2009.5.31 21:00配信


津別町のデジカメスケッチ

(webnews津別支局長:オオヤネ)



津別素描
木の町のスポーツ(?)・ツリーイングを楽しむ人々



ここは道立21世紀の森キャンプ場……の、入り口です。目立つ服装の人たちが、何やらやっていますが……。




木登り? いえいえ「ツリーイング」と呼んでください。ロープを使って安全に木登りする「ツリーイング」。自然の中だけでなく、都会の公園でも行われているようです。津別でも、5月に数回にわたって体験会が開催されました。あちこちに高い木が見られる津別では、うってつけのスポーツ(?)で
すね。今回は、30、31日に開かれた体験会に、ちょっとおじゃましました。




主催は、道東ツリーイングクラブ。日本国内と韓国でツリーイングを展開している「ツリーマスタークライミングアカデミー(TMCA)」の、北海道道東ブロック事務局です。
しかし、高いですね。本当に登れるのかいな?




本格的に登る場所へ移動するようです。レスキュー隊? いえ、今回のツリーイングに挑戦した、3人の町民です。




今回の講師は、道東ツリーイングクラブ事務局の滝澤さんです。道すがら、樹木の勉強。
登る樹木の知識をきちんと持っていないと、安全にロープをかけることだってできない。漫然と「木」に登るのではなく、どんな木に登るかが重要なようです。




この辺で始めるようです。いいロケーションですね。左に流れるは、津別川。




まず双眼鏡で、これから登る木の様子をチェック。安全な木の条件は、鳥が巣をつくっていないかなど、全部で6カ条があるそうです。




パウチ(写真の赤い物体)を取り付けて、枝の上に投げます。




パウチを木に乗っけるまでに、けっこう時間がかかります。必ずかけ声(コール)をかけてから、全ての作業を行います。パウチを木に引っかけるときは「スロー」。引っかけたパウチをおろすときは「ラック」。




登ります。
注・画像で見えているロープの結び目をまねて、ロープを結んで登ることは絶対にしないでください。この結び目になるまでに、きちんとした順番の結び方があります。見よう見まねで結んだロープで登ったりすると、途中でほどけることがあり大変危険です。




登ります。
右足を、自動車のアクセルを踏むようにぐいぐいやっていけば、黄色いロープが体を持ち上げていく仕組みのようです。




うわ、もうこんなに登ったのか。第二陣も追っていきます。




相当、高いところに来ました。地上10メートル、というところでしょうか?どんな景色が見えているのでしょう。




一方に津別川、もう一方にこの緑。きっとすばらしい景色なのでしょう。




これは、滝澤講師の登り方。やっぱり速い。スルスルと登っていきます。それにしても、樹木についての知識も増えるし、登る木には事欠かないし、景色はすばらしいし、「木の町つべつ」で行うにはうってつけですね。





「ツリーマスタークライミングアカデミー(TMCA)」のホームページ
http://www.treemaster.jp/
道東ツリーイングクラブについては、TMCAのホームページ→
「AREA」→「北海道道東・中央」をご覧ください。





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※みなさんの街の様子を写真で送ってください。掲載します。

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