ほぼ週刊さろま2003.3.19 10:00発行 第139号

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┃・★・・・・・    ほ ぼ 週 刊 さ ろ ま    ・・・・・★・┃
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 わが町北海道佐呂間町より、町の様子、新しい情報を心を込めて発信します。
      (このメールマガジンは等幅フォントでご覧ください)

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│【巻頭言】 by ももっち                                                │
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 春の力強い陽の光りを心と体に感じながら、町内の中学生達が多感な“15の
 春”を過ごしています。先週、学び舎を巣立った若人、先日の公立高校合格発
 表では喜びの姿を見せてくれました。「自分にもあんな希望に満ち満ちた春が
 あったのだ」と、やけにオバサンっぽい・・

 希望に満ちた若人の姿を眺めながら思う、オバサンの一番の心配は、ゴミ有料
 化です。なんつっても、一枚90円ですからね〜家計を預かる主婦としては、
 大きな悩みのタネですよっ!

  ┃今週のサロマ:佐呂間高校合格発表の様子(webnews提供)┃
   http://www.webnews.gr.jp/today/saroma2003/03_0317saroma.html

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│【町長のつぶやきコーナー】 by サロマバタフライ                   │
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 夕方、イヌの散歩で川べりを歩いていると、大きく膨らんだ柳の芽が春の訪れ
 を告げていた。

 小生は毎日、朝、イヌの散歩を日課にしているため、柳の芽には気がつかなか
 った。それにしても、いつもの年に比べて雪の量は多い。しかし、農家のハウ
 スの中ではビートの種植え作業が始まっている。

 先日、アラスカの友人から来たメールでは、今年は1月の末には雪も消え、パー
 マ市のゴルフ場がオープンしたとのこと。羨ましい気もするが、これも世界的
 な異常気象の現象だとすると、ほんとうに恐ろしいことである。

 我々人類は、一日も早く自然破壊の原因を除くための努力を世界的な規模で行
 動をしなければならないと言うのに。いま、アメリカはなんとしても、イラク
 を攻撃するべく、最大規模の準備を整えている。このことが、第三次世界戦争
 の引き金にならないことを願っている。

 罪の無い多くの人達を犠牲にし、更に、多くの自然が破壊される戦争は何とし
 ても回避したい。こんな時、日本の果たす役割は重要なのに何も見えてこない
 のは、とても残念である。

 少し薄着で散歩に出たため、風は冷たかったが、確かに春近しを感じた。地球
 上の誰もが春の草花を気持ちよく愛でる日の近いことを願いたい。

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│【あれは30年前】〜昭和48年3月号「広報さろま」より〜 by Don      │
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 ・“「でっかいなー」冬空をつく神明造り”・・・・・・・・・・・・・・・
 ・                                  ・
 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・〜佐呂間神社の大鳥居できる〜・

 佐呂間神社に立派な鳥居が寄贈されました。佐呂間神社の運営は、昭和19年
 に行われ、鳥居もその時に建立されておりますが、この寿命が意外に短く中間
 で一回建て直しており、長い風雪に耐えてきた大鳥居は腐食が甚しく、非常に
 危険な状態でした。
 神社総代会では、一昨年から新たに建立するため色々相談しておりましたがな
 にせ莫大にかかる資金面で難渋して、話は遅々として進んでいませんでした。
 たまたま、この話を聞いた小田稔さん(厚生病院長)は、「まちの皆さんから
 寄附を集めるのもなんでしょうから」と全額(85万円)の寄付を申し出て建
 立されたものです。
 この鳥居は、高さ6.3m、丸太の直径75cmのものを組み合わせた「神明
 造り」で、原木も地元になく、置戸の山奥から搬出してきた直径1m余りの赤
 松です。
 年に一度はくぐるこの大鳥居も普段は漠然と眺めていますが、こうした善意が
 あったことも忘れることはできません。

  ┃記事はこちら┃
   http://www.town.saroma.hokkaido.jp/mailmag/48_03_torii.pdf

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│【浜だより】 by 海坊主                         │
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 ◇今週のサロマ湖・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

   毛がに漁にひきつづき、外海のホタテ漁も乗組員が集合し準備が始まったよ
   うです。番屋の前にも車があふれ、にわかに活気付いてきました。

  毛がには20日からホタテ漁は25日からの操業となっていますが、オホー
  ツク海にはまだ流氷がいっぱいでこのままでは操業が遅れるのではないでしょ
  うか。流氷の勢力が強い年は豊漁だと言いますが、毛がにとホタテの操業が
  遅れるのはちょっと心配です。地物のカニとホタテ、早く口にしたいのです
  がもう暫く待たないといけないようです。早く食べて〜!

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│【聞き耳ずきん】〜なんちゃって、町の話題をお届けしましょう。 by うめこ│
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 ◇リングプルで車椅子・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

  「リングプルを集めると車椅子がもらえるんだって。」
  佐呂間町のリングプル収集は、3年前、当時佐呂間小学校3年生の一言がきっ
  かけで本格的に始まったそうです。リングプル1個の重さは約0.5グラム、
  670kg138,000個集めると車椅子1台がもらえるとのこと。気が遠
  くなるような量ですが、その一言から始まった取り組みが目標量に達成し、
  先日、佐呂間小学校に車椅子が届きました。

  リングプルの収集は、収集開始当時に佐呂間町女性連絡会議の方々が各機関
  や町民へ呼びかけてくれたり、各施設にリングプル収集箱を設置してくれる
  など、収集体制を築いてくれたそうです。今では、各学校や地域で集められ
  るようになり、リングプルは町民センターに集められ、佐呂間小学校から車
  椅子を提供してくれる団体へ送られているそうです。

  佐呂間小学校に送られてきた車椅子は、佐呂間小学校児童会から佐呂間町福
  祉協議会へ寄贈されました。

  町民みなさんのご協力に感謝申し上げるとともに、今後もみなさんのご協力
  をお願いいたします。

 ◇子犬、差し上げます。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

  ともんちの子犬、すっごくめんこいです!写真をアップしたいところですが、
  今週はおやすみ。白熊もブチもそれぞれ大きくなって、めっちゃかわいいの
  で、犬を飼いたいと思っていらっしゃる方は是非是非ご連絡ください。

  ┃写真は小さい時の子犬達、webnews提供です。┃
   http://www.webnews.gr.jp/saroma/03_0305_tomo.html

 ◇米が当たる!・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

  2003年「Pスタンプ春のお楽しみスピードくじ」だそうです。今、Pス
  タンプ加盟店で1000円以上お買い上げ毎に1回の抽選。当たりが出たら
  その場で景品(コシヒカリ3キロ)を差し上げます、ってさ。スポンサー賞
  もあるそうなので、それぞれのお店でご確認ください。これはちょっとおも
  しろそう!!

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│【今週のお知らせ】 by なおき                                          │
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 3月19日(水) たまご教室       町民センター  10時
          かんたん引き締めびくす スター     19時

 3月20日(木) 若佐ふれあい会     若佐コミセン  10時
          はつらつリズムウォーキング スター   14時
          かんたんリ楽ックス     スター   15時

 3月21日(金) 食生活講演会      町民センター  13時
          燃やせ!体脂肪水中運動  スター    14時
          コリコリ解消水中運動   スター    19時

 3月22日(土) 映画観賞会       児童館     10時

 3月23日(日) 全町ミニバレー大会   町体育館     9時

 3月25日(火) 3種混合接種      佐呂間医院  13:30〜14:00
                      厚生病院   14:30〜15:00

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│【寒いぞ、佐呂間】〜寒いサロマの冬の暮らしをお伝えしましょう。      │
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 弥生三月、春吹雪。いよいよ本格的春です。陽射しがすっかり明るくなり、道
 の端には白いネコヤナギの芽が吹いています。もう「寒いぞ。」とは言えない
 季節となってきましたね。(でもまだまだ油断できないぞ。)

 そういえば本日、我が台所に“魚”が届いていました。カレイとカジカです。
 魚が届くと春を感じます。サロマ湖では網起こしが始まったのですね。やっぱ
 り世の中、もう春が来ています。

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│【キリンのぶつぶつ】 by キリン                         │
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 ◇3月18日(月)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

  公立高校入試も終わり、結果は?さて置き頑張った受験生の皆さんもほっと
  一息ついている事でしょう。年度替りは春らしく活気もあり、人も動植物も
  なんとなくそわそわ..。今日の陽射しは暖かです。

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│【森からのたより(15)】 by 釜爺                    │
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 ◇春ふぶき・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

  窓辺の風景が一新している。雪原からわき出たオーロラのように白い景色が
  揺らいでるのだった。

  かぜの音だけのかすんで展開するモノクロの世界を、ボンヤリ眺めていると、
  カナダのラックルジュンで体感したオーロラの情景をおもいだしていた。

  四十歳を過ぎてからの冒険だった。全国から公募でえらばれた20人の若い
  仲間達と丸太小屋造りでカナダのBC州のバンクーバーから200キロほど
  奥地のラックルジュンで20間すごしたのだ。

  1500メートルほどの高地の作業地は、冬はスキー場でそのロッジが基地
  になった。五人ずつ四組の班に分かれて丸太との格闘がはじまった。一番若
  いのは二十歳前の学生達でその中で最高齢者の四十二歳は日に日に疲れが蓄
  積していった。宿舎は、夏テントでのキャンプだったから、疲れは抜けよう
  がなかった。

  週末の休みは疲れをおして、レンタカーを借りて仲間と街にでたり遠出をし
  た。疲労困憊ギブアップ寸前に朗報が入った。キャンプ地の下のホテルが空
  いて泊まれることになったのだ。

  その夜、オーロラに遭遇した。闇に大きなカーテンがゆらいでいる、そんな
  印象で数分で消えた。

  若者達の気遣いで個室にねた。ホテルのバーで水割りを飲み入浴もした。ぐっ
  すり熟睡出来た翌朝は、嘘のように活力が蘇っていた。ホテルの経営者のマ
  クドナルドに礼をいうと「オーロラのおかげさ」と太鼓腹を揺すってわらっ
  た。

  仲良くなった日系二世のダグ添田が、「極点の磁気で起るオーロラ現象は見
  た者に神のパワーを与えると言ういわれがあるのだよ…おまえはラッキーだ」
  と話してくれた。

  窓辺に立って、日没の迫る中の、ほの白い春ふぶきをながめていると、カナ
  ダのシャーマンならずとも自然の現象に驚愕し神秘さに神のパワーを感じる
  ことが判るような気がする。

  春ふぶきは裸木の森を包み大地の雪を舞いあげて,冬の眠りに揺さぶりをか
  けて、自然に活力を呼びもどすための神の仕業におもえてくるのだ。

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│【サロマ昔話し】〜サロマの昔を知っている方に語ってもらいました。      │
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 ちょっと休憩、今回休み。でもまた新しい情報を提供してもらえるそうなので、
 次回からもどうぞお楽しみに。

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│【あっちこっちのサロマニアン】 by 小梅                                │
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 今週はバイトが忙しくて1回休み。学生なのか労働者なのかわからないくらい
 いつもバイトに明け暮れる小梅です。

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│【編集後記】 by 編集長さくらうめこ                                    │
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 高校の合格発表がありました。58名の佐高生の誕生です。おめでとう!明日
 は佐呂間小学校の卒業式、その他の小学校は24日です。卒業おめでとう!

 春は別れの季節でもあります。今回、関係者の離町があり、別れは残念ですが
 新しい旅立ちを喜んで送りだしてあげたいと思います。別れを身近に感じると
 “一期一会”という言葉を思い出します。その人との関わりで精一杯その人を
 大事にできただろうか。反省しつつ、その後ろ姿を見送ることになりました。

 ということで本日は「お別れ会」をしながらの編集で、まず一番にしたのが腹
 ごしらえ。それですっかり話し込んで編集はそっちのけになってしまいました。
 時にはこんな日もあっていいかなということで、今週は写真のアップもなし、
 間に合わなかったコーナーはお休み。ちょっとだらしない今週号もたまにはお
 許しください。

 来週はサロメルKIDSも発行されます。是非ご覧になってくださいね。
 http://www.webnews.gr.jp/saroma/mailmag/kids/saromel_kids.html

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│ 佐呂間町の関連サイトはこちら                                        │
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 ▼サロマ町の公式サイトはこちら http://www.town.saroma.hokkaido.jp/
 ▼日刊web新聞webnewsに「佐呂間町のなんでも掲示板」設置。
  http://www.webnews.gr.jp/ から「掲示板index」をご覧ください。
 ▼本誌は上記『日刊web新聞webnews』の協力を得て製作しています。
  ご協力に感謝します。
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┃    【ほぼ週刊さろま】2003.03.19(毎週水曜日発行) 第139号     ┃
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     発行元:ほぼ週刊さろま編集委員会
   発行責任者:干 場   久 mailto:hoshiba@beige.plala.or.jp
     編集長:さくら うめこ mailto:umeko@webnews.gr.jp
     編集員:中 村 直 樹 mailto:naoki_n@d7.dion.ne.jp
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