ほぼ週刊さろま2003.10.29 10:00発行 第171号

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 わが町北海道佐呂間町より、町の様子、新しい情報を心を込めて発信します。
      (このメールマガジンは等幅フォントでご覧ください)

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 【巻頭言】                         by ももっち
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 町内の小学校でも学芸会が始まりました。数日前の新聞では、管内の小・中学
 校の特色ある学芸会への取り組みが載っていましたが、小規模校でこそ出来る
 事が沢山あるのだと思います。佐呂間町では学校再編や町村合併の話題で持ち
 きりです。そこに住む者の思いが反映される事を願います。

 もうじきハロウィンですね。佐呂間は9月始めのかぼちゃ祭りで盛り上がって
 いますので、“かぼちゃ行燈”も特段珍しくないでしょうが、今一度、実りの
 時期に感謝を示すお祭りがあっても良いような・・(毎度ながら、お祭り好き
 で・・)

 この時期、町内ストアの店頭では『カキ貝』という字を目にします。「食べた
 〜い」っと思いながら、決して買わない・・どこからともなくお裾分けが届く
 のをただただじっと待つ私でした・・

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 【町長のつぶやき】                   by サロマバタフライ
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 ◆ホタテ貝栽培養殖生みの親船木翁の永眠に想う・・・・・・・・・・・・・

  先日、町の産業功労者でもあった船木長太郎氏が91歳の生涯を終えられた。
  その最期は余りにも立派な大往生であった。亡くなる前日までお元気で、床
  屋などへ行かれ、翌朝、眠るが如く安らかに黄泉の世界に旅立たれたのであっ
  た。

  船木翁は一生をホタテ貝の栽培養殖漁業に捧げた方であった。いま、全国で
  60万トン(北海道45万トン)ほどのホタテ貝が生産されているが、その
  大半は栽培養殖の成功によるものと言っても決して過言ではない。

  日本の漁業はかって遠洋漁業を始め獲る漁業が長く続き、資源の枯渇、更に
  は200海里問題などから、特に北海道の漁民の多くは前浜での漁業を余儀
  なくされた。もしも、ホタテ貝の栽培養殖が実現していなかったら、北海道
  のホタテ漁業は今日の隆盛を見ることは出来なかったと思う。

  サロマ湖周辺の漁業者(オホーツク沿岸を含めて)は昭和の40年代頃まで
  に限られた資源を獲り尽くし、何時、回遊してくるか分からない魚を待つ日々
  が続き安定した生活を送ることの出来ない年も長く続いたと言う。

  船木翁は、20代の頃より目的を同じくする漁業者仲間と組合を組織し、サ
  ロマ湖内におけるホタテ貝の栽培養殖に向けての試験に取り組み、多くの研
  究者や行政をも動かし、長い長い歳月を掛けて本事業を見事に成功させた偉
  大な人物である。今では、ホタテ貝の栽培養殖漁法は当たり前のように思わ
  れ、実用化されているが、このたび船木翁の葬儀に際して、この偉大な業績
  に改めて敬意と感謝の念がこみ上げてきた。

  さて、この偉業を何とか全国に伝えたいと思い、今NHKのプロジェクトX
  sで取り上げてもらえないか打診しているところであるが?

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 【今週の慶弔】                       by ももっち
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 ★心よりお悔やみ申し上げます。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

     富武士 船木 長太郎さん(90才) 22日死去

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 【今週のお知らせ】                      by なおき
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  10月29日(水) パソコン教室   佐呂間小学校    19時

  10月30日(木) 若佐ふれあい会  若佐コミセン    10時

            パソコン教室   佐呂間小学校    19時

  11月 1日(土) お話広場     図書館       14時

  11月 2日(日) 佐呂間協会長杯ミニバレー大会 町体育館 9時

  11月 3日(月) 町功労者表彰式  佐呂間コミセン   10時

            落語講演会『大昭寺寄席』 大昭寺本堂 19時

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 【お知らせコーナー】                     by なおき
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 ◆札幌若佐同郷会親睦会・・・・by 札幌kenny(若佐同郷会顧問、元会長)

  日 時 : 11月1日(土)15時〜17時30分
  会 場 : ポールスター札幌4F「シンフォニー」
        札幌市中央区北4西6(道庁北側)
  会 費 : 5,000円
  内 容 : 総会議事、町長のお話、ゲーム抽選会など
        今年も盛会が期待できそうです。 

 ◆落語講演会『大昭寺寄席』・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

  夢づくり集団「パル」が久しぶりに企画した落語講演会『大昭寺寄席』が、
  11月3日(月曜日・祝日)に開かれます。
  出演するのは隣町の常呂町出身で真打の橘家富蔵さんと、埼玉県出身で、二
  つ目の「柳家 さん光」さん。ご来場、お待ちしています。

  会 場 : 佐呂間町朝日 大昭寺(たいしょうじ)本堂
  開 場 : 午後6時30分
  開 演 : 午後7時00分
  入場料 : 大人 前売り券1,000円 当日1,200円
        子ども(高校生以下小学生まで)500円、当日700円
  送迎付 : 足の確保が問題の方はお申し出ください。送迎します。
  連絡先 : 前売り券及び送迎のご相談は、佐呂間整骨院(2ー2444)
        大昭寺、今野新聞店、交流プラザ、及びパル会員まで

 ◆英二とかっぱのワイワイコンサート・・・・・・・・・・・・・・・・・・

  先日の“すみやかっぱ”でのライブも好評であったので、英二の第2弾を企
  画しました。みんな集まって楽しもうぜぃ!

  日 時 : 11月6日(木)午後6時スタート
  会 場 : 佐呂間コミュニティーセンター2階(2ー3448)
  入場料 : 2,500円(ワンドリンク付き)
  問合先 : すみやかっぱ(2ー2288)

 ◆「陶遊子」作品展のお知らせ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

  陶芸サークル「陶遊子」の秋の作品展を開催しています。おいしいコーヒー
  を飲みながらゆっくりご鑑賞ください。

  期 間 : 10月31日(金)まで
  会 場 : おしゃれなカフェ『cafe de free』
  料 金 : 入場無料

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 【今週の話題】                        by うめこ
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 ◆ハロウィン近しでカボチャの町は大忙し。・・・・・・・・・・・・・・・

  わが町サロマではカボチャのお祭りと言えば9月のはじめと決まっています
  が、世間一般では10月最後の日のハロウィンですよね、やっぱり。最近は
  日本でもこのハロウィンのお祭りを楽しむ人が増え、それに伴いハロウィン
  と言えばあれ、カボチャの提灯ジャック・オ・ランタンを作る人も増え、カ
  ボチャの町サロマへの問合せも急増。カボチャの手配から作り方の指導まで
  大忙しの今日この頃です。誰が忙しいかって?それは町のカボチャ博士“パ
  ンプキンタケダ大先生”です。

  かく言うわたしも何かにつけて彼にカボチャの手配をお願いしお世話になっ
  ておりまする。申し訳ないと思いながら、いつかカボチャの種類と味比べを
  やろうなんて話しは、とても楽しく、いつか『かぼち屋』なんて設立してみ
  たものだとカボチャの町の夢はふくらむ10月のサロマでした。
  http://www.town.saroma.hokkaido.jp/mailmag/03_1029_wadai.html

 ◆リクオライブinサロマ、終了・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

  秋の夜長、キリスト教会が盛り上がった一日の様子。
  http://www.webnews.gr.jp/umekoji/03_1027.html

 ◆学芸会シーズン到来・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

  各学校の学芸会がそろそろ始まりました。中には地域ぐるみの部隊発表の場
  となり、練習に余念のない父さん母さん、及び爺婆もいるかもしれません。
  子ども達に負けない発表を期待します。学校でみんなで食べたバザーの味も
  忘れることのできない思い出の一こまとなるでしょう。

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 【あれは30年前 〜昭和48年8月号「広報さろま」より〜】   by Don
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 ◆“農業を肌と心で学び輝く農村の夢に向って躍進しよう”
  「はじめての民宿に意気込む」
              〜網走支庁管内農村青少年技術交換大会終わる〜

  先月19日から三日間、管内から180人の青少年を集めて、当町で網走支
  庁管内農村青少年技術交換大会が開かれました。
  これは、新しい時代にこれからの農業を担ってゆく青少年が一堂に会して、
  お互いに身についている技術や知識を交換し、野外活動を通じて友情を深め
  て、農業に対する希望と自身をもとうという大会スローガンにもあるように
  「農業を肌と心で学び、輝く農村の夢に向って躍進しよう」というものです。
  この三日間は、町内の受け入れ農家53戸に分宿して実習をしながら、技術
  知識を交換しましたが、この民宿は今回が初めての試みで、当町4Hクラブ
  の熱意と意気込みがうかがえました。
  集まった青少年は、いずれも農業に情熱を持ったものばかりで、少ない日程
  の中で効果的にスケジュールを組んで消化、希望と夢と友情を秘めて、それ
  ぞれ帰途につきました。
  http://www.town.saroma.hokkaido.jp/mailmag/48_08_taikai.pdf

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 【森からのたより(45)】                  by 釜爺
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 ◆森の訪問客・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

  丸太の壁を叩くドラミングで目を覚ます。手元に置いたカメラを取って寝室
  の窓辺に忍び寄る。

        トントントン トントントン

  不整脈の鼓動のようにとぎれとぎれにきこえてくる音の主は先刻承知… 
  最近やって来るアカゲラに違いない。窓の真下の丸太を叩いているのだ。

  何としてもカメラに捕らえてやろうと窓をしづかに開くがみごと失敗…
  ショィと飛び立つとわずか葉を残した沢縁のアサダの梢にとまった。紅色の
  ベレー帽の頭を向けて寝ぼけまなこの小屋の主をみとめる。退散のしどころ
  とばかり落ち葉と連れ立ってさっさととびさっていった。

  ヒラリと明かり採りの三角窓に影が舞う。

  何者かと目を凝らす…半開きのカーテンのすきまからカメラを構える。
  ヒラリヒラリ…ネギ坊主頭のヒヨドリだった。

  窓ガラス越しにシャッターを切る。視界から消えては何度もやって来る。
  斜めに射す朝日をあびてハルニレの高い枝で気持ちよさそうに細いクチバシ
  を開けている。パチリパチリ…新調した三百ミリでめいっぱい引いて連写す
  る。今朝の訪問客はサービス満点…ヘッポコカメラマンのモデル役を演じて
  くれた。

  鳥の訪問は楽しい…大歓迎だ…ところが招かざる客がおしよせるには閉口…
  日課のベットでの読書の邪魔をする。そこにしか明かりが無いのだから、
  彼らにしてはやむなしの行動なのだろうけれど…

  モソモソと首筋や腕に取憑く。払いのけてももどってくるので指でつまんで
  放る。そんなことではあきらめるタマじゃない。

  一匹が二匹に二匹が四匹に四匹が八匹に八匹が…とてんとう虫に埋もれて眠
  る夢をみた。あきらめの境地でやっと眠りについたのに …でもカメムシで
  なかったのがせめてもの救いだワ アーアー…

        トントン トントン トトトトト

  また悪戯者のアカゲラがやってきた…今度こそ…カメラはどこだ… 

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 【サロマ湖 浜だより】                   by 海坊主
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 ◆今週のサロマ湖・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

  落葉が飛び交うようになった浜の様子は、ホタテの耳づり作業も終了し、早
  朝に養殖ホタテの出荷が行われている以外はひと段落ついていますが、ホタ
  テの変わりにカキ漁がはじまっています。むき身に殻つきにと出荷されてい
  ますが、今はむき身の方が多いみたいです。

  サケ定置網漁は終盤にさしかかってきたのかガクッと漁が減ってきたようで
  すが、それでも佐呂間漁協始まって以来の大豊漁となっています。底建て網
  漁はカレイが多いようで、ホッケやイカはまだ少量みたいです。

  カキが始まってくると熱燗が恋しくなってくるのは私だけでしょうか?きっ
  と編集長宅にも一人いるはずですが・・・、いますよね。

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 【国際交流こぼれ話】                    by ゆうこ
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 ◆“ハロウィーンといえば?”“やっぱ、カーラでしょう!!”・・・・・・

  今から10数年前、佐呂間町にかつてない超大型の台風が上陸した。当時パー
  マ高校の3年生であったカーラ・ウィリアムスは佐呂間に着くとすぐに、そ
  の威力を発揮し、カーラタイフーンを命名されたのである。

  有り余るほどの好奇心と行動力で、日々私達スタッフを驚嘆させた彼女は、
  その後大学で日本語を専攻し、卒業後に佐呂間の英語指導助手として再び上
  陸したのであった。(しかも、雨風共に威力を増して!!)

  とにかく、何をやるにも一生懸命。エネルギー満タンの彼女は、ハロウィー
  ンの仮装も、それはそれは大胆。頭からストッキングをかぶり、体中に包帯
  を巻いて現れたり、牛女になったり、私は毎年、心臓が飛び出るほど驚いた
  ものである。

  遊びも勉強も一生懸命。朝はインラインスケートで浜佐呂間まで散歩してか
  ら出勤、なんて朝飯前。それも転んで足から血を流し、あざをつくるなんて、
  日常茶飯事。すべてが私達の常識を超えるスーパーレディだった。

  彼女は私が始めて受け入れた留学生であり、その後、まるで姉妹のように過
  ごしただけに、彼女との思い出は語りつくせないほど。そして、それは私だ
  けではない。町長をはじめ、多くの佐呂間町民の胸には彼女とのわくわくす
  るような思い出がいまも、いきいきと息づいているはずである。

  彼女は、現在、故郷アラスカに帰り、パーマ市の隣町ワシラ高校の教諭とし
  て日本語を教えている。いまもタイフーンは健在だそうな。20数年を数え
  る姉妹都市交流の中でも、カーラの存在は、大きな礎の一つとなっている。
  彼女がいたから、これだけパーマと佐呂間は親密で友好的な関係を築いてこ
  られたと言っても、過言ではない。

  10月31日。ハロウィーンはカーラを思い出させる日である。

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 【てくてく日誌】                       by N&T
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 ◆ごあいさつ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

  寒くなりました。今週末には、私の一番嫌いな11月が来ます。11月は冷
  たい風(空っ風)が肌を突き刺すように吹き、「冬が来るぞー・・・」と叫
  んでいるように聞こえます。

  今週から時々、「てくてく・・・日誌」で参加させていただく事になりまし
  た。3年前に「佐呂間町主催のパソコン講座」に参加してパソコンにはまり
  ました。(ちなみにその時の先生は「うめこ」さんでした。)

  私達「N&T」から見えたり感じたりする「佐呂間町の様子」・「感動した
  北海道の景色」などをお届けしたいと思います。

  今週は、「摩周湖の夕日」・・・(お天気が悪くてあまり綺麗では有りませ
  んでした)と佐呂間高校の「高校講座」で「茶道」に参加した時の写真を添
  付します。(佐呂間高校卒業生の皆様・・懐かしい先生に逢えるかも・・・)
  http://www.town.saroma.hokkaido.jp/mailmag/03_1029_tekuteku.html

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 【キリンのぶつぶつ】                     by キリン
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 ◆10月28日「100頭牛舎完成」・・・・・・・・・・・・・・・・・・

  秋が深まってきた今月半ば、18日に大きな牛舎の落成式が行われたそうで
  す。新しい牛舎からは沢山の牛乳が。
  http://www.town.saroma.hokkaido.jp/mailmag/03_1029_kirin.html

  牛乳や乳製品は登場回数の多い食品ですね。骨粗しょう症・虫歯の予防や、
  冷え性・肩こり、肌に張りを与える効果もあるそうです。

  飲もう牛乳!食べよう乳製品!

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 【とものお気楽日記】                   by 山梨のとも
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 ◆お遊戯会・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

  先日、私の勤める保育所で、お遊戯会が行われた。サロマでわが子が体験し
  ていたお遊戯会とは、一味違ったもので、秋空の中、賑やかな子どもたちの
  声と、大人たちの歓声が山々に響き渡る一日となった。

  小さな保育所である。全園児、18名。1歳児から6歳まで皆が和太鼓を園
  庭で叩き始めてスタート。紅葉の山が後ろに迫る。赤や黄色、オレンジの山
  の葉のごとく、それぞれいろいろな音を出す。とても小さな子どもたちと思
  えないほど、迫力ある和太鼓に、私すら感動するスタートとなった。

  1歳児が立ち尽くし、5歳児が表情豊かに踊る、お遊戯。職員のいい加減な
  踊り、お母さんたちの完璧な踊り。

  午後からおもちつき、ゲームまである。町内のお年寄りの方々も招待され、
  終始笑顔の一日である。

  山に囲まれた小さな町の小さな保育所。山に響き渡る笑顔と歓声に、この町
  の元気を身体で感じる。皆が子どもたちを取り囲んで温かく見守っている。
  そういう中で育つ子どもたちは、本当に幸せである。

  長い間衣装や踊りの振り付けの準備で忙しかった毎日。それも終わり、やっ
  と仕事がひと段落着く。お遊戯会が終わった後、子どもたちにお遊戯会の思
  い出の絵を描いてもらったら、皆、太鼓かおもちの絵を描いていた。あれ、
  苦労したお遊戯の絵を描く子どもは一人もいない。お遊戯会のつもりが、子
  どもたちは、おもちつきと太鼓しか、この先記憶に残らないものかもしれな
  い。それもなかなか、面白い。

  園庭の桜の木の葉が今日も舞い落ちる。お遊戯会が終わると、そろそろ、冬
  の支度を始める時期となった。

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 【あっちこっちのサロマニアン】              by 沖縄の小梅
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 ◆握手と乾杯・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

  みなさんは乾杯や握手にどんな意味があるのかをご存じでしょうか。実はこ
  の2つ、どちらも意味は似たようなもので『友好』を相手に伝えるものなの
  です。ただし『友好』とはいっても“とても好き”の方ではなく“嫌いじゃ
  ない”という意味合いが強かったといえます。

  まず握手ですが、何故これが友好の印なのかと言いますと、それは利き手で
  ある右手をふさぐことになるため。つまり攻撃に使う利き手を使えなくする
  ことで相手に攻撃の意志がないことを示していたわけです。ですから逆に、
  左手での握手は敵意を示すことになってしまうので注意です。

  そして乾杯は互いの飲み物に毒を入れてませんよ、という意味が込められて
  います。どういうことかと言いますと、がしゃんとカップをぶつけ合い、そ
  の際に飛び散る酒が互いのカップに入ることで毒を入れられないようにして
  いたということです。

  普段よく使われている他愛のないしぐさにもさまざまな由来があるのです。
  なんだか歴史をも感じます、おもしろいものですね。

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 【編集後記】                   by 編集長さくらうめこ
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 いやいや、降りませんな、これ、初雪のお話し。もうそろそろだと思うのだけ
 ど、今年は暖かい中、初冬の日々が始まっています。我が家では家人が趣味の
 薪ストーブを取り付けました。子どもに火の付け方を教えながら、「昔は毎朝
 寒い中起きてストーブをつけたものだよ」と話しをし、しばし懐かしい薪の燃
 えるにおいに浸りました。焼き芋を焼いてシチューの鍋をのせて・・やっぱり
 ストーブはいい!

 漬け物用の大根干しの姿が見られないというのも良く聞きますが、我が家も今
 年はどうしようかと迷いつつ、先日、泥付き大根が玄関に置かれていたので、
 やっぱり始まってしまいました。漬け物シーズン到来です。暖かい日を選んで、
 外で大量の大根の土を落とす作業を経験したことのない人々の世代がもうすぐ
 そこに来ています。

 紅葉は終わってしまいました。でも今年は紅葉の色がきれいだったからか、茶
 色や黄色に変わった山々も、これまた新たな風合いが素敵で見とれてしまいま
 す。鮮やかだけがいいんじゃない、それぞれの美しさを感じるのは、これ、ト
 シのせいか?風にハラハラと舞う枯れ葉もきれい。足許の落ち葉もまたしかり。
 1年中「きれい、きれい!と年中感激がやまぬ幸せなサロマです。
 http://www.town.saroma.hokkaido.jp/mailmag/03_1029_kouki.html

 落ち葉で焚き火をしてまた焼き芋を。焼きカボチャもおいしいぞ。サンマも焼
 こうか、牡蠣も始まった。何ともおいしいサロマの到来です。寒さに向かいま
 すが皆様おからだお大切に。

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