2001.9.15号 07:00配信


さくらうめこの梅小路

9月14日(金曜日)命を活かして

(サロマ町:うめこ)



この数日、大雨やら牛の病気やらで身辺が慌ただしい中、今度はアメリカで連続テロの事件が起こり、それでも初めは遠い世界のこととしか思えなかったのですが、乗っ取られた飛行機の中から家族に最後に「愛してる」と言いたくて電話をかけてきた話や、「わたし恋人は強い人だからどこかできっと生きていると信じてる」と言う女性の言葉などを聞いていると、命を突然奪われる口惜しさや愛する人を奪われる悲しみを思うと、なんだか急に涙が出て来てしまいました。

こういうことがあるといつも思うのは、こうして今あるわたしの命に感謝し増して健康なこの体、精一杯活かして生きていきたいということです。それでは何をするかというと、今の自分の役目を全うすることだと思い当たりましたが、さしあたり汚い家の中を掃除し山のような洗濯物を片付け3度の食事の支度をするだけの一日となりました。なんだか大したことないわたしの命かな。

ごりさんも日本一周の道中、何度もこわい目にあって自分の命を見つめるようなことがあったかと思います。そうした旅を無事に終えた今、必ずや自分の命を活かしてこれからの人生を生きていこうとするはずと信じます。まだまだごりさんに、学ばせてもらいたいと思っています。



【webnews掲示板にあったお祝メッセージに宛ててのごりさんメール】


過分なるお祝いのお言葉に接し感激しています。長い間のご声援のお陰でなんとか無事に夢に見た開聞岳を仰げました。まだしばらく世の役に立てそうにありませんが今しばらく妻の扶養に甘えやがての第二の人生の旅立ちをと考えます。オホーツクでの温かなみなさんと豊かな自然との出会いは私の生涯の宝ものです。 改めて厚くお礼を申し上げます。
今田清三



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