2000.6.10号 06:00配信


ところだより

常呂町教育委員会社会教育課

○ところガイド2000
●常呂・錦水・川沿・日吉小学校運動会=6月11日
●第38回町民ピクニック=6月18日
●クリーン・アップ・ワッカ=6月19日(常呂高校生による清掃ボランティア活動)
●第15回サロマ湖100kmウルトラマラソン=6月25日
●第40回町民大運動会=7月2日
●2000インターナショナルオホーツクサイクリング=7月7日〜9日
●第32回網走地区身体障害者スポーツ大会=7月23日
●第21回ところふるさとまつり=8月14日〜16日
○クリーン・アップ・ワッカ
毎年恒例となっている常呂高校の全校生徒によるサロマ湖の砂州「ワッカ」地区の清掃活動が6月19日に行われます。ゴミなどの清掃はもちろんのこと、ワッカ原生花園の植生を守るための雑草の抜き取り作業を行います。今年は、高齢者教室である「オホーツク大学」も一緒に行うこととなり、高校生とお年寄りの間でどのような会話がされるのか楽しみです。また、お昼も一緒に森林公園でバーベキューが行われる予定で、より深い交流が図られるものと思います。

●ワッカ原生花園
サロマ湖とオホーツク海を隔てる砂州に国内有数の原生花園である「ワッカ原生花園」が広がっています。常呂町では、この原生花園の保護のため、平成3年に砂州を通る町道(24km)への車両の乗り入れを全国で初めて禁止しました。町道を廃止したため、地方交付税の減額にもつながる大きな痛手を伴うものでしたが、常呂町の決断は勇気ある決断として「常呂方式」と呼ばれ、高い評価を得ました。

この道は、「龍宮街道」と呼ばれ、訪れるものの心を奪う壮大な自然の花畑が広がっており、その植物は300数十種類といわれています。これから花の時期を迎えますが、今は、自転車や馬車で楽しむことができます。

○「ワッカ原生花園」花だより
6月に入り、ワッカ原生花園では可憐な花が咲き始めています。

今は、ハマハタザオ(アブラナ科)の白い花や釣鐘状の花をしたヒメイズイ(ユリ科)など10種類の花が咲いています。これから日曜日に向けては、ハマエンドウ・センダイハギ・エゾノコリンゴや一番遅く咲くミヤマザクラが見頃となってきます。

詳しくは、サロマ湖ワッカネイチャーセンター(電話0152-54-3434)までお問合せください。
○6月18日放送の「北再発見」は常呂が舞台
札幌テレビ放送(STV)制作「北再発見」の6月18日放送は、常呂町が舞台です。北海道のローカル版のため、全国の人が見られないのは残念ですが、道内のみなさんぜひご覧ください。

6月2日に大塚まさじさんのコンサートがありましたが、この大塚まさじさんが関わりをもった「風のがっこう」などが舞台です。詳しくは、当日の放送をお楽しみに!日曜日はゆっくり寝ていたいところかもしれませんが、ちょっと朝早く7時30分からの放送です。

●「風のがっこう」
常呂町の中心部から北見方向に10数キロ、日吉の手前に福山という集落があります。1992年春、今から8年前にここの福山小学校が児童減少のため休校となりました。地域の人たちは、この小学校の歴史を子どもたちが彫り続けた版画カレンダーで残すこととし、一冊の本にまとめ出版することになりました。この版画カレンダー作成の過程において、地域を超えて人々が集い、「学校」から「学びの場」への夢が広がりました。この年の秋、「福山小学校」は新しい生涯学習の場「風のがっこう」としてよみがえりました。以後、これまでに数々の講 座・教室等が行われ、講師には大学教授・雑誌編集長・フォークシンガー・イラストレーターありと、そのネットワークは今も広がり続けています。そして、今はこの生涯学習の枠組みを超えて、さまざまは人々が「風」を運ぶ地域文化想像の場へと発展してきています。

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