ほぼ週刊さろま2003.7.9 10:00発行 第155号

◎「ほぼ週刊さろま」いますぐ登録
http://www.webnews.gr.jp/saroma/mailmag/saroma_mag2.html

Subject: 【ほぼ週刊さろま】2003.07.09号 No.0155
    ┏━━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┳━━┓
┏━━┻━━┛・・・・・・▼WEEKLY THE SAROMA!▼・・・・・・┗━━┻━━┓
┃・★・・・・・    ほ ぼ 週 刊 さ ろ ま    ・・・・・★・┃
┗━━┳━━┓・・・・・・・2003.07.09 No.0155・・・・・・・┏━━┳━━┛
   ┗━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┻━━┛

 わが町北海道佐呂間町より、町の様子、新しい情報を心を込めて発信します。
      (このメールマガジンは等幅フォントでご覧ください)

┌───────────────────────────────────┐
│【巻頭言】 by ももっち                           │
└───────────────────────────────────┘

 週明けの日曜は、色々なところで色々なイベントや大会が開催されたようです。
 佐呂間中学校グランドでは7ヶ町村の消防団による演習が行われていましたし、
 スター格技館では剣道大会がありました。町体育館ではミニバレーの大会も
 (ここで足を挫いて、仕事を休んだ方が居るとか居ないとか)とにかく知らぬ
 ところで様々な事があるもんだなぁ〜と思います。

 快晴の日が続き、ますます北海道らしい風景を満喫できる季節ですね。山の緑
 は深く、畑の小麦はゴールドに輝き、どこまでも抜けるような青空。なんだか
 詩人になった気分です。こんな風景の中、今週末からオホーツクサイクリング
 がスタートします。この大自然の中で、風を切り走る選手が羨ましいと思うの
 ですが、「では我も!」と闘志を抱くような意気込みはない私です。

 ┃今週のサロマ┃
  http://www.webnews.gr.jp/saroma/03_0709_iku.html

┌───────────────────────────────────┐
│【町長のつぶやきコーナー】 by サロマバタフライ                      │
└───────────────────────────────────┘

 『その後のBSE関連の話題』・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 一昨年の9月に日本で第一号のBSE感染牛が発見され、早くも22ヶ月がた
 った。当初の騒ぎはひどいものであり、消費者も生産者も今後、牛肉は食卓に
 は上らないのではと思うほどの騒ぎであった。

 幸いにも、この騒ぎも一応は収まりかけており、今では、過去にそんなことが
 あったかと思われるほどである。今では消費も元に戻り、生産者も安心して生
 産活動に専念している。

 しかし、このBSE問題では、日本経済に大きな打撃を及ぼし、はかり知れな
 い犠牲を蒙った人達も多い。特に、自ら命を絶つという痛ましい出来事までお
 きたことを我々は決して忘れてはならないと思う。

 日本では、BSEが発生するまでの国における食品に対する危機管理は、余り
 にもお粗末と言われても仕方が無かったと思う。しかし、発生後の対応は国を
 始め、研究者、行政、関係団体との連携によって、牛肉に関しては世界一の安
 全システムを確立したことは不幸中の幸いであった。あえて言わせてもらえば、
 日本で生産されている牛肉は、総てにおいてBSEの検査でパスしたものであ
 ること、輸入牛肉については保障の限りでないと小生は思っている。

 さて、先般(5月)カナダにおいてBSE感染牛の報告があったが、最近の情
 報ではカナダの食糧検査庁は7月3日『感染牛は米国から輸入された可能性も
 排除できない』とする報告書を公表している。このことは大変重大なことと受
 け止めなければならないと思う。

 『食の安全・安心』を考えるとき、輸入食品に頼ることなく、信頼できる国内
 で生産される食品を愛用しましょう。

┌───────────────────────────────────┐
│【今週のお知らせ】 by なおき                     │
└───────────────────────────────────┘

 7月 9日(水) 脳ドック    町民センター   10時

          町長杯ソフトボール大会監督主将会議
                  佐呂間コミセン  19時

          シセア定期総会 佐呂間コミセン  19時

 7月10日(木) 若佐ふれあい会 若佐コミセン   10時

          健康づくり計画策定ワーキンググループ会議
                  役場       10時

 7月11日(金) 寿大学     町民センター   10時

          心と体のリハビリ教室 浜佐呂間活性化センター 10時

 7月12日(土) オホーツクサイクリング 佐呂間通過 14:30〜18:00

          サッカー教室  百年広場      9時30分

          お話広場    図書館      14時

          佐呂間高校学校歳仮装パレード
                  佐呂間市街・役場前 12:30〜15:00

          町商工会青年部チャリティビアパーティー
                  町民センター   16時

 7月13日(日) 町民講座アウトドアクッキング 総合公園 10時

 7月15日(火) 3種混合接種 佐呂間医院 13:30〜14:00
                 厚生病院  14:30〜15:00

 『遠軽地区少年交流事業 まるまる自然塾』・・・・・・・・・・・・・・・

 期 日:8月6日(水)〜8日(金)2泊3日
 会 場:町立丸瀬布小学校武利分校、森林公園いこいの森、昆虫生態館
 内 容:昆虫展翅板づくり、山彦の滝見学、ピアノ工場見学
     雨宮21号火入れ見学など
 対 象:遠軽地区各町村の小学4年生〜6年生
 定 員:42名程度(各町村6名以内)
 参加料:一人2,500円
 申込み:教育委員会社会教育課2−1295へお申し込み下さい。

┌───────────────────────────────────┐
│【今週の話題】 by うめこ                                 │
└───────────────────────────────────┘

 『熊が出た!?』・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・by inomasa

 今年も若里に「熊 注意!」の看板が立ちました。あちこちで熊の目撃情報が
 ありますので、気をつけることにこしたことはないですね。
  http://www.webnews.gr.jp/saroma/03_0709_wadai1.html

 『ウルトラマラソン その後』・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 100キロマラソンが終わって10日経った。走った人の足も、エイドのボト
 ルの蓋を一日開け続けて痛んだ高校生の手首もそろそろ癒されてきた頃。

 マドンナおりえちゃんもちゃんと佐呂間を出るまで走ってえらい!!ママさん
 ランナーあっけも自己最高の78キロまで走って本当にえらい!!風が気持ち
 良かっただのお汁粉が少なかっただの塩揉みきゅうりに助けられただの、走ら
 ないわたしには分からない話もいろいろ聞かせてもらった。それそれのドラマ
 の一端はWebnews内「サロマ湖100キロマラソンの掲示板」にてどうぞ垣間
 見て下さい。
  http://www.webnews.gr.jp/CgiBin/bbs-marathon.cgi

 『カタクリ情報来たる』・・・・...・・・・・・・・・・・・・・・・・

 話しはこうだった。昔、営林署にお勤めの人が富武士の山でカタクリの群生を
 見た。が、造林のために焼き払ってしまった。でもあんなにたくさんあったの
 だから、少しは残っているのではないだろうか。

 その後のご本人との確認はまだとれていないので、やっぱりまだまだ幻のカタ
 クリであります。他にも情報がある方は是非お知らせください。
  mailto:hikko@titan.ocn.ne.jp

 『目指せ、夏の甲子園!佐高野球部、玉砕す』・・・・・・・・・・・・・・

 栄えある1勝を得た佐高野球部、2回戦は全校応援を得ての試合だったが結果
 は残念なこととなった。点数はともあれ、佐高球児の活躍を目の当たりにし、
 彼らのご幼少の頃を知っている者としては、キャッチボールもままならなかっ
 たあの餓鬼んこ達が、空き地で草野球にいそしんでいたあの子達が、家の裏に
 バッティングマシーン(?)を設置して密かに練習していたあやつらが、部活
 を終えて暗い中チャリンコをこいで家路に向かっていた面々の永かった努力の
 終焉を見定めようと思ったものの、サロマッ子はみな気が小さいのか、バッター
 ボックスに立つとみなユニフォームの胸ぐらをぎゅっと掴んで気を落ち着かせ
 ている様子を見ていると、一緒にドキドキしてとても疲れた。

 会場には全校生徒のみならず、仕事はどうした?と言いたくなるような色々な
 顔がそろって佐高を応援し、町ぐるみの気持ちのまとまりを感じ、それはそれ
 でうれしく楽しかったりした。

 後ろに座っていたおっちゃんの話し。「みんなちっけーな。魚食わんとダメだ、
 ほれ興部見てみろ、でかいべさ(興部は魚の町か?)。弁といっぱい食わせん
 きゃ勝てないべ」。弁とだけで勝てるものなら思いっきり食べさせたいですね。
 サロマは給食もないからな。

 というわけで、今年の甲子園への夢も北見市営球場にてはかなく消え去ったの
 でありました。みなさん本当にご苦労さん。
  http://www.webnews.gr.jp/saroma/03_0709_wadai2.html

 『あじな倶楽部10周年記念キャベツの苗無料配付大好評の巻』・・・・・・

 農家のお母さん達の集まり、“あじな倶楽部”が10周年を記念してキャベツ
 の苗を配りました。午後6時半の表示が「pm」と書いてあったため、それが分
 からない方達が朝の6時半にも20人程並んだ盛況ぶり。300株があっとい
 う間にもらわれていきました。秋には大きなキャベツを持ち寄って、漬け物講
 習会が開かれるそうです。
  http://www.webnews.gr.jp/saroma/03_0709_wadai3.html

 『ADSL佐呂間に上陸する』・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 かねてから希望の多かったADSLがいよいよ実現。9月30日に開通の見込
 みです。申し込みを取った時には正直なところ、短期間で200件は難しいの
 ではないかと思ったのですが、軽く突破し今回の実現にこぎつけたのでした。
 楽しみ楽しみ。

☆───────────────────────────────────◇
│【ほぼ週刊さろま 3周年来る】〜注目♪ 記念企画のお知らせです。   │
◇───────────────────────────────────☆

 7月になりました。「ほぼ週刊さろま」は3年前の7月にスタートしたのです。
 1年を過ぎ、読者が500名を越え、そしてとうとう3周年を迎えます。お祭
 の好きな「ほぼさろ」、みんなでお祝をしたいと思っています。どうぞこぞっ
 てご参加ください。当初の一番の目的の「みんなで作る」をもう一度振り返り
 たいと思っています。

 ●企画1〜「サロマへの手紙」

  みなさんが作るコーナーです。なんでも結構です、お手紙下さい。
  ・「ほぼさろ」への感想、ご意見。
  ・故郷サロマ、または故郷のご家族や友人へのメッセージ。
  ・遠く日本全国(または外国)からサロマへのラブコール。
  ・3周年お祝のお言葉、またはちゃかしでも。

  下記までメールでお寄せください。件名に「サロマへの手紙」とお書きくだ
  さると分かりやすいです。ハンドルネームを明記ください。7月いっぱい、
  到着分から掲載したいと思います。どうかよろしくお願いします。
   mailto:hikko@titan.ocn.ne.jp

 『3周年おめでとうございます。』・・・・・・・・・〜 松尾さん 〜・・

 昭和60年3月に佐呂間高校を卒業いたしました、松尾と申します。現在、愛
 知県小牧市に住んでいます。

 いつの間にか佐呂間を出て18年もたってしまい、近所を自転車で走り回って
 いる小学生から「オジサン、じゃまじゃま!」と言われてしまう歳になってし
 まいました。気持ちはまだ18歳なのに。

 時折、佐呂間を思い出しては涙しています。2年前、妻と共に帰省した時には、
 T堂のSさんから「お前、ゼンッ・・・ゼン、変わってないなぁ」と、うれし
 くも、ほんのり悲しい太鼓判を頂いてしまいました。

 もしも読者の中で、「昭和60年に佐呂間高校を卒業した松尾」と聞いて胸が
 キュン!となってしまわれた方は、ぜひ1度、
 http://www.h3.dion.ne.jp/~drawers/index.html
 をのぞいて見て下さい。あい変わらずアホな私の日常をかいま見る事ができま
 す。クレーム、ラブレター等もそこで受け付けております。

 ●企画2〜「サロマからの贈物」

  みなさんお待ちかねのプレゼント企画です。スタッフそれぞれから何か一品
  をと思っていますが、また企画会議を通過していないのにいいのかな・・・。
  「これをください」と「なんでもいい」の2コースにしようと思っています。
  詳しくは来週の発表とさせていただきます(ボツになったらどうしよう)。
  期待して、お楽しみに。

┌───────────────────────────────────┐
│【あれは30年前 〜昭和48年6月号「広報さろま」より〜】 by Don    │
└───────────────────────────────────┘

 ・“故郷は緑なりや”・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 ・                                 ・
 ・・・・・・・・・・・・・〜可愛い後輩に野球用具の贈り物〜「若栄会」・

 後輩の皆さんお元気でお過ごしですか(前略)若里出身の40数名が集まり
 「若栄会」を結成して5年になります。(中略)故郷の後輩になにかできるこ
 とはないかと考え「野球道具一式」を贈ることになりました。ささやかですが、
 私たちの気持ちをお汲み取りください。(後略)

 このような便りとともに、新しい野球用具が若里小学校に届きました。これは、
 同校を昭和23年頃以降卒業して、東京方面へ就職している同窓生が力を合わ
 せて「若栄会」(会長 中西吉夫)を作り、故郷を偲びながら頑張っており、
 いまではそれぞれ一家をなして、楽しいにつけ、苦しいにつけ思い出すのは故
 郷の緑多い学舎、そこで勉強に励んでいる可愛い後輩たちのこと。なにかよい
 贈り物はないかと考えて、今回のうるわしい善行となったものです。

 若里小のお友だちは、この思いがけない贈り物に大喜びで、早速練習に励んで
 います。

 ┃記事はこちら┃
  http://www.town.saroma.hokkaido.jp/mailmag/48_06_wakaei.pdf

┌───────────────────────────────────┐
│【とものお気楽日記】〜山梨から故郷サロマへ向けて送ります。      │
└───────────────────────────────────┘

 『自然的生活のススメ』・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 先月から我が家のお風呂のボイラーが壊れた。灯油タンクを満タンにしてもウ
 ンとも言わない。幸い、屋根の上にはソーラーのついている近代的な我が家。
 晴れた日は熱いお湯が風呂釜に溢れる。

 だからと、大して壊れた事に気に止めていなかった。何より知らない町に住ん
 でいるわけで、どこに相談して良いかわからない。晴れれば大丈夫大丈夫。な
 あんて笑ってたら、ヤダア梅雨入り。晴れた日なんてめったになかった。そっ
 かぁ、こっちは梅雨があったぁ。それからは毎朝よくわからない天気予報とに
 らめっこ。「ねぇ、早川は何地区?」雨降りは風呂に入れず、晴れたら入れる
 生活がその日から始まった。

 今年は梅雨らしくない梅雨だそうで、何度かそれでもお風呂に入れた。なんだ
 かそんな生活もだんだん楽しくなってきた。考えてみるとお風呂は毎日入れて
 当然のような錯覚で小さい頃から過ごしていた。不便さを知って日ごろの何気
 ない贅沢に気が付かされたように思う。生活費もきりつめなければならないの
 だから、こういう生活も必然だたのかもしれないが、なんだか冬まで修理しな
 くても良いかなと。毎日天気に左右される生活もなんだか楽しい。

 さて、そんな天候型生活を楽しんでいたら、次はパソコンが大破した。フリー
 ズ続きの状況に焦り、バックアップをする矢先だっただけに、暫く私がフリー
 ズしてしまった。巨大な置物と化した物体を前に親子でため息。そのあと、車
 のオーディオも大破。呪われたかのように我が家は文化的生活から少しずつ遠
 のいていく。パソコンが壊れ、夜が長くなった。オーディオが壊れ、自然のさ
 さやきと匂いを知った。

 さて、次は何が壊れるかな。携帯も壊れたら、こうして原稿も送れない?いや
 いや、FAXがある。やっぱり我が家はかなり贅沢な生活をしてるかもしれな
 い。まだまだ壊れかけた物揃い。次は何が壊れ、何を知らされるだろうか。そ
 れもまた、楽しみになってきた。文化的生活から少しずつ遠のいてもなおもち
 ゃんと生活出来る我が家はやっぱりまだまだ贅沢なのだなと、そう知らされた
 近頃だ。さて、明日は晴れるか?

 PS
 そう言えば子供部屋の大家さんのテレビもこないだ壊れた。やっぱりなんだか
 最近よく壊れる!

┌───────────────────────────────────┐
│【サロマ湖浜だより】 by 海坊主                    │
└───────────────────────────────────┘

 1日から始まった“しまエビ漁”も順調にすすんでいて、海岸ぶちのエビ小屋
 では早朝から湯気を上げ、エビが煮られ選別されています。値段は昨年に引き
 続き安めに推移しています。何でも安くて獲る方はがっかりですが買って食べ
 るには喜ばしいことでしょうか。

 その他の漁は外海のホタテ漁、湖内小定置網漁、カレイの刺し網漁と盛漁期と
 なり順調に水揚げがつづいています。養殖ホタテの出荷は来週から本格的に始
 まりそうで、出荷の準備もすでにできています。いよいよ夏の盛漁期の到来か
 なと言う感じです。

┌───────────────────────────────────┐
│【キリンのぶつぶつ】 by キリン                    │
└───────────────────────────────────┘

 『ジャガイモの花』・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 7月になって、ジャガイモの花が咲きほこっています。18世紀には、観賞用
 の花として栽培されていた事もあるそうです。赤紫・白など、品種によって色
 が違うそうですね。白は農林1号・淡い赤紫は男爵・紫はメークイーンなどに
 咲くのだとか。

 ジャガイモは、花を楽しんで色々な料理に使える万能選手。スナック菓子の定
 番、ポテトチップスも「新じゃが」って書かれるとなぜか嬉しい。

 ┃今週はじゃがいもの花┃
  http://www.webnews.gr.jp/saroma/03_0709_kirin.html

 『遠軽分会連合消防演習』・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 遠軽地区広域組合消防団が災害等の非常事象に備えて指揮、命令の徹底と消防
 団相互の連携を一層強化し、地域を災害から防護すると共に消防の精神の高揚
 と技術の向上を図り、もって消防業務の完遂を期することを目的とする。

 佐呂間町で行われた連合消防演習。役場庁舎への放水(火災防御訓練)・分列
 式も行われました。各消防団の方の足並みそろった行進に続き、20数台の消
 防車が連なって行く様子は見事でした。

  − 火をけして 一回見ても もう一度 −

┌───────────────────────────────────┐
│【森からのたより(32)】 by 釜爺                    │
└───────────────────────────────────┘

 『世の中厳しいよ…ハクセキレイの子育て』・・・・・・・・・・・・・・・

 昨年はチラリと姿を現しただけだったハクセキレイが、今年は三つがい程、丸
 太小屋の周りに居着いて巣造りを始めた。

 最初の巣造りは何と丸太小屋のテラステーブルに置いた脚立の下で、椀状の巣
 がなかば出来上がっているのが脚立片付けで露出し、発見した窯爺の手で無惨
 にも除去されてしまった。

 捨てるべきか残すべきか、結構真剣に悩んだのである。「朝顔につるべとられ
 てもらい水」という風流心はあるけれど、なかなか、実行するには凡人には決
 意がいる。その夜は、工房の完成祝いで仲間が集まりバーベキューパーティだ
 った。ビールの誘惑がまさったのである。

 二度目は、同じテラスの囲いの角に立てかけた丸太のかげだった。何と二個の
 卵があった。携帯の写メールで写真をとった。「何でまた、こんな無防備なと
 ころに」となかば呆れかえりながら、子育てを見守ってやろうと、最初のを捨
 てた罪滅ぼしを考えた。

 夕方、花壇に水をやりながら、みると、何と卵はきえていた。犯人はカラスら
 しかった。何しろ、見え見えのところに巣造りをしたのだから、ハクセキレイ
 にも落ち度があるというものだ。

 窯爺もハクセキレイのことは言えない。車上荒らしに助手席のガラスを割られ
 て愛用のカメラα7000を盗まれてしまったのだから。たぶんハクセキレイ
 の夫婦も卵の消えた巣をみて、なんで、なんでと何度も首を傾げたに違いない。

 そう言えばハクセキレイが寄りつかなかった去年は、三羽の子ガラスを育てて
 いたっけ、あいつらがいたら、セキレイの巣造りなど、無理だわ…と納得した。

 『またまたどぶろくの話しのつづき』・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 「あのね、ちょっと違うんだな…」キョウ婆からメールが入った。(31)の
 たよりのどぶろくの造り方で、柔目のお粥と書いたけれど、普通の堅さで良い
 と言うのである。水が多いと、最初からしゃぶしゃぶになる、糀を混ぜた段階
 で硬めなのが、発酵するにしたがって、とろみが増して程良いどぶろくに成っ
 ていくのだという。

 なるほど、奥が深いわと感心しながら、やはりものつくりは実践あるのみと挑
 戦する事にした。糀の手造りも可能で、町の地場産品開発センターでも造れる
 そうだけれど、今回はキョウ婆からもらうことにした。

 これからの季節は18度越す気温は普通で 、最大の難問は温度管理と言うこ
 とになる。クーラーのない丸太小屋で、果たして温度管理をクリヤー出来るか。

 もう一つ、一人自炊暮らしの窯爺の電気炊飯器は3合炊きで、5合となると、
 鍋の水加減がね…いろいろと困難が予想される。何しろ、どぶろくつくりで成
 功した例しが無い窯爺、日夜解決策を思案中なのだ。

 「あのね、」またまた、メールがはいった。「美味しいところで発酵とめて、
 保管する方法がわかった、冷凍しちゃうんだ」「小樽にもそやって送れば破裂
 の心配しなくて良かったね」文明の利器を使えば確かに保存は簡単だろうけれ
 ど、窯爺の胸になぜか、すとんと落ちない。

 「やはり、どぶろくは生きているのを飲みたいよ。たとえすっぱくなってもさ…」
 と返信した。でもやはり、美味いのが呑みたい…果たして、窯爺の夏のどぶろ
 く挑戦はどうなるやら。

┌───────────────────────────────────┐
│【あっちこっちのサロマニアン】〜全国各地のサロマニアンより            │
└───────────────────────────────────┘

 『夏ごもり』・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・〜 小梅 〜・・

 暑い!もうすでに真夏の沖縄。なにしろ、朝からこれでもか!これでもか!の
 勢い止まらぬ夏の灼熱の太陽のすさまじさ。

 この戸外の異常な湿度と強力な紫外線から逃れるため、うちなーんちゅ(沖縄
 の人)は真夏になると家の中に引きこもりがちになる。それも行楽日和の晴れ
 渡った日ほどその傾向は強い。そう、沖縄では冬ごもりならぬ、『夏ごもり』
 の期間があるのです。

 朝から長い長い昼間を通り越し、夕方(といっても夜8時)陽が沈んだ後もも
 ぁんとした熱気は残り、夜中までもこの暑さは健在である。まさにエンドレス
 サマーヒート。暑いったら暑い。手の施しようがない、まさにお手上げの暑さ
 なのだ。

 こういう暑さを沖縄では「ブクチン!(「ひっくりかえる」という意味)と表
 現する。こんなに暑さを強調するが、実は意外にどんなに暑くなってもせいぜ
 い33〜34℃止まりである。盛夏の内地よりもずっと低い。ではナニがそん
 なにブクチン的に暑いかというと日差し、すなわち直射日光。これが体に痛い
 ほど強烈で、紫外線量はなんと内地の10倍。皮膚ガン発症率も全国トップで
 ある。従って、暑さもさることながら、この危険な紫外線から身を守るために
 戸外活動を極力控えているのだ。

 うちなーんちゅは紫外線対策も万全で、最近の沖縄の女の人はガングロならぬ
 ガンジロ率が圧倒的に高い。北海道出身の私のほうが黒々といい色に染まって
 います。さて、日差しも和らぎ、太陽が裏側へ移動してからやっと動きだすう
 ちなーんちゅ。どの世代も必然的に活動時間が夜にずれ込んでゆく。となると
 たいてい行き着く先は飲み屋というわけで、つまりはこうして聞きしにまさる
 「夜型社会」「酒飲み社会」できあがったのである。

 そして更に実は沖縄は極度の『冷房社会』でもある。うちなーんちゅが暑さに
 強いなんてもっての他!皆妙に暑がりで、家でも飲み屋でも移動中の車でもクー
 ラーをギンギンにかけたがる。就寝時もクーラーをつけっぱなして、わざわざ
 厚く暖かいふとんにくるまって寝る人が覆いのだ。そして案の定、鼻をグズグ
 ズさせている人が多いのだけどバイ菌はアルコールで消毒!などとこじつけて
 クーラーで冷え冷えの飲み屋でビールをグビグビあおり、ほれみたことか、で
 風邪をこじらす人が多いのも沖縄の夏の特徴なのであります。

┌───────────────────────────────────┐
│【編集後記】 by 編集長さくらうめこ                                   │
└───────────────────────────────────┘

 最近、編集をする火曜日に「ウォーターボーイズ」のドラマが始まり、それを
 見たいなおきさんが急ぐので、編集は9時までとなっています。さてこのウォ−
 ターボーイズ、ほぼさろスタッフあべっちの母校の話しなのです。あべっちは
 在校中、水泳部がシンクロをやっているのは知っていたらしいですが、映画を
 見て初めてその内状を知り感激し、映画館で泣いたのだそうです。

 そのあべっちが結婚してしまいました!お相手は農協にお勤めの素敵なあの子。
 仲がいいな、いつでも一緒だなと思っているうちに、結婚してしまいました。
 先週、悠林館で身内だけのお披露目をしたそうで、正式にはわたし達もお祝も
 していないので、今度の3周年には合わせて大いに祝いたいと思います。本当
 におめでとう!あべっち。

┌───────────────────────────────────┐
│ 佐呂間町の関連サイトはこちら                                        │
└───────────────────────────────────┘
 ▼サロマ町の公式サイトはこちら http://www.town.saroma.hokkaido.jp/
 ▼日刊web新聞webnewsに「佐呂間町のなんでも掲示板」設置。
  http://www.webnews.gr.jp/ から「掲示板index」をご覧ください。
 ▼本誌は上記『日刊web新聞webnews』の協力を得て製作しています。
  ご協力に感謝します。
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃    【ほぼ週刊さろま】2003.07.09 (毎週水曜日発行) 第155号     ┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
   マガジンID:0000040784
     発行元:ほぼ週刊さろま編集委員会
   発行責任者:干 場   久 mailto:hoshiba@beige.plala.or.jp
     編集長:さくら うめこ mailto:umeko@webnews.gr.jp
     編集員:中 村 直 樹 mailto:naoki_n@d7.dion.ne.jp
 ……………………………………………………………………………………………
  ▼バックナンバーはこちら
   http://www.webnews.gr.jp/saroma/mailmag/backnumber.html
  ▼メールマガジンの登録・解除などはこちら
   http://www.webnews.gr.jp/saroma/mailmag/saroma_mag2.html
 ……………………………………………………………………………………………
 このメールマガジンは、インターネットの本屋さん『まぐまぐ』を利用して
 発行しています。 http://www.mag2.com/

-【まぐまぐ小ニュース】-------------------------------------------------
神奈川県のYさんに、ウィまぐスピードくじ賞金280万円手渡し完了ー
http://cgi.mag2.com/cgi-bin/wmag?id=728g030709
また10万円から出直します。よろしくです♪
------------------------------------------------------------------------


バックナンバーインデックス



◎「ほぼ週刊さろま」いますぐ登録
http://www.webnews.gr.jp/saroma/mailmag/saroma_mag2.html