2002.3.9号 07:00配信


さくらうめこの梅小路

3月8日(金)ゴロウの忠誠

(サロマ町:うめこ)



我が家には愛犬ゴロウがいる。真っ黒いラブラドール、オスの4才、けっこう大きいので見かけは熊みたいだと怖がられる。冬の間はずっと家の中で飼っている。朝、起きて一番の仕事はゴロウを裏の庭に出し、おしっこをさせることだ。裏庭は一応フェンスで囲まれている。

今朝も裏の戸を開けてゴロウを外に出しながら思った。降り積もった雪がまだこんもりと残り、フェンスを覆うように続いている。雪の上を歩いていけば簡単に外に遊びに行けるのにどうして行かないのだろうか。そのくせ玄関に来客があってドアが開くと、隙を見て逃げ出そうと必死なのである。そんなに外に行きたければ裏から行けばすぐなのに。

また時々玄関から脱走をみた時にも最近はあわてなくなった。行き先は決まっている。まず近所の白いビジン犬のところへ走っているはずだ。車ですぐに追いかけて、プッとクラクションを鳴らすとすぐ飛んできて開けたドアから車に飛び乗る、軽いもんだ。

ゴロウの散歩は車で郊外に出かけ、放して車と一緒に走る。時速30キロくらいのスピードで走ることもある。いい加減疲れると車に寄ってきて飛び乗る。家に着いたら車から降りて、「ハウス!」と言うと玄関から家の中に入っていく。

前に飼っていた犬(雑種)はいったん逃げたら絶対につかまらなかった。散歩に行っても帰り道、家が近くなると歩みが遅くなり、帰るのを嫌がった。裏のフェンスは雪がなくても下を掘ってでも脱走を試みた。ゴロウには全くそういうところがない。人につくラブラなので人に忠実なのか、それとも前の雑種ランに比べると、ひょっとして頭が悪い?とも思わされる。どちみち楽でいいかもしれない。



裏庭でおしっこをするゴロウ

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