2001.8.13号 07:00配信


熱中症対策 その4(夏季スポーツその3)




3 どんな水分がいいのか
 
何が良いか・どんなものがよいかいろんな意見があり、市販されている物も、多種多様にありますが、飲んだ水が素早く体内に吸収されることが大切です。さらに持続的な運動中の速効的に役立つエネルギー補給の必要もあります。そこで水分摂取の時の注意点をいくつかあげます。


糖分が3〜6%で、塩分が0.2%程度の水がよい。(多くの市販のスポーツドリンクが含まれる)
0〜5C程度の冷たい水が飲みやすく・吸収しやすく・冷却効果がある。
摂取時期は「喉が渇いてから」では遅すぎ「渇く」前に15〜20分間隔で
開始前には500mlを2〜3回にわけて、試合中は1回200ml程度
試合・練習の前後の体重を測定し、適切に水分摂取出来たかを確認する。(体重減少は2%以内に)           

4 水分は具体的にいつ摂取するといいのか

開始前に450〜500mlとっていると発汗が促進される。早朝開始でも夜間発汗しているので水分摂取は忘れずに
15〜20分置きに200ml程度とることが理想的。
ラグビーやサッカーなどの試合中はただの水を補給しハーフタイムに、500mL程度糖分・塩分を含んだものをとるようにする。
3時間を越えるトライアスロンなどは、補給水分はただの水は不可、塩分濃度を少し濃いめに。
1時間以内の強い強度の運動(バスケットボール・ハンドボール)の場合は、途中での補給水分は糖分がなく塩分だけでも可。(開始前は糖分必要)
試合・練習終了後も400〜500ml補給する。


白熊でした。
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