ほぼ週刊さろま2003.9.24 10:00発行 第166号

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 わが町北海道佐呂間町より、町の様子、新しい情報を心を込めて発信します。
      (このメールマガジンは等幅フォントでご覧ください)

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 【巻頭言】                         by ももっち
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 寒くなりました。昼間は穏やかに経過していますが、空を眺めるとやはり秋を
 感じます。インディアンサマーのある日、仕事で網走まで走る途中、能取湖の
 サンゴ草に目を奪われました。サンゴ草は、お天気が良いとより鮮やかに見え
 るそうですね。湖の青とサンゴ草の赤、そのコントラストが見事でした。そろ
 そろ終わりだそうなので、今年のサンゴ草をぜひぜひご覧下さい。

 週明け日曜日、町営グランドでは「夢の球宴」が開催されておりました。また
 前日には児童館祭り、同日は図書館祭りなど子どものお祭りもありました。お
 祭りといえば、佐呂間の秋祭りがやってきますね。10月に入るとすぐ浜佐呂
 間で、それに続き各地で秋の収穫祭があります。お神輿がねり歩き、しばらく
 はお祭りモードで賑わうことでしょう。まるで冬を乗り切る生命の補給をする
 かのようです。


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 【町長のつぶやき】                   by サロマバタフライ
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 ◆牛舎の落成祝いに呼ばれて・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

  気持ちのよい秋晴れの日曜日(21日)、W君が《新しい牛舎》が出来たので
  是非とも見にきて欲しいと招待を受けた。

  W君は既に55歳になり、二人の子どもも立派に教育し、社会人として独立を
  している。今では、教育費も掛からなくなり、今後は奥さんと二人でゆっく
  りと楽しい人生を送るため経営規模も縮小するのだろうと思っていた。とこ
  ろが、何と二人は今までの規模を拡大して、60頭搾乳の近代的な牛舎を新築
  したのである。

  今回完成した牛舎は、W君がいままで35年間の酪農体験から学んだあらゆる
  知識を再構築し、徹底した省力化、糞尿処理を含めての環境整備、更に、牛
  にとって極めて優しい飼育管理に細心の気配りが見られた。

  W君夫婦の年齢を考えたとき、どう見ても、あと10年か15年で現役を引退す
  るであろうと思うとき“もったいない”との思いもするが。彼らはしっかり
  と将来を見通している。これだけの施設が完備されておれば、彼らがもし、
  いつ引退しても必ず新しい担い手が後継者として現れると彼らは先を読んで
  いるのだ。小生もまさにそのとうりだと思う。

  今の時代、一から農業、特に酪農を始めることは、あらゆる条件から見て本
  当に大変である。しかし、W君のような発想であればやる気のある若者がス
  ムーズに担い手として営農を継承できるのである。

  特に、W君の奥さんはこの牛舎の完成をことのほか喜んでいる。と言うのは
  これからは、省力化されて浮いた時間を大いに楽しみたい“牛飼い”でなけ
  れば味わえない喜びを是非果たしたいと夢に限りが無い、その目の輝きはま
  るで“夢多き乙女”ようであった。新潟に嫁いだ娘さんからお祝いに“越乃
  寒梅”が届いており、心地よく酔わせてもらった。


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 【今週の慶弔】                       by ももっち
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 ★心よりお悔やみ申し上げます。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

    佐藤 栄子さん 74才 宮前町 15日死去

    大串 愛子さん 86才 宮前町 18日死去

    高橋 トリさん 93才 川西町 21日死去


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 【今週のお知らせ】                      by なおき
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 9月24日(水) 総合文化祭(26日まで)  町民センター

          秋祭りブラズバンドパレード 佐呂間市街 15時30分

 9月25日(木) 秋祭り 神輿渡御・山車   佐呂間市街     9時

          若佐ふれあい会       若佐コミセン   10時

          秋祭り よさこい踊り    佐呂間市街 15時30分

 9月26日(金) 心と体のリハビリ教室 浜佐呂間活性化センター 10時

 9月27日(土) サッカー教室        多目的広場  9時30分

          お話広場          図書館      14時

          劇団恵庭小劇場公演     町民センター   19時

 9月28日(日) スター町民水泳記録会    スター      12時

          秋季消防演習   浜佐呂間活性化センター   13時

 9月30日(火) いきいき親子セミナー    児童館      10時


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 【お知らせコーナー】                     by なおき
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 ◆市町村合併住民説明会を開催します。・・・・・・・・・・・・・・・・・

  まちの未来をみんなで考えよう!!たくさんの意見や質問をお寄せください。

  ┌─────────┬───────┬──────────────┐
  │  開 催 日  │  時 間  │    開 催 場 所   │
  ├─────────┼───────┼──────────────┤
  │ 9月29日(月)│午後7時から │佐呂間コミュニティーセンター│
  ├─────────┼───────┼──────────────┤
    │ 9月30日(火)│午後7時から │浜佐呂間活性化センター   │
    ├─────────┼───────┼──────────────┤
    │10月 1日(水)│午後7時から │若佐コミュニティーセンター │
    └─────────┴───────┴──────────────┘

  ※ どの会場にお越しいただいてもかまいません。
  ※ お問合せ〜佐呂間町役場 市町村合併準備室(電話 2ー1227)
         e-mail:sagappei@ohotuku26.or.jp

 ◆佐呂間陶芸サークル『陶遊子』第2回陶芸作品展示会・・・・・・・・・・

  陶芸に興味がある人もない人も是非一度見に来てください♪

  と き : 9月23日(火)〜9月27日(土)
  ところ : 佐々木写真館(ギャラリーアクシア)

 ◆「かぼちゃ、いも、玉ねぎ」送ります。・・・・・・・・(佐呂間郵便局)

  シンデレラの町サロマから、ふるさと小包でお届けします。地方発送受付中

  ┌─────┬───────┬─────────────┬────┐
  │     │       │代金(郵便料・消費税込み)│    │
  │商品番号 │商 品 内 容├──────┬──────┤送付方法│
  │     │       │北海道・青森│その他の地域│    │
  ├─────┼───────┼──────┼──────┼────┤
  │  1  │かぼちゃL6玉│2500円  │2900円 │    │
  │     │(約10Kg)│      │      │    │
  ├─────┼───────┼──────┼──────┤    │
    │  2  │じゃがいも男爵│2500円  │2900円 │普通小包│
    │          │(約10Kg)│      │      │    │
    ├─────┼───────┼──────┼──────┤        │
    │  3  │玉ねぎ L  │2300円 │2700円 │    │
    │     │(約10Kg)│もとタマネギ│      │    │
    └─────┴───────┴──────┴──────┴────┘

  ※ 9月30日まで受け付けます。
    佐呂間の郵便局(ふるさと小包の係り宛 01587-2-3800)
    もしくは、mailto:hikko@titan.ocn.ne.jpまでお申し出ください。

 ◆お祭りだから100円セールやっちゃいます!・・(Aコープサロマ本店)

  これ以外にも100円商品をご用意しております。どうぞお越しください。

  【24日(水)】サツマ芋1本・豊水梨2個・豚ひき肉150g
          マトウダイ醤油漬け1切れ・食酢500ml・3玉うどん
          ミニ角あげ10入・揚げ物各種

  【25日(木)】柿L1玉・白菜1/2株・豚小間切れ150g
          まぐろ山掛け用100g・上白糖1Kg・3食焼そば
          低脂肪乳1000ml・のり巻き(細巻き)各種1本


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 【今週の話題】                        by うめこ
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 ◆真っ赤な秋、パート2・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

  ななかまどが赤い実をたくさんつけています。山の木々も梢から赤く色付い
  てきています。庭を見ればスズランの赤い実、そしてアスパラガスの赤い実
  もついています。
  http://www.town.saroma.hokkaido.jp/mailmag/03_0924_wadai1.html

 ◆図書館まつり・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

  読書の秋に先駆けて図書館まつりが開催されていました。毎年「古本市」を
  楽しみに見に行きます。色々な本を眺めているだけでおもしろいものです。
  そして今年もやっぱり見たら買ってしまいました。自分ではなかなか選ばな
  いジャンルの本も含めて10冊。中には本当に古くて懐かしい本も。ひょっ
  としたら値打もの?という気もします。あれもこれもと欲張ってしまっても、
  1冊10円ですからそれでも100円です。これはちょっと安すぎますね。
  来年はみなさんも覗いてみませんか、図書館の古本市。
  http://www.town.saroma.hokkaido.jp/mailmag/03_0924_wadai2.html

 ◆やっとこ遭遇、ゴミ拾いおばさん・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

  先々週にお知らせした早朝ウォーキングのゴミ拾いおばさんにとうとうお会
  いしました。本当に毎日歩くついでにゴミを拾ってくださっているようです。
  それにしても毎日毎日ポイ捨てをする人もあとを絶たないというものこれま
  た真実なのですね。毎日本当にありがとうございます。
  http://www.town.saroma.hokkaido.jp/mailmag/03_0924_wadai3.html

 ◆とうとう降霜・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

  お彼岸の23日の朝、霜が降りました。百年広場の芝生も真っ白でした。
  http://www.town.saroma.hokkaido.jp/mailmag/03_0924_wadai4.html


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 【読者からのメール】〜メール、待ってます。mailto:hikko@titan.ocn.ne.jp
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 ◆カボチャとジャガイモ届きました。・・・・・・・・・(さいたま市 T)

  8月の始めに小樽に上陸し一気に浜佐呂間まで爆走しましたが、北見峠と旭
  峠がきれいになっており、以前よりだいぶ近くなったような気がしました。
  あいにく天候不順できれいな夕日は見えませんでしたが、北海道の楽しい思
  い出をたくさん作る事が出来て、子供達も大喜びでした。また近いうちに佐
  呂間町に遊びに行けたらと家人と話しております。

  寒くなりますが皆様風邪などひかぬようにお身体に気をつけてがんばって下
  さい。ほぼ週間さろま楽しみにしています。本当にありがとうございました。

 ◆プレゼントありがとうございます。・・・・・・・・(東京都 キャプテン)

  3周年記念企画プレゼント「じゃがいもとかぼちゃ」只今拝領致しました。
  箱を空けたら大きなかぼちゃ2個と、きれいなじゃがいもがいっぱい佐呂間
  の香りと一緒に。

  さあ〜明日からが大変。当選を知?連絡をくれた人、サロマを走ったラン
  ナー仲間へのお裾分け。かぼちゃはきっと1/4、1/8に切り刻まれること
  でしょう。私が味わうのはそれから・・・・。

  きっと、ジャガイモで笑っち。かぼちゃで笑っち。「ダブル笑っち」になり
  そうです。ダブルエッチさん、スタッフの皆様ありがとうございます。

 ◆読者からの秋・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(佐呂間町 S)

  ももっちさんの巻頭言に「秋ってなんだろう」と書いてありました。
  アラッ!、、ホントに私の秋ってなんだろう、、?改めて考えて見ました。

  私の秋は「山」です! 9月になると山の緑が少し黄色くなります。その辺
  から、主人と私はソワソワ落ち着きがなくなります。週末になると山の本と
  天気予報のにらめっこです。今日もそんな1日でした。

  明日は然別湖を眼下に収める白雲岳と唇山に登る予定です。菅野温泉に一泊
  して、翌日、高原温泉の沼めぐりコースをトレッキングして来たいと思いま
  す。沼めぐりコースは2回目ですが、此処はホントに素晴らしい景色です。
  紅葉した山の景色が水に映る沼をめぐりながら、青い空の下を小鳥の声を聞
  き、程よい汗を流すのも良いものです。紅葉が綺麗に撮れたら写真送ります
  ね。今日は11日に登った樽前山の写真を添付します。
  http://www.town.saroma.hokkaido.jp/mailmag/03_0924_dokusya.html


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 【サロマ湖 浜だより】                   by 海坊主
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 ◆今週のサロマ湖・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

  浜は稚貝の分散作業が忙しく行われていますが、だいたい今週いっぱいぐら
  いでメドがたってくるのではないでしょうか。これが終われば今度はホタテ
  の耳吊り作業が始まってきます。

  先週の浜はサケ定置網漁が連日の大漁で、1日に2回網起こし(通常は1回)
  するほどで、帰港途中の定置船は今にも沈みそうなぐらいで、まるで潜水艦
  が走ってるみたいでした。今週も大漁が続けば厳しい話題ばかりの浜にとっ
  て明るい話題になるでしょう。というかなってもらいたい。(希望をこめて)

  朝晩めっきりと寒くなってきましたが、体調に気をつけて忙しいさなか寝込
  まないようにがんばりましょう。


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 【森からのたより(41)】                   by 釜爺
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 ◆怒ったかヘビ様・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

  「駄目だった、負けた、ヘビ返すよ…」キョウ婆からのメールがはいった。
  階段の下に脱ぎ捨てていった青大将の抜け殻を財布に忍ばせてパチンコに挑
  んだキョウ婆に憑きが一向にまわって来ないと言うのだ。

  贈った窯爺としては、いささか責任を感じるというものだ。そんな時「おい、
  あの職場、みんながヘビの皮もってるぞ」と驚き顔でKさんが言いつけに来
  た。キョウ婆が配ったモノらしい。

  Kさん曰く「あのさ、神様も切り刻んじゃ怒るかもよ…」窯爺も何となく納
  得する。「何人に配ったのさ」「一人にやったら断れなくて結局みんなに…」
  キョウ婆反省する。「神様は切り刻んだら、御利益なくなるの知らなかった」
  だってさ。これって笑うしかないネ…。

 ◆汚い汚い・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

  キミ婆が独り言を連発する。窯爺きこえていない振りしてすす払いをする。
  掃除ボランテアのさくら部隊がやって来てあれよあれよと言う間に床がワッ
  クスがけされてピカピカになった。築後十年目の丸太小屋は汚いだけじゃな
  くて丸太の隙間や、建具の隙間が出来ている。ついでに補修が始まった。

  大掃除したには訳があった。女性の客が泊ることになったのだ。児童文学作
  家のタイチさんから電話が入った。「加藤幸子さんを泊めてくれないかな、
  丸太小屋に興味があるみたいなんだわ、彼女ね二十年前の芥川賞作家さ」

  物書きを目指す者としては、芥川賞作家ともなると、神様だね。キョウ婆の
  ヘビ様のように粗末に扱う訳にも、とそこで掃除ボランテアの登場となった。
  そう思って見渡すと、汚い汚い、窯爺にもキミ婆の嘆きがつたわってきた。

  何とか、一段落、暦を眺めると、来るのは明日じゃないか…。加藤幸子の作
  品を数冊読んだ。すっかりフアンになってしまった。明日の出逢いがたのし
  みだ。

  ちゃんちゃん焼きでもしておしゃべりをしよう。日本野鳥の会の理事でもあ
  る加藤幸子の作品は、窯爺には児童文学を読んでいる想いがした。汚い汚い
  丸太小屋でも失礼にはならなそうだと思うことにした。


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 【キリンのぶつぶつ】                     by キリン
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 ◆9月23日「秋たけなわ」・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

  寒かった7月。8月のお盆過ぎから風が冷たくなってくるのですが、今年は
  比較的暖かったですね。収穫用の大型車・カボチャを載せて走るトラックが
  行き交い、秋の収穫期を迎えています。玉ねぎも次々と大きなコンテナに納
  まり、キャベツは出荷待ち。

  キムアネップ崎ではアッケシ草が咲いています。昨年の方がもう少し赤かっ
  た様に思いますが、見に行くのが遅かったかな?
  http://www.town.saroma.hokkaido.jp/mailmag/03_0924_kirin.html


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 【あっちこっちのサロマニアン】              by 沖縄の小梅
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 ◆わたしの秋・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

  うだるような暑さに見舞われた沖縄にも、少し秋の空気がおりてきた。朝夕
  の短い時間、涼しく、肌にさらりと心地よい秋風が感じられる。昼間もまだ
  まだ暑いことには変わりないが、まとわりつくようないやらしい暑さとは質
  がまた違う。北海道の、紅葉などの目に見える秋の到来とはまた違い、沖縄
  の秋の気配は肌に触れる空気の感触ですぐに感じ取られる。

  私的な話になるが、私は秋という季節が昔から好きだ。少し肌寒いくらいの
  涼しい空気も、くすんだ空の色も、色付いた葉も、冬に備えてせわしく餌を
  貯える動物たちの生命活動も、なんだか哀愁漂う雰囲気も。食欲の秋、スポー
  ツの秋、芸術の秋などたくさんのネーミングを合わせ持つ秋であるが、私は
  食べることも動くことも、本を読むことも映画を見ることも音楽を聴くこと
  も大好きなので、まさに秋は私にとって理想の季節なのである。

  さて、そんなわけでまわりが皆帰省中で遊び相手もいない夏休み後半。バイ
  ト以外の時間はもっぱら部屋に引きこもって本とビデオ三昧の日々です。
  『シルガ』というリュックベンソン監督のアフリカ映画を昨夜明け方眠れな
  い中見たが、なんとなく気に入った。本は『青い炎』17才の少年犯罪をつ
  づったもの。現在映画化して放映中。クラシック映画がなかなかおもしろい
  ことに気付いていろいろ発掘中。『カッコーの巣の上で』も初めて見たが心
  に響くものがあった。

  はてさて、映画も本も実際体験したことのない世界をかいま見ることで、ま
  た人物が関わり合ってゆく中でのあらゆる感情を目のあたりにし、心に吸収
  していくことで人生を生きる人間として学び取れるものごとが多々ある。い
  わばマニュアルのない人生の教科書であろうか。私もいまだ何を見ても読ん
  でも感動・驚嘆するということは人間発展途上時期なのでしょう。

  では、みなさん良い秋をお過ごしてください。おまけ‥秋の夜空も最高!以
  上ひさびさの小梅でした。


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 【編集後記】                   by 編集長さくらうめこ
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 告白。先日ふと気付くと何と車のワイパーが冬用のまま!すぐ替えようと思い、
 またすぐ思い直した、もうじきまた冬だ・・・。お彼岸の朝、冷え込んだと思っ
 たら霜が降りました。そのうちに雪虫が飛び、ひと月もすると初雪の声が聞か
 れます。新聞少年の頭にも帽子がのるようになりました。早朝はもう耳が冷た
 いですよね。

 そして秋祭りです。食べてばかりいないで、今年の収穫に感謝しましょう。

 世の中はマラソン大会と文化祭と学芸会と。文化の秋でもありました。読書の
 秋でもありました。秋ふかし、今宵は何をしようかな・・・・・。


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┃    【ほぼ週刊さろま】2003.09.24 (毎週水曜日発行) 第166号     ┃
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     編集長:さくら うめこ mailto:umeko@webnews.gr.jp
     編集員:中 村 直 樹 mailto:naoki_n@d7.dion.ne.jp
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