ほぼ週刊さろま2003.9.17 10:00発行 第165号

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 わが町北海道佐呂間町より、町の様子、新しい情報を心を込めて発信します。
      (このメールマガジンは等幅フォントでご覧ください)

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 【巻頭言】                         BY ももっち
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 実りの秋とか、芸術の秋とか、スポーツの秋とか、みなさんそれぞれの秋があ
 るのだと思います。何も分からぬ5才の娘との会話の中で「秋だね〜、秋は美
 味しいものが沢山だよ。秋といえば何だろうねぇ〜」という母の言葉に「スト
 ーブ!!」と返されました。なんとも現実的な娘です。しかし笑い話ではなく、
 今朝の寒さは思わずストーブを付けたくなるほどー、それでいて、昼間は陽が
 サンサン、体調を壊しやすい日が続きます。

 足速に過ぎる夏の終わり、なんとなく気忙しくストーブ!ストーブ!と頭で分
 かっていながらも、いまだ布をかけ荷物置き場になっている我が家のストーブ。
 そろそろ点検・点火準備をしなくては・・それより今日は、一番遅い巻頭言の
 投稿を待ちきれなかった編集長うめこ氏に、お尻に点火された私でした。
 (たまにはこんな日もあるさっ・・)


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 【町長のつぶやき】                   by サロマバタフライ
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 ◆ BSE(牛海綿状脳症)から2年が経過して・・・・・・・・・・・・・・・

  国内初のBSEの感染牛が発見されて10日で丸2年。その後全頭検査などの
  対策で、消費も回復傾向ある。だが、農水省が先月まとめた調査では学校給
  食で牛肉の使用を自粛している小・中学校が、いまだ全国で約700校もあ
  ることが分かった。

  何でも、そうであるが一度信頼を失うと、もとに戻る迄には大変な時間と努
  力が必要であることを、ここでも証明されている。私から言わせてもらえば、
  いま世界中で日本の牛肉は最も安全であるものと確信してもよいと思う。国
  産牛肉を大いに食べましょう。

  むしろ、心配なのは輸入されている外国産の牛肉である。いま日本はBSEの
  汚染国からの輸入肉は禁止されているが、日本のように全ての牛肉が検査さ
  れたものでは無いことを知っておく必要があると思う。したがって、決して
  安全とは言い切れないのではと考えている。

  それは別として、いまメキシコにおいて世界貿易機関閣僚会議が開催されて
  おり、日本としては出来るだけ関税の引き上げ枠を広めるべきと努力してい
  るが、どうも雲行きが怪しくなってきている。

  事の成り行きによっては、日本農業の根幹を担っているコメを初めとしその
  他の農畜産物の輸入が増大する可能性もあり、大変心配しているところであ
  る。この対策は国の機関で、輸入食品の安全性を徹底的に調べて遺伝子組み
  換えや農薬の使用基準に適合しないものは受け入れるべきではない。消費者
  の厳しいチェックが何より大事だと思う。


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 【今週の慶弔】                       by ももっち
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 ☆お誕生、おめでとう。7月生まれの赤ちゃんです。・・・・・・・・・・・

   松本 歩峻くん  7月 3日生まれ(真嗣さん・加奈子さん) 西富

   石井 彩華ちゃん 7月14日生まれ(正樹さん・由美さん)  西富

   沖崎 力哉くん  7月15日生まれ(貴博さん・梢さん)   若里

   畑中 悠人くん  7月18日生まれ(正治さん・雪枝さん)  若里

   平川 由奈ちゃん 7月25日生まれ(利臣さん・靖子さん)  永代町

   中野 綾音ちゃん 7月30日生まれ(義典さん・ゆかりさん)浜佐呂間


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 【今週のお知らせ】                      by なおき
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    9月17日(水) 寿大学      町民センター   10時

             野球少年団役員会 町民センター   19時

    9月18日(木) 乳幼児健診    佐呂間コミセン  10時

    9月19日(金) リハビリ友の会  老人福祉センター 10時

    9月20日(土) 図書館映画鑑賞会 児童館      10時

             お話広場     図書館      14時

    9月21日(日) 佐呂間夢の球宴  総合グランド野球場 9時

             図書館祭り      図書館      10時

             音楽教室発表会  町民センター   13時


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 【今週の話題】                        by うめこ
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 ◆収穫の秋・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

  今年も収穫の秋を迎え、食卓には毎日のようにじゃがいも、とうきび、かぼ
  ちゃのたぐいが並び、そして本当においしいので食の進むこと進むこと!!
  そう言えばかぼちゃであったら「まさかりかぼちゃ」を懐かしむ声が毎年聞
  かれるが昔の品種にはなかなかお目にかかれない中、「昔の味」と明言して
  いるとうきびに出会った。知来はH農園の路上100円野菜市にあるナンタ
  ラコーン(名前を忘れてしまった)1本50円である。早速買ってきて茹で
  ようと皮をむいてビックリ!わたしが昔懐かしく良く思い出す「モチキビ」
  のようにところどころ黒く色付いているではないか。期待に胸ふくらませて
  茹でてみた。確かにおいしい!「モチキビ」の味とはまた違う気もするが、
  確かにおいしいとうきびであった。
  http://www.town.saroma.hokkaido.jp/mailmag/03_0917_wadai1.html

 ◆敬老会・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

  敬老の日の前後に各地で敬老会が催さました。一部ではこの時期が、農繁期
  であるために、全然違う時期にずらしているところもあるのだが、どこも同
  じように地域の人達が早朝よりご馳走などの準備をし、年輩者はきっちりと
  着飾ってすごすごと集まって来る。田舎ならではのこの催しもなかなかなも
  のだなあと妙に感心してしまった今年の敬老会だった。(うちに毎日来るじ
  いさんのスーツ姿も初めて見たのだ。)
  http://www.town.saroma.hokkaido.jp/mailmag/03_0917_wadai2.html

 ◆まっかな秋・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

  「真っ赤だな、真っ赤だな♪」と歌の歌詞にもあるように、秋の色は“赤”、
  サロマの場合はサンゴ草に代表されるだろう。海坊主も下↓で「誰か見に行っ
  たか〜?」と騒いでいるので、早速見に行ってみた。サンゴ草は確かに赤く
  はあるが、そう真っ赤ではなく、代わりにハマナスの赤い実が迎えてくれた。
  http://www.town.saroma.hokkaido.jp/mailmag/03_0917_wadai3.html

 ◆サケマスそ上・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

  もうひとつの収穫の秋は海の幸サケとマス。サロマ別川をそ上しているとい
  う話しを聞いてこれまた見に行ってみた。場所は仁倉川。いたいた!流れに
  逆らい背ビレを川面に出してのぼってくるサケの姿が。彼らはここが故里で
  あるから海から戻って来るのだ。回帰本能というらしいが、サロマが故里な
  らば一緒じゃないかと、なぜか親近感に満ちたまなざしで見つめてしまった
  わたしである。ホッチャレになってヨレヨレになっているところなども確か
  に確かに親近感・・・「ごくろうさん」と心を込めて呼び掛けてみた・・・。
  http://www.town.saroma.hokkaido.jp/mailmag/03_0917_wadai4.html

 ◆紫蘇の刈り取り・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

  紫蘇の刈り取りが行われています。しばらくはざ掛けにされて天日で干され、
  蒸留にかけられ紫蘇オイルとなるのです。
  http://www.town.saroma.hokkaido.jp/mailmag/03_0917_wadai5.html


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 【あじな倶楽部の宅急便】〜いもとかぼちゃを送ります。 by あじな倶楽部
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 ◆ふるさとの味ぎっちり・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

  前略、こんにちは、今年も収穫の秋を迎え、畑からおいしい野菜ができまし
  た。昨年同様ご利用くださいますよう、よろしくお願いいたします。

  【野菜の箱詰めメニュー】〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜単品でもお受けします。

  ┌─────┬───────┬──────┬─────┬─────┐
  │箱のKg │セット名記号 │商品内容  │料金 道内│料金 道外│
  ├─────┼───────┼──────┼─────┼─────┤
  │10Kg箱│10Kgー1 │じゃがいも │2500円│2600円│
  │     │いものにっころ│(男爵)  │     │     │
  │     │がし     │      │     │     │
  ├─────┼───────┼──────┼─────┼─────┤
    │10Kg箱│10Kgー2 │じゃがいもと│2500円│2600円│
    │          │おだんごセット│かぼちゃ  │     │     │
    ├─────┼───────┼──────┼─────┼─────┤
    │20Kg箱│20Kgー1 │かぼちゃとい│3600円│3700円│
    │     │シチューセット│もとタマネギ│     │     │
    ├─────┼───────┼──────┼─────┼─────┤
    │20Kg箱│20Kgー2 │かぼちゃと │3600円│3700円│
    │     │天ぷらセット │いも    │     │     │
    └─────┴───────┴──────┴─────┴─────┘

    申込先:hikko@titan.ocn.ne.jp
       (セット名と数・届け先住所と電話・送り主住所と電話を明記して)

      ※『あじな倶楽部』とは農家の元気な母さん達のグループです!!


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 【ほぼさろ3周年記念企画当選プレゼントのいもとかぼちゃを発送します。】
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 ◆あれあれ、タイトル↑に全部書いちゃった。近々届きます。上記のあじな倶
  楽部の宅急便です。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

     八王子市  下條 様  /  さいたま市 滝沢 様

  今回は発行責任者ダブルHからの“阪神タイガース優勝おめでとうプレゼン
  ト”になってしまいました。阪神タイガース、おめでとう。ダブルHさん、
  ありがとう。


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 【読者からのメール】〜メール、待ってます。mailto:hikko@titan.ocn.ne.jp
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 ◆チビかぼちゃを育てて・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

  夏は3回目のウルトラマラソンの完走、秋は初めてのサロマ生まれの東京育
  ちのチビカボチャの収穫。ともに”ほぼ週刊さろま”のお陰です。かぼちゃ
  はウルトラマラソンより難しいです。4本の苗からやっと1個の収穫。ウル
  トラマラソンだって毎年記録更新中。来年もチビカボチャの栽培に挑戦しか
  ぼちゃまつりに出品だ!             (東京 キャプテン)
  http://www.town.saroma.hokkaido.jp/mailmag/03_0917_kabotya.html

 ◆懐かしい・・・・・・・・・・・・・・(佐呂間町のなんでも掲示板より)

  始めまして (^^)v 30年以上前ですが、7歳まで佐呂間町○○に住んでい
  ました。もう親族は住んでいませんが、北海道に行く時には必ず立ち寄って
  ます。私が入学した小学校はもう、廃校になりましたが思い出が沢山ありま
  す。(ビニールハウスの中のプール・校庭でのスケート・裏の川の澄んだ水。
  牛の乳搾り・馬で野山を駆け回った事・オホーツク海で泳いだ事・・・)

  今月末、旭川で親戚の結婚式があり北海道に行きます。時間が無いので知り
  合いの家に行くことは出来ませんが、佐呂間を通って行けるように計画して
  いました。そんな時、このサイトを見つけました。懐かしくて、思わず投稿
  しました。メイン通りから少し外れた故郷を写真で見る事ができ、感無量で
  す。ぜひ母にも、見せて上げたいと思います。これからも時々、お邪魔させ
  ていただきます。ず〜っと、続けて下さいネ♪          (chie)


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 【あれは30年前 〜昭和48年7月号「広報さろま」より〜】   by Don
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 ◆“若佐市街、栄交差点に信号機が設置されました”・・・・・・・・・・・

  交通量の激しい道道の若佐市街農協支所前の交差点と栄農協支所前の交差点
  に新しい信号機が設置され、先月18日から始動をはじめています。これは
  先に、公安委員会に申請していたものが、ようやく認可になって設置された
  ものです。これで、町内の信号機の設置は3ヶ所になりました。
  http://www.town.saroma.hokkaido.jp/mailmag/48_07_shingou.pdf


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 【サロマ湖 浜だより】                   by 海坊主
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 ◆今週のサロマ湖・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

  今週の浜は15日でマス網漁が終漁し、そのかわりに始まったサケ漁が毎日
  満船で帰港してくるほど順調に漁がすすんでいます。養殖の作業は今週から
  稚貝の分散作業が本格的に始まり、忙しくなってくるのではないでしょうか。

  これから収穫で忙しくなる農家の人と同様に浜のほうも収穫ではないですが、
  来年の水揚げに向けて忙しさが増してくることでしょう。またこれから少し
  ずつ寒さが増してくれば、サロマ湖のほとりの木々も段々と色づき始めるの
  ではないでしょうか。そういえば能取湖のサンゴの記事が新聞に載っていた
  ということは、キマネップのサンゴも見頃では?誰か見に行った人いますか?


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 【キリンのぶつぶつ】                     by キリン
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 ◆9月14日「芸術の秋」・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

  今週の三連休は台風上陸か?心配されましたが、低気圧に変わり一安心。風
  は強かったですが、雨はあまり降らず良かったですね。

  日曜日に、「オホーツク美術展」北網圏北見文化センターにて9月13日〜
  28日(22日・24日休館日)に行って来ました。管内各地から絵画・彫
  刻・工芸作品149点が展示されています。佐呂間町の方も出展されていま
  した。秋の休日、静かな美術館でゆったり過ごすのも良いかもです。


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 【とものお気楽日記】                   by 山梨のとも
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 ◆「土砂崩れ」・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

  保育所の運動会の朝早く、町内放送が突然集落に響き渡った。土砂崩れが起
  きたため、早川町に入る道路が通行止めになったと。ここ、早川町は、町内
  に入る道は、大きな道路が1本。あとは、山の細い林道を通り抜ける道が数
  本のみ。その林道もあまり整備されていない。メイン道路で土砂崩れとなれ
  ば、ほとんど陸の孤島となる。メイン道路は、川と山に挟まれたくねくね道
  である。こんな山の中に町があるのかと最初はとても不安だった。そんな山
  の中に住んでいるため、今まで土砂崩れの放送は、何度となく流れていた。
  雨が降ると危険だから、出かけちゃいけないなんてことを、いまさらになっ
  て回りから聞いたりすると、とても不安になってきた。しかし、今回は雨降
  りではなく、ずっと晴天のさなかに起きた事故だった。ますます、不安だ。

  土砂災害、、、サロマのルクシ峠の痛ましい事故を、今も思い出す。あの時、
  確かに土砂に飲み込まれた車があったため、事故は大きくニュースに流され、
  その後、事故責任は誰なのかとか、これから絶対土砂災害を起こさないよう
  にとか、みなぴりぴりしていた。その後、現場を迂回して作られた新しい道
  を通っても、やはり、現場近くでは、生々しい山肌が見え、その事故のこと
  は、誰も忘れないはずである。山の怖さを思い知らされた事故だったと思う。

  だが、ここでは、それほど緊迫感がないように感じた。私が見ていた夕方の
  テレビのニュースでも放送されなかった。それだけ、何度もあちこちで崩れ
  ているんだろうか。雨量何ミリになると通行止めになりますという表示があっ
  て、雨量計の赤いデジタル表示が道路上にある。そう考えると、案外怖い場
  所なんだなと感じる。

  保育所の運動会は、それでも町外から孫の姿を見に、林道を通って祖父母た
  ちが遅れてやってきていた。にぎわった運動会の次の日、幼馴染の友達が早
  川に来るという。仕方なく、迂回路の山道を迎えに行くことにした。軽自動
  車がうなり声を上げて苦しがって上っていくと、ぱっと、集落が広がった。
  小さな集落の細い道を対向車が来ると何度もバックしてわき道に戻りながら、
  メイン道路なら15分でつく場所まで1時間もかかってしまった。意外なと
  ころで昔ながらの建物と静かな集落に出会った。それが、なんともいい景色
  で、そんな景色に車が連なってバックしているのは、本当に申し訳ない。

  のんびりと歩いてみたいそんな集落をまた発見して、ふと思う。崖崩れが起
  きても、それほど動揺せずとも生活できる自給自足の生き方って出来たらい
  いだろうな。土日に町外に出かける生活というのも、ここに来た意味がない
  のかもしれない。のんびりとした空間にいるのに、慌しく過ごしている自分
  を見直すきっかけになったように思う。それでも、一日でも早い復興を祈り
  たい。雨が降ると、迂回路すら土砂崩れで通行止めになるのだから。町外か
  ら仕事に来ている人、町外に仕事に行く人、、、いろいろな人が雨に怯えな
  がらその道を通っている。静かな集落は、朝から晩まで道路を歩けないほど
  車が通り過ぎている。道路は血管のようだ。雨が降ると血管が詰まってしま
  う。どうか、安心できる道の復興を祈りたい。静かな町が、またいつものよ
  うに戻ってきて欲しいと思う。


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 【あっちこっちのサロマニアン】              by 沖縄の小梅
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 ◆夏の思い出、2003年版・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

  夏真っ盛りの沖縄。観光や一人旅などで多くの人々が南国へと足を運ぶ。私
  の友人や後輩もやってきて、今年の夏休みはにぎやかである。先日までは台
  風の影響でビーチは遊泳禁止となり、海へと勇んでやってきたものの、泳げ
  ずに困り果てた様子で浜辺をうろつく人々が数多くいた。東京から青春切符
  とフェリーで旅してきた私の先輩もそのひとり。地元パワーを発揮して穴場
  へと案内した。ついでに、同じく浜辺でため息を吐いていた東京ボーイ三人
  組も拾っていざ管理のされていない天然ビーチへ。人工ビーチと違い、あら
  ゆる生きものが活動をし、壮大な岩がそびえたつ。白い砂浜に足をひたしな
  がら私もひさびさに海を満喫した。普段ひとりではなかなか行こうと思わな
  い場所。自然のなかに身を置くだけで心も体もなんだか軽くなり、パワーが
  みなぎってくる。気紛れで拾ってきた見ず知らずの男の子達も天然ビーチに
  感動した様子。一緒に過ごすうちに仲良くなってその日1日晩まで一緒に観
  光案内をしてあげた。きっとまた会うことはないだろうと思う。最後にはお
  世話になりました、こうめさんに出会えて良かった、いい時間ををありがと
  う、と腕輪をくれた。夏の一時のこんな出会いも素敵だな、と思った。私の
  夏の思い出・宝物がひとつ増えた。


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 【編集後記】                   by 編集長さくらうめこ
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 茹でとうきび、バターコーン、コーンスープ、かぼちゃの煮物、かぼちゃ団子、
 かぼちゃ団子のお汁粉、鮭の腹をさいて取ったイクラの醤油漬け、鮭の塩焼き、
 鮭のホイル焼き、鮭のフライ、枝豆・・・これら最近食べておいしかったもの。

 今もまた枝豆を茹でながらこれを書いています。採れたてのお野菜は本当にお
 いしい!トマトも完熟でベリグッドです。真っ赤で甘いトマトをキンキンに冷
 やして食べるのです。毎日暑いからトマトも甘いのでしょうか。いつもなら完
 塾トマトの水煮にするところですが、その暇もなく全部食べてしまっています。
 とにかくおいしい!

 と食べてばかりの毎日です。田舎暮しの幸せをお腹いっぱいに感じての165
 号でした。3周年記念企画の当選者の方にはこの幸せをともに分かち合っても
 らいましょう。サロマの“いもかぼ”を楽しみにお待ちください。

 朝夕めっきりと冷えるようになってきて、来週はもう秋祭りです。風邪など召
 さぬよう、みなさんお気をつけて。


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┃    【ほぼ週刊さろま】2003.09.17 (毎週水曜日発行) 第165号     ┃
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   発行責任者:干 場   久 mailto:hoshiba@beige.plala.or.jp
     編集長:さくら うめこ mailto:umeko@webnews.gr.jp
     編集員:中 村 直 樹 mailto:naoki_n@d7.dion.ne.jp
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