2001.6.8号 07:00配信


さくらうめこの梅小路

6月7日(木曜日)「ヒーローと吉永小百合」

(サロマ町:うめこ)


【ごりさんメール】

6時、こわごわの出発。命からがら歩いてるよー!
松前もう少しです。
やっほー!本州見えましたよー。
ほんまに見えるんです! 松前で買い物しなんとか白神まで行きます。
バス停に落ち着きました!白神18:15着です。とりあえず


ごりさんが今日歩いたルートは、松前半島の西海岸。熊がよく出没するところなのだそうです。夕べから心配した奥様から電話が入ったりしましたが、どうすることもできず、ひたすら無事を祈りました。それで、アラスカの自然を撮り続けて熊に襲われてなくなった星野道夫さんのことを思い出していました。そして歯医者で見た週刊誌に、やはりアラスカのマッキンリーで命を落とした上村直己の記事を読み、それによると「ヒーロー」というのはみんなの夢を代行してくれる人のことなんだそうです。なるほどなあと感心しました。毎日歩き続けるごりさんも、やっぱりヒーローかなと思い、しかしヒーロー本人は、決まってそういうことを自覚していないものだとも思いました。

またその週刊誌に吉永小百合も載っていて(彼女は永遠のヒロインか)、なんとわたしは吉永小百合にそっくりではありませんか。言うまでもなく顔ではございません。意外と性格が似ているかもしれないのです。まずはスキーと水泳をするところ。すぐはまって夢中になるところ。スポーツ観戦が好きで、それも黙って観てはいられず声が出るところ。「行け〜!やれ〜!」と激しい言葉が口から勝手に飛び出すところ、そっくりです。

以前テレビに吉永小百合が出た時に、うちの熱狂的ファンの夫いわく「ほら、これがかの有名な吉永小百合だよ、見てごらん。」 息子「この人のどこがいいの。」 夫「何を言う、かつての広末涼子だったんだ。」 息子「ただのおばさんじゃん、これならうちのおっかーの方がきれいだ。」 持つべきものはかわいい息子!夫は今日、わたしが吉永小百合に似ていると報告すると、「やめてくれ〜〜!!」と絶叫していました。ちなみにごりさんもやはり吉永小百合は「大大好き!」だそうです。ヒーローも永遠のヒロインがお好きでありました。




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