2003.6.29号 03:00配信


第18回サロマ湖100kmウルトラマラソン

(レポート:うめこ)



今年もやって来ました、「サロマ湖100キロウルトラマラソン」の日が。もう数日前から、サロマ湖の周辺の道路にこの大会の実施を知らせる看板が立ち始める頃、全国の走るつわもの達がマラソンの甲子園「サロマ湖ウルトラ」を目指して動き始めるのです。それは仕事を徹夜で済ませることに始まり、ある者は飛行機で、ある者は車を飛ばし、一部フェリーで道内入りし、ゆっくりキャンプをしつつ、本当に全国からサロマ湖目指して集まって来るのです。空港もしかり、高速道路のサービスエリアにも、あちこちに今にも走り出しそうないでたちの人影が見えかくれし、それらがみな北の方向→サロマ湖を目指してやって来るのです。

6月28日(土)前夜祭、於:湧別町。参加者はまず体育館にて受付を済ませ、必要な手続きとグッズをいただきます。サロマ湖ウルトラは国内における100キロマラソン唯一の公式レースでもあり、正確なタイムを測定するためにシューズにチップをつけて走る、そのチップも受付をした時に受け取るのか、そこらははっきり確認していませんが、おそらくそうだと思います。それから選手達は会場前に設営されたショップにて記念のTシャツやシューズなどのランニンググッズを見て回り(買うかどうかはそれぞれによると思いますが)、前夜祭の行われるホール“さざなみ”に移動し、用意されたご馳走に舌鼓を打つのです。

一方、会場周辺の公園にはたくさんのテントが設営され、それらはそのままそこに泊まって翌日のスタートに備える人達の宿舎であり、多くの人達は近隣町村のホテル民宿コテージなど、ありとあらゆる宿泊施設に宿をとっているようです。翌日の100キロマラソンのスタートは早朝5時であり、それに間に合うように集合するのですから、おそらく2時起き3時出発などというのもざらであり、それぞれの宿泊先では夜を徹してのおにぎり作りなども行われるのでしょう。

そう言えば開会式が行われる頃、湧別の町中では広報車が走り回り、「明日はいよいよサロマ湖100キロウルトラマラソンの日です。スタートは5時になっていますので、早朝ではありますが、町民の皆様にはどうぞ沿道に出て、スタートする選手達を励まし見送ってもらえるよう、ご協力をお願いします。」などとアナウンスして回っているのが聞こえ、スタッフをはじめ、町民もこぞっての応援であることを改めて思いました。

こうして「サロマ湖100キロウルトラマラソン」はやっと本番を迎えるのです。その様子はまた次回のレポートで。


・受け付け会場前の様子です。全国から集まって来たウルトラランナー達。




・受付の様子、応援ファックスが貼り出されたりもしていました。




・開会式会場の横断幕。本当にみなさん、頑張ってね!



・おいしいご馳走に舌鼓を打っています。食べ過ぎに注意してください。







●記事に対するご意見・ご感想は
「サロマ湖100キロウルトラマラソンの掲示板」







Home
(C) 2003 webnews
ご意見・ご感想・お問い合わせはwebmaster@webnews.gr.jpまで