2001.6.20号 14:00配信


さくらうめこの梅小路

6月19日(火曜日)「心を寄せて」

(サロマ町:うめこ)


【ごりさんメール】

夜来 雨 4時発 象潟からは 芭蕉さんの足跡さがし 最上川上ります
祝いの日と悲しい日が一度に! 長女信子は浪子の残してくれた命。その誕生日。そして私の一番尊敬する俳句の師。朝倉和江先生の死をさっき知りました。雨の中でどう気持ち整理したらよいのか?涙が流れて今日はもう歩けません。
ごりは弱いやつじゃけのーいけませんわ。雨はひどうなるし今日はもう歩けません。長崎で先生に会うの励みに歩いとったけー。信子にはうめちゃん知らせてくれた誕生花から一句作ってやったよ。ありがとう。「バラ咲くや 色きはめむと 雨の中」


人生にはいろいろなことがあるなあとごりさんのメールを通して思わされた一日でした。人の命は限りあるものとは言え、その別れが一番辛いものです。反対に、人と人とのつながりを感じることができるのが、人として一番の幸せかもしれません。

今日は中体連の試合が各地で行われ、地元では野球の試合もあったので見に行きました。地元同士の対戦となり、どっちを応援したらいいのか迷いながらもの観戦でした。
レベル的には決して高い水準ではないかもしれません。でも、春以来、それぞれの条件の中で精一杯鍛練を積み重ねた成果を出さねばならない、子ども達の真剣な気迫を感じました。互いに声を掛け合い、励ましあっての試合の応酬も良かったです。結果はともあれ、“力を合わせて”を体いっぱいに表現し、また感じあったことでしょう。
力を合わせることは“心を寄せること”だとも思いました。いい試合だったと思います。

ごりさんの尊敬する先生の訃報に接し、楽しみにしていた逢瀬はもうないにしても、ごりさんの歌の作品の中に先生の教えが生き続ける限り、お二人の気持も離れることなく永遠になるものと信じます。“心を寄せて”。ご冥福をお祈りします。




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