ほぼ週刊さろま2002.12.18 10:00発行 第126号

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┃・★・・・・・    ほ ぼ 週 刊 さ ろ ま    ・・・・・★・┃
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 わが町北海道佐呂間町より、町の様子、新しい情報を心を込めて発信します。
      (このメールマガジンは等幅フォントでご覧ください)

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│【巻頭言】 by ももっち                                                │
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 数日前からひっそりと降り始めていた雪、積雪はそれほどでなかったのですが、
 今朝起きるとビックリ!!辺り一面真っ白、おまけに除雪車は間に合わず、ご
 近所総出で雪かきをしました。やっとの思いで車が出れるほどの雪をはねまし
 たが、止む事を知らぬ豪雪はどんどん降り積もり、夕方帰宅した時にはまたま
 た駐車場はタイヤが動かないほどでした。

 町の除雪車は、降り積もる雪の量に追いつかず、あちこちからショベルやトラ
 クターが出てきていました。更に、商店街の方などは手押しの除雪機が出動、
 この時期にこれほど降るのは珍しいのではないでしょうか。

 今週はこの豪雪のせいもあり、落ち着いてうめこ亭で書く事が出来ず、自宅に
 帰って参りました。カチカチとキーボードを叩いていても、外の除雪の音が気
 になりしょうがない私。明朝、車が埋まっていたらどうしよう、なんて想像し
 てる間に、一刻も早く外に出て雪かきをして来ます。巻頭言だかなんなんだか
 ・・・申し訳ありません。年に一度くらいはこんな日があるものですよね〜。

 ┃今週のサロマ、雪かきです。┃
  http://www.ohotuku26.or.jp/saroma/mailmag/021218/iku.htm

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│【町長のつぶやきコーナー】 by サロマバタフライ                        │
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 『年賀状』

 今日から年賀状の受付が始まったとのこと、しかし、小生にとてっはどうして
 もこの時期そんな気分になれない。いつものパターンは年内ぎりぎりに印刷を
 頼み、町外の人達には30〜31日に投函するのが精一杯で、あとは正月にゆっ
 くりと書いている。多分今年もそうなりそうだ。

 さて、年賀状はいつごろから書くようになたかと調べてみたら、意外と古い歴
 史のあることが分かった。

 事の始まりは、15世紀のドイツで、銅版を使って幼児とキリストが良い新年
 を祝福する文字を印刷したのが始まりであったが、一般の風習にはならなかっ
 た。18世紀の末には名刺がはやりだし、その名刺には絵を入れる慣わしだっ
 たので、ドイツ、オーストラリア、フランスではそれが美術的なカードとなっ
 て新年に送られるようになった。イギリスでは19世紀の後半からクリスマス・
 カードの交換が新年の挨拶とあわせて行われるようになった。

 日本で年賀状の交換が盛んになりだしたのは、1873年に郵便葉書が発行さ
 れて以来であるといわれている。しかし、年賀郵便として正式に取り扱われた
 のは1899年(明治32年)であったと記されている。

 小生の出した年賀状は元旦には届かないのに、元旦に届いた年賀状を見るのは、
 やはり楽しい。

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│【慶弔】 by ももっち                                                │
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 ★心よりお悔やみ申し上げます。

  斎藤 喜作(86) 北区  15日死去

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│【あれは30年前 〜昭和47年12月号「広報さろま」より〜】 by Don   │
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 ・・“精励 信頼感 融和性”・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 ・                                  ・
 ・・・・・・・・・・〜上司が推す好青年 知事表彰の優良勤労青少年〜・・

 今年の北海道優良勤労青少年の表彰が11月29日、網走市で行われ、当町か
 ら黒川重勝さん(若佐農協)と高橋英子さん(佐呂間医院)が表彰されました。

 荒れ野表彰を受けた両君は、当町のそれぞれの事業所へ永年勤務されて、職場
 では上司の信頼度はもとより同僚との融和協調、勤務態度良好で、常に努力を
 しながら積極的な行いが認められたものです。

 黒川重勝さん(23歳)
   就職8年半、運転手として無事故で、責任感と研究心旺盛で、同僚の信頼
   も厚い、また、ホクレントラック競技会では、いつも上位入賞、全道1位
   の実績も残している孝養心も厚い模範青年である。

 高橋英子さん(21歳)
   就職5年半、常に笑顔をもって同僚、患者に接し、院内の信頼度も厚い。
   また、商工従業員会の活動に積極的に参加し、組織の強化、親睦融和に努
   めている。副看護学院に在籍中は、全道2名の中の優良生徒として表彰さ
   れている。

 ┃記事はこちら┃
  http://www.ohotuku26.or.jp/saroma/mailmag/47_12_buraku.pdf

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│【今週の話題】                                                   │
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 『クリスマスパーティー・忘年会シーズン始まる』

 あちこちでクリスマスパーティーや忘年会の話題が聞かれます。教会でもクリ
 スマスのバイオリンコンサートが行われていました。ログの教会に、素敵な調
 べが響いていました。

 ┃クリスマスバイオリンコンサートの模様。┃
  http://www.ohotuku26.or.jp/saroma/mailmag/021218/wadai.htm
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 『捨て犬騒動』

 先週お知らせした捨て犬騒動の顛末は、今週のともがお気楽日記に書いてくれ
 ていますので、ご覧ください。(いい結果になりました!)

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│【今週のお知らせ】 by なおき                                          │
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 12月18日(水) 佐呂間町議会定例会  議事堂        10時

           寿大学        町民センター     10時

           ヘルスアップ教室   町体育館       10時

           シルバー健康教室   町体育館    13時30分

 12月19日(木) 若佐ふれあい会    若佐コミセン     10時

 12月20日(金) リハビリ友の会    老人福祉センター   10時

 12月21日(土) ボランティアリーダー研修会 町民センター   9時

           お話広場       図書館        14時

 12月23日(月) リサイクル資源収集(その他プラ) 上地区

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│【告知板】                                                            │
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 『子犬の飼い主募集中』

 浜サロマの「民宿さろまにあん」では子犬を預かっています。飼いたいと思わ
 れる方は至急ご連絡ください。(mailto:saromanian2002@yahoo.co.jp)

 ┃かわいい子犬の様子。┃
  http://www.webnews.gr.jp/saroma/02_1211_kokuti1.html

 ┃さろまにあんのHP┃
  http://www.alpha-net.ne.jp/users2/shipman/babydog/babydog.html

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 『Pスタンプとく!とく!歳末大売り出し』

 今年も1年ありがとうの感謝をこめて、

 期 間:12月10日(火)〜12月31日(火)
 方 法:期間中1000円お買い上げ毎に補助券を1枚差し上げます。
     補助券30枚で3キロ、50枚で5キロのコシヒカリ米と交換。
     どんどん集めてたくさんもらおう。
 日 時:平成15年1月2日・3日(AM9:00〜PM5:00)
 場 所:佐呂間=コミセンア1F、若佐=坂口商店、浜サロマ=斉藤商店。

 訂 正:先週号では「50枚で50キロのコシヒカリ米と交換」と書いてしま
     いました。お詫びして訂正します。気がつきました?(編集部)

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 『夢ふうせん主催 クリスマスパーティーのお知らせ』

 と き 2002年12月20日(金)11時〜14時
 ところ 浜佐呂間シンデレラ館
 内 容 端野在住の大橋美恵さんをお迎えし、素敵なヴァイオリンの音色を楽
     んだあと、夢ふうせんのヘルパーさんの自慢料理に舌鼓を打ち、楽し
     いひとときを過ごしましょう。
 料 金 2000円
 送 迎 あり(遠慮なくお申し出ください。お迎えに上がります。)
 連絡先 居宅介護支援事業所「夢ふうせん」(電話2ー1123)

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 『武道館温水プールSTAR クリスマスツリー募集』

 先週もお知らせしたように、武道館温水プールSTARではおうちで不要になっ
 たクリスマスツリーを募集しています。窓辺にたくさん並べて楽しいクリスマ
 スを迎えようではありませんか。(TELL:01587-2-2261)

 ┃こんなふうに飾ってみませんか。┃
  http://www.webnews.gr.jp/saroma/02_1211_kokuti.html

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│新コーナー【カメラオブスキュラ】 by歌流多               │
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 新人「歌流多」さんの新コーナーです。この「カメラオブスキュラ」というの
 は、「曇って不鮮明なカメラ・・・」という意味で、歌流多さんが「現代の人
 の心」としてたまに使う言葉だそうです。若い歌流多さんの感性に期待します。
                               (編集部)
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 初めまして。歌流多。です。今回から「日々」感じた事など書かせて頂きます。
 私個人として、感想など頂けたら幸いです。

 今年。もうそろそろ、今年も終わってしまいます。そう。一年を振り返ってみ
 ると色々な事が在ったものです。楽しかったり、辛かったり。泣いたり、笑っ
 たり。今年は整骨に通ったっけ。短かった・・・なんて年寄り臭い事言ってみ
 たり。思い出したくない事も沢山在るな。否・・・、思い出したくない事の方
 が多いのかも。

 「自己嫌悪」色々在ったって言っても、何もしないで終わっちゃった。「何か
 やろう」って思ったって、行動に起こせないまま。毎日を無駄遣い。「今日は
 あれやろう」朝眼が覚めて考えても、気が付いたら夜だったり。忘れちゃった
 りね。きっとこうやって少しずつ大人に成ってっちゃうんだろうな。大人には
 成りたくない。何も見えなくなるなら大人になんかなら無いままで良い。

 今年もあと二週間。何か一つ大きい事やっちゃおうかな。・・・なんて。
 きっと明日になったら忘れちゃうんだろうけど。

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│【森からのたより(3)】 by釜爺                    │
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 『バードレストイラン(招かざる客その2)』

 あれやこれやと飲み会が続いた。
 かなり悲壮な決意で、昨夜は、久しぶりに休肝日にした。暗くなってくると、
 右手が寂しい…食事のなんと味気ないものか…我慢できずにコップを持ちビー
 ルの代用にウーロン茶をがぶ飲みする羽目になる…

 そのせいか、ベットに入っても、寝つかれない。睡眠薬代わりに本の活字を追
 うが、駄目だった。分厚い「ハリー・ポッター炎のゴブレット」下巻を読み終
 わる頃には、寝室の天窓に朝の気配が忍び寄っていた。目を閉じると、睡魔が
 襲ってきて朝の惰眠をむさぼる。屋根をうす雪が滑り落ちる音でめざめた。斜
 めの天井にブルーの空が天窓の額縁に切りとられ、まぶしく目にとびこんでき
 た。

 何日か荒天が続きマイナス20度の日もあったとかで、今朝は一転、寒さもゆ
 るみ、好天気だというのにバードレストランには客の姿はない。レストランの
 テーブルには、雪のテーブルクロスが朝日にきらめいいるだけで、小鳥の足跡
 の痕跡もなかった。それもそのはず、飲んだくれの料理長は何日もの間、すっ
 かり仕事をわすれたいたのだ。「本日臨時休業」の札も出さずに…

 お詫びと言ってはなんだが…今朝は、特別メニューで出血サービスだ。純白の
 テーブルクロスの上に、うす黄色の粟の実を盛る…殻付のヒマワリの実をいつ
 もよりたっぷりと…長い木ねじをねじ込んだデザート射しに、とっておきの真っ
 赤なリンゴを…

 ログのキッチンにもどると、ステンのボールに小麦粉を入れて、同じ分量の砂
 糖とサラダ油で練って丸める。バードケーキのできあがりだ。早速、テーブル
 に添えて、これで盛り合わせ完了…。一体どこで監視しているのか、待ってい
 たかのように、小鳥たちが集まってきた。

 湖の森から、珍客がやって来て、釜爺の沢のシコロの大木の高い小枝にぶら下
 がりゆれていた。白い毛に鮮やかな紅色の腹部をさらしている。アカゲラだっ
 た。黒いトックリセーターに後頭部にちょこんと赤いベレー帽をのせたは洋行
 帰りのアーチストといった粋な風情だ。春以来のお目見えだった。

 双眼鏡を目に当てるとコクワのツルが木の枝の高みを越え、二つ三つ実を青い
 空にさらしている。それをついばもうとしてアカゲラは細いツルに取り付いて
 悪戦苦闘しているのだ。その度に小枝は大きくゆれるのだった。

 バードテーブルには常連達があつまっていた。コガラ、シジュウガラ、スズメ
 たちが入れ替わりにやって来て忙しく食事をとる。頬に斑点のないニュウナイ
 スズメが二匹、レストラン横にとりつけた巣箱の屋根で胸毛を膨らませ日向ぼっ
 この様子だ。ヒヨドリのカップルが早速リンゴをついばんでいる。ゴジュウガ
 ラも抜け目無く他の鳥たちの隙をぬっては食べまくっていた。

 どこからか湧いて出たようにカラスが姿を現わした。一羽二羽三羽と集まって
 くる。その一羽が枝のアカゲラを襲い湖の森に追いやってしまった。あれよあ
 れよと眺めているとバサバサと羽音がした。悪い予感が走った…

 気づいた時は、すでにバードケーキの姿が跡形もなかった。カラスの鳴き声が
 「あほーあほー」…ときこえた。

 釜爺はこの春、三羽のカラスの雛を育てる羽目になった。歩けなかった幼い雛
 を、四十日ほど面倒を見て、無事に巣立ちをさせた、れっきとしたカラスの恩
 人なのだった。「そのうち、カラスの恩返し」があるよ…なんていってくれた
 仲間もいたのに…「恩を仇で返す」とは…釜爺ガックリ

 ところがまだ御難はつづく…。いつの間にかレストランのテーブルから、とっ
 ておきの真っ赤なリンゴがきえていた。

「あーあーカラスはえらい…」。釜爺は本気で怒る気が失せていた…「気付けに
 プシュッと行くか…」と冷蔵庫の扉をあけた。
 かくしてまた、アルコール漬けの日々が始まる…

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│【浜だより】 by 海坊主                                       │
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 先週は非常に凍れて、カキ漁も船の上が凍ったり海から船上へあげたカキが凍っ
 たりしてたいへんでした。そんななか、10日には漁協の組合長の黄綬褒章の
 受章祝賀会が町民センターで、多くの参会者のもと盛大に行われたようです。
 また、同時に農協の組合長も黄綬褒章を受章し、これは確か全道で11人しか
 いないなか両トップ2人が受章したなんて非常に喜ばしいことで、そんな人材
 がいる我が町を誇りに思います。

 港の近辺は14日に2回目の漁船の上架作業が行われ、港に浮いてる船はいっ
 きに減ってだんだんと寂しくなってしまいました。外海のホタテ漁は時化早く
 なってきた中で、その合間をぬって操業しています。どの漁もだんだんと最後
 の追いこみにはいってきたようです。

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│【ほぼさろ紙上物産展】 by うめこ                                  │
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 このコーナーはメルマガ紙上でおこなう物産展です。サロマの名産、もしくは
 おもしろい商品等をご紹介したいと思います。質問や依頼やお問い合わせなど
 ドンドン受け付けます。編集長までメールをお送りください。

 9回目の今日は・・・道の駅「サロマ湖」に併設する物産館「みのり」にある
 海の幸おつまみを・・・。

 ●『たことんび』
  「とんび」と言っても鳥のトンビではありません。おそらく鳥のくちばしに
  似ているところから命名されたと思われるこれ。タコの口ですね。その薫製
  です。この前、お土産に差し上げたら「食べるのに難儀した。」と言われま
  したが・・・。でもおいしいのですよ。

 ●『ホタテの燻油漬け』
  佐呂間名産ホタテの燻油漬けでしたが、ある工場が閉鎖してからなかなか手
  に入らなかったのが復活。これは正真正銘おいしいと評判です。

 ┃今週の紙上物産展。┃
  http://www.ohotuku26.or.jp/saroma/mailmag/021218/bussan.htm

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│【とものお気楽日記】 by とも                                          │
└───────────────────────────────────┘

 ○月○日(○)『しあわせもの』

 浜サロマに犬が捨てられていたのが3週間前。おっぱいの大きな雌の犬で、前
 足を怪我していた。2週間、毎日近所の子供たちがソリをするそばで一緒に遊
 んでいた。日曜日は朝から晩まで子供たちと一緒だった。が、夕方になり子供
 たちが一人、また一人といなくなると、ずっと鳴き続けていた。

 1週間前、バイトの昼の休憩で自宅に戻った私は、その犬が役場職人に綱をつ
 けられ連れていかれるのを見た。はっとした。10日間保護するが、飼ってく
 れる人がいない場合は、処分すると、職員は言った。「私が飼います」と言え
 ば、それですむ事だったかもしれなかった。が、私はあえてそれをしなかった。
 家に戻ると、子供たちに手紙を書いた。「犬の飼い主を見つけてください。役
 場に連れて行かれました。10日後に殺されてしまいます」脅しのような手紙
 を見た子供たちに、命を守るという経験をして欲しかった。

 まずは子供たちは役場にメールを送った。「必ず見つけるから、殺さないでく
 ださい」というメールだった。それから学校中、みんなに聞いて回った。が、
 誰一人、飼ってくれる人がいなかったらしく、2日目には、息子はテレビゲー
 ムをして自宅にいた。

 自分の力で命を助けるという体験して欲しいと思った私は、それを見て、面食
 らった。与えられた問題集を解くだけの思考回路から、自作して解決する思考
 回路を持って欲しかった。どうみても、テレビゲームをしている姿は、「ヒン
 トをくれないと動けない」といった態度だった。どうやったら、一つの命を助
 けられるのかという気持ちにはなっていなかった。浜サロマで飼ってくれる人
 がいなかったら、サロマで探せばいいじゃないか、ネットもある、ポスターを
 作ってもいいじゃないか、、その気になれば、NHKだって新聞だってなんだっ
 てあるじゃないか、、、、喉まで出掛かって、飲み込んだ。

 フリーズ状態の子供たちを強制連行し、保護されているその犬を見に行った。
 子供たちは嬉しそうにその犬とじゃれあっていたが、頭の中は相変わらずフリー
 ズしていた。そんな状態を見ながら、友人と携帯で話をしていたら、友人の知
 り合いがその犬を浜サロマで見かけ、気になって夜も眠れないと言っていたと
 いう。

 結局、その人が、次の日に、その犬を引き取りに来たらしい。幸せなことに、
 同じく保護されていた犬も一緒に。今頃、幸せに温かい家で過ごしていること
 だろう。こんな例はめったにない。ほとんどの犬は、引き取り手もなく、何十
 頭も処分され続けている。

 フリーズした子供たちも、その話を聞いて、爆発したかのように、大喜びした。
 ポスター作りなどの命を助ける手段を話すると、あーと大きく手をたたいて納
 得していた。これで、これからはフリーズせずに少しは動き出すかもしれない。

 ┃編集部が写したもらわれていく子犬の様子。┃
  http://www.ohotuku26.or.jp/saroma/mailmag/021218/tomo.htm

┌───────────────────────────────────┐
│【キリンのぶつぶつ】 by キリン                                        │
└───────────────────────────────────┘

 除雪疲れで「一回休み」の連絡あり。許す。

┌───────────────────────────────────┐
│【編集後記】 by 編集長さくらうめこ                                    │
└───────────────────────────────────┘

 発行責任者が「見たか?」と聞くのですが、何ごとかわかりません。今朝の新
 聞に『ほぼさろ』のことが載っていたというのです。今年はテレビにも出まし
 たし、色々と注目を集めた1年でした。が、要は中味の問題だといつも思って
 います。中味で勝負!と肝に命じている割にはマンネリし編集も息が切れてい
 ます。

 そんな時に新人「歌流多」さんが登場し、今までにない若い感性でわたし達を
 刺激してくれるような気がしています。そして「ほぼさろ」は増々読ませ系路
 線を突っ走るのです。町の話題と言いながら、なかなか新鮮な情報を流せない
 で悩んでいますが、町に住む人達の色々な声をお届けすることで、今のサロマ
 を感じていただければとは、思っているのですが。

 今年もあとわずかになってきました。来週はもうクリスマスではありませんか。
 そしてその次はもう“来年”です。早いですね。無事にこの1年を終わりたい
 と思います。みなさまもお元気で。

┌───────────────────────────────────┐
│ 佐呂間町の関連サイトはこちら                                        │
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  ご協力に感謝します。
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┃    【ほぼ週刊さろま】2002.12.18(毎週水曜日発行) 第126号    ┃
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   マガジンID:0000040784
     発行元:ほぼ週刊さろま編集委員会
   発行責任者:干 場   久 mailto:hoshiba@muratasystem.or.jp
     編集長:さくら うめこ mailto:umeko@webnews.gr.jp
     編集員:中 村 直 樹 mailto:naoki_n@d7.dion.ne.jp
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