1999.10.13号 08:30配信



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スペシャルオリンピックス
アップデイトシリーズ


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   スペシャルオリンッピクス北海道のみんな達
       アップデイトシリーズ
   提供 SO北海道 運営委員長 佐藤 章
       No2  発行時期   1999.7
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皆さんこんにちは、イマムーです。

前回から、SO北海道運営委員長佐藤章さんの提供によるアップ
デイトシリーズが始まりました。このシリーズは、全世界のSO
ファミリーに、SOI(スペシャルオリンピックスインターナ
ショナル−SO本部)から伝えられる情報です。原文が英語のた
めSON(スペシャルオリンピックス日本)スタッフによる翻
訳作業と、文脈精査作業を経るため幾分季節が過ぎてからの情
報となりますが、作業行程にご理解をいただき、
お許しください。

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アップデイトシリーズ ’99 No2
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10/12/1999
前回に引き続き報告をお伝えいたします。
今回は世界各地からのSO情報や、スポンサーニュースなどを
アップします。

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○ レコードグラントがプログラムの発展を支援
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ノースキャロライナ州でのSO世界夏季大会の間におこなわ
れた会議で、クリスマスレコードグラント計画より最近基金を
受けた認定プログラムの代表者は基金から得た資金をどのよう
に活用しているかを表明する機会を得た。代表者達は同席した
オリジナルアルバムの制作を助けた Jimmy Iovine 氏とその
夫人 Vicki Iovine、レコードプロデューサーの Robert
Shriver氏、クリスマスレコードグラント管財人、レコードアー
ティストの Jon Bon Jovi、Sergent Shriver、
Eunice Kennedy Shriverと共に報告を聞いた。
14のプログラムから発表があり、いくつか注目される例を
以下に紹介する。

○ SOエジプト
1998の始めにこの基金を受け取り、40人のアスリートに
トレーニングと競技の機会を与えるため20の団体と共に行動を
起こした。現在約70の組織が3200人のアスリートと行動し
認定プログラムは大カイロ・上エジプト地区を超えて国中の地域
社会へと拡大できた。

○ SOウガンダ
基金を新規寄付者が増加するような資金調達計画のパン種とし
て使っている。基金のお陰で、12人の30周年記念グローバル
メッセンジャーの一人であるウガンダのフローレンスナビヤンダ
はSOの社会的認知を高めるために精力的に国内を駆け回ってい
る。

○ SOパラグアイ
自国内で今までSOの情報が届いていなかった地方に、SOを
広めるために基金を使っている。SOパラグアイは新規にアスリ
ートを引きつける最良の方法はファミリーを通せばよいことを知
り、最も貧しく、最も辺鄙な地域のファミリーにもSOを伝える
ことに成功している。

○ SOベラルーシ
受賞した基金でMATP(モーターアクティビティプログラム)
を設立した。500人の新たなアスリートがトレーニング活動に参
加、登録し、ナショナルレベルで試合をする機会が生まれた。

○ SOアイルランド
最近USAマサチューセッツ州と州内の大きなアイルランド系
アメリカ人組織を活用しようと。ユニークなパートナーシップを
計画した。世界夏季大会の終了後、SOアイルランドのファミリー
ディレクターのキャロラインオーブライアンはマサチューセッツに
飛び、より多くのファミリーをSOマサチューセッツに引きつけよ
うと、アメリカ在住の人々と共に働きかけをおこなった。

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中東・北アフリカ地区が2000年に地区大会を計画
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中東・北アフリカ(MENA)スポーツ及び公共周知委員会は、
5月29日〜30日アラブ首長国連邦のドバイで会合を持ち、20
00年5月〜6月にモロッコで行う予定のMENA地区大会につい
てが討議した。
 将来大会を主催する認定プログラムは会議にそのプログラムのア
スリートを一人招くことを席上決定した。また、ファミリーサブコ
ミッティーの委員の一人が公共周知委員会に加わるよう、勧められ
た。地元の大学や学校にSOに関わって貰う方法の模索を検討した。
次の開催は1月に開催される予定である。

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ディズニー制作スタジオがロレッタクレイボーンを映画化
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元SOアスリートでグローバルメッセンジャーでもある
Loretta Claibornは彼女の人生を賭けてステレオ
タイプをうち破り、困難を勝ち抜いてきた。彼女の知的障害に対す
る率直な弁護は何世代ものアスリートを勇気づけ、世界中から彼女
の称賛者が生まれた。――ウォルトディズニィーもその一人であっ
た。
5月ディズニーはClaibornの素晴らしい生涯についてのテレビ用
映画「ロレッタクレイボーン物語」の撮影を開始した。
映画は2000年1月20日に上映予定である。彼女は法的には
生まれつき盲目とされ、4歳になるまで彼女は歩かなかった。
長年困苦を重ねた末、彼女はあるケースワーカーと出会った。そ
のケースワーカーが彼女にペンシルバニア州ヨークのSOプログ
ラムを紹介した。
長いランナーとしての選手生活の間にクレイボーンはフルマラソ
ンを25回完走し、SO世界夏季大会に5回出場、その他数多く
のスポーツ大会に参加した。現在は45歳となり、SOグローバ
ルメッセンジャーとして世界中を回り、SO運動のすばらしさを
学校や諸団体、議員達に伝えている。
映画はカナダトロントで撮影され、SOカナダのトロントのアス
リート達がエキストラで出演した。映画には前回の世界夏季大会
と他のSO競技会を撮影したフィルムの現物も使用された。

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アスリートパーソン アップデイト
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12人の30周年記念グローバルメッセンジャ−達は、1999
年のSO世界夏季大会中、開会式の式典から試合の最終日まで大
きな役割を果たした。SOのメッセージを伝えるために選ばれた
グローバルメッセンジャ−は世界各国からのSOアスリート達で
ある。
開会式ではMark SwiconekがABCコメンテーターのLeslie
Visserとオリンピック金メダリストのDon Janseと共に「アスリ
ートの行進」で各選手団の紹介を担当し、Sophia Wesolowskyは
Shriver夫人を紹介した。6人のグローバルメッセンジャーが大
会中試合に出場したり大会役員としてつとめを果たした。
メッセンジャー達は各々貴賓客のレセプションや晩餐会、ラリー
プレスブリーフィングで発言する機会があった。
Peter,Paul,MaryのコンサートではBilly Quickが司会者となり
Michal BojarskiはSOアスリートとしてグローバルメッセンジ
ャーを務める意義について感動的なスピーチを行って、スタンデ
ィングオベイーション(満場総立ちの拍手)を受けた。

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ファミリー アップデイト
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○ 1999世界大会でファミリーカーニバルを開催
ファミリーメンバーは6月30日ローリーのノースキャロライ
ナ州立大学のカーターフィンレィスタジアムでファミリーカーニ
バルを催した。この行事は全ファミリーに、活動的になって、娯
楽の時を過ごして貰う目的で企画され、ホットドッグ、ハンバー
ガー、アイスクリームといった典型的なアメリカの夏のメニュー
でもてなされた。
お客がスタジアムに到着すると伝統的南部ブルーグラス(カント
リーミュージック)カルテットがセレナーデを奏でた。地元のカン
トリーラインダンサーと伝統的カントリーラインダンスの団員も演
技を披露した。
ピエロが風船で作った帽子や動物を手渡し、エルビスのそっくりさ
んがロカビリーバンドにバックアップされてエルビス好みのバラー
ドを口ずさんだ。そっくりさんのエルビスは多くの客にとって、夕
べのハイライトとなった。彼はステージの周りに集まった人混みに
入り込み、アスリートやファミリーはこのコンサートを楽しみ、エ
ルビスのベストヒット曲ナンバーを一緒に歌った。
カーニバルはほんとうに国際交流の場になった。イタリアのサンマ
リノのファミリーメンバーがイギリスのファミリーと一緒にピクニ
ックし、ジャマイカのファミリーがアメリカモンタナの一族とバッ
ジを交換した。

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スポンサーニュース  アップデイト
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○ AOL(アメリカンオンライン社)が名士オークション
AOLは1週間に亘り名士スポーツオークションを主催し、SO
に資金提供をおこなった。共催はeBay社・コンチネンタルエアラ
イン社でオークションには様々な珍しいスポーツ記念品や7つの夢
の様な体験も提供された。夢のような体験として提供されたのは
最高の入札者には、世界一流のアスリートの靴に足を入れてみるこ
とを許すとか、野球のダイアモンドでTomy Gwynnとチップを交換
するとか、スキー界の伝説的人物Billy Kiddと一緒にスロープを
たたくとか、NASCARレースで密かに週末を過ごすとか、未来のオ
リンピック花形選手を目指して体操の金メダリストBart Connorと
Nadia Comaneciと一緒に子供をトレーニングするとかNBAオール
スターゲームで世界のバスケットボールの動きを抑えるとか、アラ
スカのキングサーモンとオヒョウを熟練釣り師と釣り上げるとか、
ハワイの3島で夢のような休暇を取って熱帯に飛び込むとかであっ
た。4万ドル以上のお金がSOのために集められた。

○ ピシアス騎士会がSOとの関わりを拡大
1999年1月ピシアス騎士会がSOをその慈善事業の対象に選
んで以来騎士会は「アスリート」を讃えるコインをロッジや地元の
地域社会で販売して積極的な役割を果たしている。世界夏季大会の
期間中騎士会はボランティアを出して、SOIの販売テントで働い
て貰い、そこでコインを販売した。さらに、州の大会やその他の特
別行事にボランティアとしてプログラムに会員を送るほどSOとの
関わりを深めている。

○ 寄付行為者の拡大
ダイレクトメールによる基金調達制度で、年間最低100ドルを
寄付した米国の人々――スペシャルオリンピックス“Winners
Circle“のメンバーの300人が招待客となって、世界大会を楽し
んだ。メンバーは世界大会チームアメリカラリーと6月26日の開
会式典に招待された。出席はできないが世界大会のサポートはした
いという招待客から13000ドルの寄付が生まれた。
 SO寄付行為者拡大スタッフとSOノースキャロライナのスタッ
フ、理事会のメンバーはこの機会を捉えSOの最も誠実で気前のよ
いサポーターの何人かと会い近づきになった。
多くのサポーターはアスリートのファミリーやボランティア、そし
て参加者であった。

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アップデイトシリーズの第2号でした。
ではまた。


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