらのお店にあるものとは雰囲気が全然違う。聞くとタイからの輸入品とのこと。もうこれ以上朽ちないと言われるほどの古い材である。流木のようでもあり、大変趣き深い。その写真を撮れなかったのが、今回の一番の悔いである。

瓶に水を張ってメダカを入れたり、高山植物のコーナーがあったり、あちこち見て回っても全然飽きないのである。これだも、日中電話してもいつも出ないはずだ。草取りなど、一日の大半を庭で過ごすらしい。もちろんレンガ造りのバーベキュー台も製作中であった。「あれいる?これいる?」の問いに全部「いる!」と答えて、今年も車の後ろは掘り返した花の苗だらけと化した。帰ったら、まず雑草取りから始めなくては・・・。

さすがガーデニングの町、札幌。こうして札幌の第2日目は始まったのである。




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