ほぼ週刊さろま2003.5.21 10:00発行 第148号

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 わが町北海道佐呂間町より、町の様子、新しい情報を心を込めて発信します。
      (このメールマガジンは等幅フォントでご覧ください)

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│【巻頭言】 by ももっち                           │
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 気温がどんどん上がり、あっちでもこっちでも農作業の音が響き渡っています。
 畑のあぜに咲いたタンポポ、見慣れた風景のはずなのですが、どこか懐かしさ
 を覚えます。

 最近、山菜撮りに凝っている私。移動の途中など、時間をみつけてはすぐ山の
 中へ入るため、車の中には、いつも山菜撮り道具を完備しています。先日は、
 北見へショッピングに行く途中で良さそうな場所を見つけ、オシャレ着のまま
 山に入ってしまいました。採ってきた“ふき”や“たらの芽”などを調理する
 のがまた楽しい、それを「美味い、美味い」と食べてくれる子ども達を見るの
 を楽しめますね。

 山の幸も良いですが、浜では稚貝の放流が始まるようですね。漁港の周辺では
 早朝より威勢の良い声が聞かれる事でしょう。山も海も人も自然もみんな元気
 で、この時期のサロマは本当にイイですね。

 ┃今週のサロマ、タンポポ満開です。┃
  http://www.webnews.gr.jp/saroma/03_0521_iku.html

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│【町長のつぶやきコーナー】 by サロマバタフライ                      │
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 『練習開始』・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 5月19日朝4時30分。最近どんなに遅く寝てもこの時間帯に目が覚める体
 内時計と言うのは不思議なものである。毎年、この時期になると、7月第2週
 目の土日に開催されるオホーツクサイクリングに参加するために、自転車の練
 習を始めるからである。

 いつも、この時期、早朝に自転車で走っていると農作業の進み具合や発育状況
 が良くわかるのである。今年は春先から天候に恵まれているため、農作業も順
 調であり、生育もいいように思う。特に秋蒔き小麦は立派に見える、また、ビ
 ートもしっかりと確着し、朝日に輝いていた。このまま順調に秋までいってほ
 しいものである。

 小生の練習コースは、我が家から栄市街で折り返してくることが多い。今朝も
 そのコースを走ったが、早朝のため車も少なく快適であった。いつものことで
 あるが、大昭寺を過ぎて朝日地区方向へ行くと牛舎のにおいがしてくる、そし
 て敷島橋の手前では豚舎のにおいがする。これがまた、獣医時代を思い起こし
 なんとも言えない懐かしい気持ちになる。

 今朝は、心痛む光景を見てしまった。それは、大正寺を少し超えた若佐寄りの
 道路脇に大きなオス鹿が交通事故に遭ったのであろう、死んでいた。既に多く
 のカラスが集まり、豪勢な朝食にありついていた。死んだ鹿は厳しい冬を生き
 延び、ようやく豊富な餌にありつける時期になっての災難、可哀想であった。

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│【慶弔】 by ももっち                         │
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 ★心よりおくやみ申し上げます。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

   北区 長屋麻一さん(82) 15日死去

   若佐 松尾健一さん(76) 15日死去

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│【あれは30年前】〜昭和48年5月号「広報さろま」より〜 by Don     │
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 ・“大きくなって早く帰って来いよ”・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 ・                                  ・
 ・・・・・・・・・・・〜サケの稚魚を放流〜・・・サロマベツ川(仁倉)・

 先月18日、21日、仁倉中央(木橋)のサロマベツ川で「サケ」の稚魚が放
 流されました。
 最近は、各地の河川も向上の排水等に汚されて、魚の住み心地も悪くなってき
 ていますが、ここサロマベツ川は、その点まだまだ汚水度は少ないようです。
 放流は、昨年から指定になったこの川で先月行われましたが、放流された「サ
 ケ」の稚魚は200万匹で、輸送槽に入ってきた稚魚は3.4cmくらいの大
 きさになっており、ホースから勢いよく放流されてサロマベツ川へ丁度「水を
 得た魚のように」と、形容がありますがまさにそのとおり元気に川を下ってい
 きましたが「元気で帰って来いよ」と声をかけるような情景でした。
 この魚で気のついた点は、水槽に入っているときは背中は真っ黒ですが、いっ
 たん川へ放流された途端に水の色に似た保護色に変わります。
 こうして川を下って海に入り、3年〜4年くらいたって、大きくなってまたこ
 の川へ、いわゆる「故郷」を忘れずに帰ってくる習性をもっています。
 また、回帰率は3%くらいといわれています。

 ┃記事はこちら┃
  http://www.town.saroma.hokkaido.jp/mailmag/48_05_sake.pdf

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│【今週のお知らせ】 by なおき                     │
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 5月21日(水) 寿大学 町民センター 10時

          運転免許証更新時講習会優良講習 町民センター 17時

 5月22日(木) 乳幼児健康審査 佐呂間コミセン 13時

 5月23日(金) 心と体のリハビリ教室 浜佐呂間活性化センター 10時

          町姉妹都市国際交流委員会 佐呂間コミセン   19時

 5月23日(金) わんぱく広場 生田原町 9時

          お話し広場 図書館 14時

          水泳指導日 スター 19時

 5月25日(日) 佐呂間・若佐中学校運動会 佐呂間・若佐中学校

 5月27日(火) いきいき親子セミナー 児童館 10時

          着衣泳体験 スター 18時30分

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│【パズルでGO!サロマ湖エリア・スタンプラリー】           │
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 サロマ湖を巡って、サロマ湖の魅力をゲットしよう。

 湧別、佐呂間、常呂の施設各3カ所、計9カ所に設置してあるスタンプを専用
 の応募ハガキに集めましょう。抽選でサロマ湖の素敵なプレゼントが当たりま
 す。また、スタンプは設置場所番号と台紙の番号を合わせながら9個すべて押
 すと、イラストが完成して、もれなく完走賞がもらえるお楽しみもあります。

 《開催期間》  平成15年4月26日〜9月30日

 《各賞とスタンプの集め方》

 スタンプ4個でA賞(15名様)
 ●サロマ湖海産物詰め合わせ〜応募ハガキのスタンプコーナーに4種類以上の
  スタンプを集めた方の中から抽選で差し上げます。

 スタンプ2個でB賞(150名様)
 ●サロマ湖3町特産品〜応募ハガキのスタンプコーナーに2種類以上のスタン
  プを集めた方の中から抽選で差し上げます。

 スタンプ9個で完走賞(提出された方全員)
 ●特製キーホルダー〜応募ハガキのスタンプコーナーに9種類すべてのスタン
 プを集めた方にもれなく当たります。※投函設置場所で景品と交換できます。

 《スタンプ設置施設》

 湧別町 〜龍宮台、道の駅愛ランド湧別、計呂地交通公園
 佐呂間町〜ピラオロ展望台、道の駅サロマ湖、サロマ湖展望台
 常呂町 〜ワッカネイチャーセンター、ところ遺跡の館、常呂町100年記念塔

 《応募方法》

 専用ハガキにスタンプを捺印し、住所氏名等をご記入の上、郵送か、スタンプ
 設置施設の投票箱にご投函ください。(10月4日消印有効)

 《抽選発表と商品のお届け》

 当選者の発表は商品の発送をもって替えさせていただきます。
 (11月中旬にお届け予定)

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│【まだまだ待ちます。『子犬の飼い主大募集』】             │
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 子犬を飼ってくれる方を探しているのですが、なかなか申し出がありません。
 それどころか、またまた2匹増え3匹になってしましました。とてもかわいい
 子犬です。犬が大大大好きな方、もらってください。気長にお待ちしています。

 ┃かわいい子犬┃
  http://www.webnews.gr.jp/saroma/03_0514_dog.html

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│【さろま町民講座『夢工房』〜陶芸に挑戦!〜】             │
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 ◆◇さろま町民講座『夢工房』〜陶芸に挑戦!〜◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

 手芸工房の第1弾として陶芸教室を開催します。
 マグカップやお皿、ぐい飲みなど自分の作りたいものに挑戦してみましょう。
 この機会に自分の才能を発見してみましょう。

  日 時:6月3・10日の2日間 19時〜21時
  場 所:町民センター
  対 象:一般成人
  定 員:20名(なんと先着順 お早めに)
  参加料:1200円(材料費だそうです)
  持ち物:エプロン、古いタオル2枚
  講 師:阿部りよう子さん、杉本芳江さん
  申込み:5月27日まで。教育委員会(2-1295)へ。

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│【日赤救急法救急員養成講習会】                    │
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 日頃の備えが命を救う!いざ!という時のために…地域やご家庭で不慮の事故
 急病に備えよう。

 主 催:日本赤十字社北海道支部
 内 容:急病人やけが人の救助と医師に引き継ぐまでの応急手当
 日 時:6月3日(火)〜6月6日(金) 9:00〜17:00
     (最終日に希望者に検定を行い、合格されますと『救急員』の資格が
      付与されます。)
 会 場:佐呂間町武道館・温水プール「スター」
 対 象:全日程出席可能な15歳以上の方 (定員20人)
 費 用:受講者1人につき3,000円(教材費・保険料を含む)
 申 込:5月23日(金)までに日赤佐呂間町分区へ連絡願います。
 詳 細:日赤佐呂間町分区までお問い合せ下さい。
     事務局 保健福祉課保健福祉課福祉係 電話 2-1212
 その他:会場内に託児所をご用意しておりますので、お子さま連れの方もぜひ
     受講願います。(託児が必要な方は申込時にお申し出下さい)

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│【いきいき親子セミナー参加者募集】                  │
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 ◆◇いきいき親子セミナー参加者募集◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

 小さい子どもがいて、出かけられないわ…
 子育てで相談したいことがあるの…
 そんなおかあさん、お子さんと一緒にあつまれー!!

 開催日程  5月27日(火)〜2月24日(火)(全12回)
       午前10時〜12時まで
       第1回目(5月27日(火))は児童館で「開講式」を行います。
       年間の詳しい内容のお知らせと、参加者の自己紹介をします。
       あらためてご案内致しませんので、忘れずお越しください。
 開催場所  主に児童館ですが、内容によって変わります。
 対  象  町内にお住まいの1歳〜3歳くらいまでのお子さんとお母さん。
 主な内容  子育て相談・バス遠足・ピクニック・人形劇鑑賞・クリスマス会
       おやつ作り・けがの応急処置法・音楽遊びなど。
       ※毎回、保健師・スタッフ・託児保母が事業をサポートします。
 お申し込み・お問い合わせ先
       5月20日(火)までに、お電話または直接お申し込みください
       役場保健福祉課 2−1212、教育委員会 2−1295

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│【スタボラメンバー 大・大・大募集!】                │
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 幼児から大人までを対象とした社会教育関係の事業にボランティアスタッフと
 して参加・協力していただける中学生・高校生のみなさんによる『スタボラメ
 ンバー』を募集します。どの事業に参加するかは「あなた」次第。ご応募、お
 待ちしています!!

 応募・お問い合わせは、教育委員会 2−1295まで

 ┃主な事業┃
  http://www.town.saroma.hokkaido.jp/osirase/03_0514/stabola.html

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│【寿大学『公開講座』が開催されます!】                │
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 寿大学で開催される講座のうち、次の講座は「公開講座」として、町民のみな
 さんも聴講することができます。いずれも町民センターにて午前10時から
 11時30分までです。ぜひご来場ください。

 ┃公開講座の日程・内容┃
  http://www.town.saroma.hokkaido.jp/osirase/03_0514/kotobuki.html

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│【サロマ湖フォトコンテスト Vol.6 作品募集】          │
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 佐呂間町観光協会では、佐呂間の観光名所として多くの人に知られる「サロマ
 湖」を題材としたフォトコンテストを実施します。雄大で美しい「サロマ湖」
 をあなたのカメラで写してみませんか?「サロマ湖」で、ふと立ち止まり何気
 なく撮った写真を少し大きく引き伸ばし応募してください!!
 テーマとする地域以外に在住する方やプロの方が応募されてもかまいません。

 ┃詳しい内容はこちらです┃
  
http://www.town.saroma.hokkaido.jp/osirase/03_0501photocon6/photocon6.html

┌───────────────────────────────────┐
│【サロマ昔話し】〜サロマの昔を知っている方に語ってもらいました。      │
└───────────────────────────────────┘

 久々の徳永さんご登場。雑誌「あるふぁ」より『がっぽ風呂』を転載させてい
 ただきます。先人の智恵には頭が下がりますね。
 ......................................................................

 “がっぽ風呂”はわたしは見たことがないため、古老の方から聞いた話しを書
 く。本道の開拓が始まった頃は、いたるところに大木が生い茂っており、図1
 のように根元に穴があいている木は、樹皮だけが残されていた。これを図2の
 ように切り、図3のように切った鉄板を底に合わせて打ち付け、図4のように
 石を積んだ上に風呂をのせる。

 図5はでき上がった風呂を真上から見たところ。人が風呂に入る時は底の鉄板
 に足が触れないように板を入れていた。図5の黒いところは煙出しの穴。石と
 石の間は粘土ですき間を張り合わせていた。

 ┃図はこちら。┃
  http://www.webnews.gr.jp/saroma/03_0521_mukasi.html

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│【とものお気楽日記】〜山梨から故郷サロマへ向けて送ります。      │
└───────────────────────────────────┘

 『危険』・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 ここ、早川はその名のとおり、川が流れている小さな町である。夜、窓を開け
 れば、大きな川の音が聞こえ、オンネ湯などの温泉宿の夜を思い出す。ただ違
 うことは、町の明かりは9時には消え、人の声も車の音も聞こえない。川の音
 だけが、山にはね返って大きく大きく聞こえる。

 先日、友達の家に遊びに行ったわが子たちは、友達と近くの川に遊びに行き、
 蟹を沢山捕まえてきた。そういえば、保育園児も、先日蟹を沢山連れてきた。
 クワガタムシも肩に乗っけて登園してきた。蟹をホールに置いて、運動会をさ
 せてみたり、クワガタムシの絵を思い思いに描いてみたり、結構子供たちは自
 然の生き物を楽しんでいる。まあ、いじめているとも見えるが。

 ある日、巨大なクマンバチが教室に入ってきたが、冷静に見上げる園児たちに
 私は驚いた。クマンバチは人がむやみに追い出そうとはたいたり、叩いたりし
 なければ、刺すことがないことをよく知っている。「先生、窓、開けなよ。外
 に出せば大丈夫だよ」全園児が椅子に座ってただ、見上げてそういうだけであ
 る。一応、園児を守る立場にある先生である私は、何が何でも園児を守らなけ
 ればならない。どのような状況下でも、冷静に判断し、園児を危険から守る義
 務がある。が、ここの園児は、きっと、私よりも危険に対し冷静に対処し、は
 るかに落ち着いた行動をしている。

 川にしても、行ってはいけない大きな川へは絶対に行かない。小さな沢に沢山
 蟹がいるから、それで充分楽しめることを知っている。危険を知っているから
 こそ、安全に遊べることを、まだ3歳4歳5歳の小さな子供たちはよくわかっ
 ている。

 ここの子供たちはよく外で遊ぶ。泥まみれになって、鼻水をたらして、手足に
 いっぱいすり傷を作って、笑っている。そんな笑顔をサロマでもよく見かけた。
 サロマの川で小さなエビを捕まえては、近所の子供たちと、から揚げにしてよ
 く食べたものだ。

 ふとサロマのみんなの笑顔を思い出しては自分も笑顔になる。危険を知らない
 で蜂にやられ、先日ぶっくりと顔を腫らせた我が犬だけが、不機嫌そうな顔を
 して布団に顔をうずめていたが。

┌───────────────────────────────────┐
│【キリンのぶつぶつ】 by キリン                    │
└───────────────────────────────────┘

 5月18日(日)『畑』・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 好天の日曜日。畑にデントコーンが播かれていました。トウモロコシには沢山
 の種類があって、一般的に良く見られる種類は大まかに分けると馬歯種(デン
 トコーン)・甘味種(スイートコーン)・硬粒種(フリントコーン)・爆裂種
 (ポップ種)の4種類だそうです。

 播種機を取り付けたトラクターに、トラックから種(だと思います。)が積み
 こまれ、次々に畑へ。芽を出してグングン伸びて、早く大きくな〜れ。

 ┃播種機を取り付けたトラクター┃
  http://www.webnews.gr.jp/saroma/03_0521_kirin.html

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│【サロマ湖 浜だより】 by 海坊主                   │
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 いよいよ始まります。浜の一大行事「稚貝放流」が22日から始まります。

 ここ数日は放流の準備に忙しく追われています。ホタテ船は今日の午前中で春
 操業を終え、カニ船は休漁期間に入り、午後から放流の準備をしていました。
 また富武士街道が夜中から賑やかになり、車のライトが連なることだと思いま
 すが、くれぐれも事故には気を付けましょう。港が1年に1回、大勢のアルバ
 イトの人達で賑やかになることでしょう。天候に恵まれるといいな〜。

 それと外海でのホタテの採苗器の垂下が昨日あたりから始まりました。湖内よ
 り一足早い作業となっていて、湖内は来月に入ってからの作業になります。良
 い稚貝の種がとれることを期待しています。

┌───────────────────────────────────┐
│【森からのたより(25)】 by 釜爺                    │
└───────────────────────────────────┘

 『野の花』・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 丸太小屋の窓辺のカウンターに野草を差した花器が並んでいる。花器と言って
 も花の丈に合いそうな醤油注だったりマグカップだったり、コップだったりま
 ちまちだ。

 辺りは咲き乱れる春の野草に囲まれて暮らしているのに、わざわざ、短い命を
 摘んで部屋に持ち込むなんてと気後れしながら、好奇心がまさってしまった。

 ことの起こりは、ソーセージつくりの仲間と素材のアイヌネギを採りにでかけ
 た事がきっかけだった。田舎生まれの田舎育ちなのに、毛虫が怖くて山歩きの
 苦手なキョウ婆が、沢渕から、ニリンソウを摘んできてテーブルに飾った。一
 日二日で萎れるだろうとネギの臭いにいぶされながらジンギスカン突き皆んな
 思っていた。ところが、純白の清楚な小さな花は五日たっても凛として散ろう
 としなかった。驚きだった。

 そんなことから、まずつややかな葉のマイヅルソウが持ち込まれ、オオバナノ
 エンレイソウ、エンレイソウ、タチツボスミレと窓辺の野草は数を増してくる。

 今朝になって、沢の椎茸のホダ木のきわで発見したアイヌネギの王様みたいな
 極太でつぼみをつけた奴を摘んできた。立派さに敬意を賞してお気に入りのトッ
 クリに差した。アイヌネギは食べるものと、花を見たことが無いのに気づいた
 のだ。あそこの山道の蔭に、フタリシズカが生えていたなとか、貯水池の土盛
 りの上にニシキゴロモがあったはずとか、収集欲が加速する感じだけれど、晩
 酌のコップまで奪われそうで、ぐっと堪えることにした。

 さて、かのニリンソウは、まだ卓上で葉は萎れもせずに健在だ。すでに十日経
 過して、花びらを散らし黒ゴマの様な種をコロコロと落とし始め、命の引継の
 営みを開始した。今朝、窓辺のタチツボスミレのカウンターにケシ粒ほどの種
 がまき散らされているのに気づいた。手元のコピー用紙を花を差したオチョコ
 の下に敷いた。ニリンソウの種と一緒に、丸太小屋の周囲に蒔いてやろうと思っ
 た。

┌───────────────────────────────────┐
│【編集後記】 by 編集長さくらうめこ                                   │
└───────────────────────────────────┘

 北海道は半年が冬であるとしたら、あとの半年に春と夏と秋が入るので、それ
 はそれは忙しく、季節が駆け足でやって来る気がする。この前、春が来たと喜
 こんでいたと思ったら突然にいいお天気で初夏の様相である。暑いのである。
 でもこれでまた陽が陰ると今度はいっぺんに寒くなるので本当にタチが悪い。

 いよいよ春のサロマの一大イベント「稚貝の放流」が始まります。また浜は賑
 やかになり、早朝の街もロードレースのように浜に向かう車で賑わうことでしょ
 う。お味噌汁が楽しみ楽しみ。

 ちなみに本日の我が家の献立は、「ウドの酢みそ和え」と「コゴミの天ぷら」。
 春の味満載です。食べるものによって季節を感じることができるのも、幸せの
 ひとつかもしれませんね。満足マンゾク(満腹?)。

┌───────────────────────────────────┐
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   発行責任者:干 場   久 mailto:hoshiba@beige.plala.or.jp
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