2008.7.20 21:00配信


津別町のデジカメスケッチ

(webnews津別支局長:オオヤネ)



津別素描
「津別の遺跡ツペットウンチャシ・その2」



「道立21世紀の森」から、町を見下ろすところ。
左が共和球場。右が……




そう、津別の遺跡「ツペットウンチャシ」。
先週に引き続き、やってきました。7月13日のデジカメスケッチで、一部「ツペットゥンチャシ」(小さいゥ)となっていましたが、正しくは「ツペットウンチャシ」(大きいウ)です。




調査も終盤(19日終了の予定)とのこと。
見学は自由ですが、ロープの向こう側からこちら(=遺跡)に入るには、必ず作業している方の許可を得てから。土嚢(どのう)が階段になっているので、ここを上り下りして、発掘現場に向かいます。




おっと、いきなり「鹿の骨」です。
チャシとは、アイヌ語で「砦」を意味します。鹿の骨がたくさん発掘されている、これは、ここで何らかの儀礼が行われていたことを意味するのではないか、とのことです。




写真では、2〜3段に掘られていますが、そのうち一番上の段に注目。白線を引いたように、鮮やかな地層が見えますよね?これは、1600年代に樽前山と駒ヶ岳が噴火したときの火山灰層!400年前の、何百キロも離れたところの火山灰。それが、空間と時間を超えて今、目の前に見えているのです。うーん、考古学ロマン。




その火山灰層の下から発掘されているということは、ツペットウンチャシは1600年代以前のものである、ということのようです。お話は、美幌博物館から来ている調査員の方に伺いました。




お忙しいにもかかわらず、調査で分かったことを詳しく教えてくださいました。




先ほど鹿が発見された場所に、目印の棒を立てているところ。




発掘場所に水をまいているところ。
なぜ水をまくかというと、記録撮影は、地面が湿っていた方が写りがいいからだそうです。なるほど……。




チャシのすぐ後ろは、崖。しかもものすごく切り立っています。地盤も軟らかい。のぞくとちょっと(かなり)怖かった……。




しかし、遠くに目をやると、大変眺めがよい。豊永方面を一望できます。




視線を右へやると、ふれあい公園パークゴルフ場。一面の芝が美しい。




美幌博物館の学芸員さんの話によると、骨や陶磁器、鉄器など1,800点以上が発掘されているとのことです。中世のロマンが、この町にも眠っているなんて、どきどきします。発掘作業は先週土曜日で終了(予定)ですが、埋め戻しは今週に入ってからとのことなので、まだ発掘現場が見られるかも知れませんよ。詳しくは、教育委員会・社会教育課へお問い合わせを(電話0152−76−2713)。



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