ほぼ週刊さろま2002.12.4 10:00発行 第124号

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 わが町北海道佐呂間町より、町の様子、新しい情報を心を込めて発信します。
      (このメールマガジンは等幅フォントでご覧ください)

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│【巻頭言】 by ももっち                                                │
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 12月4日配信、124号です。今週は、なんだか良い事ありそうなゴロです。

 12月に入り、ますます冷え込みが厳しくなっています。冷え性の私としては、
 早朝はかなり辛い(みんな同じですね)それでも日中は暖かいため、近い所は
 歩くようにしています。

 季節柄(?)ボーっとする事が多くなりました。橋の袂から川の流れを眺めて
 おりましたら、普段は何でもない河原の風景が、なんだかとても風情があり、
 ありがたささえ覚えてしまいました。小石に薄らと積もった雪や川縁の氷がい
 かにも冷たそう、土手の堅雪を見ると、その上を渡って何処まででも行けそう
 で幻想的な趣きを感じました。心も体も冷え込む季節、暖かいものが欲しくな
 りますね。

 ┃永代橋より┃
  http://www.webnews.gr.jp/saroma/02_1204_iku.html

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│【町長のつぶやきコーナー】 by サロマバタフライ                        │
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 『市町村合併の動き(その2)』

 前回、市町村の合併について、大まかな内容をお知らせしましたら、東京在住
 の佐呂間町出身の方から、もう少し合併の問題について、具体的に説明をして
 ほしいとのメールをもらいましたので、今、報告のできる範囲でお知らせしま
 しょう。

 全国的な流れについては先に述べた通り、3,218ある市町村の数を1,000程度に
 したいという国の方針には変わりがありません。そして、いま、国も道もそれ
 ぞれの市町村に対して合併の指導をしているのは佐呂間町においても同じであ
 ります。

 ただ、どうしても合併をしないと決めている市町村も全国には幾つかあります
 が、そのような町村は、たとえ国からの交付税を減らされても財政的に自立で
 きるところだと思います、全国の大半の市町村においてはこれ以上交付税を削
 減されたら自治体の経営は厳しいものと思います。

 佐呂間町においても担当者がシュミレーションをしましたところ、このままの
 状態で行くならば、平成21〜22年には赤字財政にる転落するとの結果を出して
 おります。佐呂間の場合は未だ健全な方であってまだまだ厳しいところも沢山
 あり皆が頭を抱えているのが現実です。

 そこで、今、佐呂間町が検討をしていることは、遠軽七か町村(遠軽、白滝、
 丸瀬布、生田原、上湧別、湧別、佐呂間)が一つになる案と、上湧別、湧別、
 佐呂間,常呂町の四つが一つになる案(いわゆるサロマ湖を共有している町)
 があり、それぞれのグループで必要な数字を持ち寄り検討をしているところで
 あります。

 いずれにしても合併をすることになれば相手の居ることであり、自分のところ
 だけの都合で物事を解決する問題ではありません。お互いが基本的な資料を持
 ち寄り、協議をして、どこと組するかを決めなければなりませんが、その作業
 は三月の末頃までには方向性を出さないと時間的には間に合わないのではと思
 われます。それまでの間に自治会を通して広く町民の皆さんからの声も聞きな
 がら最終的な結論を出したいと考えております。

 ここ1週間ほどで、少し他町村の動きもあろうかと思いますので、そのときは
 (その3)で報告しましょう。

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│【慶弔】 by ももっち                                                │
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 ★心よりお悔やみ申し上げます。

  加藤 トメさん(武士)   90才 11/26死去

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│【あれは30年前 〜昭和47年11月号「広報さろま」より〜】 by Don   │
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 ・・“青春を考える”・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 ・                                  ・
 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・〜女子青年研修会〜・・・

 町内青年団体協議会主催の「女子青年研修会」が、11月12日佐呂間公民館
 で開かれ、午前中は厚生病院稲垣栄養士の指導で、簡単にできて、しかもバラ
 エティと栄養に富んだ料理の講習があり、午後からは「青春を考える」と、題
 してのディスカッションが行われましたが、意見百出の中で、現在を精一杯に
 生き、青年時代に団体活動等参加によって、人間関係を体得していく必要が確
 認されました。

 ┃記事はこちら┃
   http://www.ohotuku26.or.jp/saroma/mailmag/47_12_zyosi.pdf

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│【今週の話題】                                                   │
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 『大変!えりちゃん!テレビに出る!!』〜うめこ

 先日、空港にてえりちゃんを見かけた。修学旅行も終わったばかりなのに何か
 なと思いきや、なんとテレビ出演だそうだ。それもNHKのトーク番組という
 から、良く見るあれか?と途端に興味津々でえりちゃんの取材に走った。

 えりちゃん曰く、テレビの「しゃべり場」が終わった時に「青春メッセージの
 出場者募集」があって、横浜の友達が出るって言ったんでわたしも出ようと思っ
 たの。第1次審査では、北海道から6人選ばれたよ。方法?作文。テーマ?わ
 たしのは「私という個性、誰も止められない。」って服装のことを書いたの。
 (そう言えばえりちゃん、いつも人目を引く奇抜な服装です。)そしてこの前
 東京に行って第2次審査があったの。今度はスタジオで5台のテレビカメラと
 3人の審査の先生とたくさんの会場審査員の前であの作文を読み上げて北海道
 からただ一人の代表に選ばれちゃった。次は1月13日の本番。NHKホール
 でタッキー翼の司会でやるんだよ、すごいでしょう!(と言われてもわたしは
 それを知りません・・。)

 えりちゃんは本当にオシャレです。彼女のスタイルは“ゴシックファッション”
 と言うのだそうです。でも普段はごく普通で、学校の制服も違反無しの平凡な
 服装だそうです。将来は服飾関係に進んでデザイナーになりたいそうな。なん
 だかそれも実現しそうな気がした、頑張れ、えりちゃん!

 ┃歯医者でバイト中のえりちゃんに話を聞きました。┃
  http://www.webnews.gr.jp/saroma/02_1204_wadai.html

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 『えびす講まつり』〜町経済課

 11月21日から23日まで長野県上田市海野町商店街において「えびす講ま
 つり」が開催されましたが、その中で「北海道サロマ大海産物市」も実施され
 ました。販売には物産館「みのり」の香川社長さん・田岡さん、東京サロマ会
 から駆けつけた宮地さんが担当し、ホタテ浜焼き・鮭山漬け・ホッケの開き・
 いくら醤油漬・いか一夜干し等々、物産館「みのり」で取り扱っている佐呂間
 の海産物を販売し大盛況だったとのことです。

 また、佐呂間町からは 上高助役さんも訪問され、母袋上田市長さんとの懇談
 が行われました。

 ┃えびす講まつりの様子です。┃
  http://www.webnews.gr.jp/saroma/02_1204_wadai1.html

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 『老人クラブふれあい会開催さる』

 去る11月27日(木)、浜佐呂間活性化センターシンデレラ館にて、全町の
 老人クラブの交流をはかる「ふれあい会」が開催されました。会場にはたくさ
 んの元気な方達が集まり、その日までに一生懸命に練習してきた踊りや歌や大
 正琴の演奏などを披露しました。とても盛大な催しで、多くの町民の方にも、
 見ていただけたらいいなと思いました。

 ┃あいにくですが、昼休みの様子。┃
  http://www.webnews.gr.jp/saroma/02_1204_wadai3.html
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 『朝野球リーグ戦の結果』〜パンプキンタケダ

 11月29日、平成14年度佐呂間町野球協会納会の席で朝野球リーグ戦の表
 彰が行われました。内容をお知らせします。

 リーグ戦成績  優勝 オールドボーイズ  7勝2敗1分(2年連続8度目)
         2位 役場        7勝3敗
         3位 ルースターズ    5勝5敗
         4位 フレンズ      4勝4敗2分
         5位 江戸っ子ドットコム 3勝7敗
         6位 GGボーイズ    2勝7敗1分

 個人表彰【MVP】

 「期待を裏切るバッティング」が死語になってしまいました。持ち前の野球セ
 ンスが大きく開花。ユンボに乗ったバットマン。石川勝義選手(オールドボー
 イズ・石川重機)

 個人表彰【優秀選手】

 GGボーイズ戦で途中までノーヒットノーランが選考理由。チョウチョもとま
 れるような超スローボールが魅力。安藤雅之選手(役場チーム・役場企画財政
 課)

 ヒットが打てるようになった。フライが捕れるようになった。進歩の影に努力
 あり。真剣プレーで笑いを取れる男。津村宏嗣選手(ルースターズ・役場町民
 課)

 チーム加入1年目。芸術的なコントロールが自慢です。燃える闘魂。熱投男。
 沢村 巧選手(フレンズ・佐呂間高校)

 チーム結成2年目。3つの白星に貢献したが、いまだにノーコンのうわさも・・
 風下にいるとこっちが酔ってしまいそうな毎回二日酔い男。高橋則久選手(江
 戸っ子ドットコム・高橋土建)

 年を感じさせないミートバッティングは若手の見本です。記念(還暦)の年に
 初の受賞となりました。小林 博選手(GGボーイズ・役場水道課)

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 『国際交流』〜ゆうこ

 12月3日〈火曜日)、佐呂間小学校の5年生が図書館にクリスマスツリーの
 飾り付けを行いました。

 このツリーは3年前に姉妹都市パーマ市からの佐呂間町へプレゼントされたも
 ので、町民みんなが楽しめるようにと図書館に毎年飾っています。

 昨年からは、佐呂間小学校の授業の一環として、5年生がアメリカのクリスマ
 スの過ごし方を通して異文化を勉強すると共に、飾り付けをしてくれています。

 今年もパーマ市からの語学指導助手、ハイディ先生と一緒に、素敵なツリーに
 仕上げてくれました。みなさん、ぜひご覧下さい。

 ┃図書館クリスマスツリー┃
  http://www.webnews.gr.jp/saroma/02_1204_wadai2.html

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│【今週のお知らせ】 by なおき                                          │
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 12月 4日(水) 寿大学        町民センター     10時

           ヘルスアップ教室   町体育館       10時

           シルバー健康教室   町体育館    13時30分

           無医地区巡回診療   幌岩公民館      14時

 12月 5日(木) リサイクル資源収集日 中地区

           心と体のリハビリ教室 若佐コミセン     10時

           特設人権相談     佐呂間コミセン    13時

           自治会長会議     佐呂間コミセン    13時

 12月 6日(金) リサイクル資源収集日 下地区

           心配ごと相談     老人福祉センター   13時

 12月 7日(土) お話広場       図書館        14時

           あうんコンサート   町民センター     19時

 12月 8日(日) 遠軽地区移動文化展(〜5日) 町民センター

 12月 9日(月) リサイクル資源収集  上地区

 12月10日(火) ツ反接種・風しん接種 若佐診療所  10:15〜10:45
                      小田医院   11:15〜11:45
                      佐呂間医院  13:30〜14:00
                      厚生病院   14:30〜15:00

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│【告知板】                                                            │
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 『AUN CONCERT TOUR 2002 D.A.S.H.』

 と き 平成14年12月7日(土)開場18:30 開演19:00
 ところ 佐呂間町民センター大集会室
 入場料 大人3000円 高校生以上1500円、当日はいずれも+500円
 託 児 あり(先に申し込みが必要です。)
 問合せ 佐呂間町教育委員会社会教育課(01587−2−1295)
 主 催 佐呂間町芸術文化事業企画委員会「夢創」

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 『佐呂間教会献堂1周年記念祭のお知らせ』

 佐呂間教会が新しくなって1年が過ぎました。これを記念して、佐呂間町民の
 皆様とともに恵みの感謝をしたいと思っています。どうぞ、家族そろってお気
 軽に記念祭においでください。

 日 時 2002年12月6日(金)〜7日(土)すべて入場無料
 前夜祭 12月6日「映画上映会」
     16:00〜17:30 子供向きアニメを上映
     17:30〜21:00 「天使にラブソング1.2」
       お馴染み、ウーピーゴールドバーグ主演の映画を2本立てで上映
     21:00〜「アミスタット」「野のゆり」「真夏の夜のジャズ」他

 記念祭 12月7日「記念講演」
     11:30〜13:00 昼食(鶏ご飯とお味噌汁)
     13:00〜13:45 講演 講師 山口光友長老
                    「オホーツクの教会の開拓と歴史」
     14:00〜14:30 ゴスペル 出演「PPS」
                   アメージンググレイスなど、4〜5曲

 このほか写真展も同時開催(旧会堂、建築風景など思い出の写真です)。

 問合せ 山口(2−3619) 安部(2−2601) 清水(2−3316)
 主 催 日本キリスト教会佐呂間伝道教会(2−3629)

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 『夢ふうせん主催 クリスマスパーティーのお知らせ』

 と き 2002年12月16日(月)・20日(金)11時〜14時
 ところ 佐呂間教会(16日)・浜佐呂間シンデレラ館(20日)
 内 容 端野在住の大橋美恵さんをお迎えし、素敵なヴァイオリンの音色を楽
     んだあと、夢ふうせんのヘルパーさんの自慢料理に舌鼓を打ち、楽し
     いひとときを過ごしましょう。
 料 金 2000円
 送 迎 あり(遠慮なくお申し出ください。お迎えに上がります。)
 連絡先 居宅介護支援事業所「夢ふうせん」(電話2ー1123)

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 『武道館温水プールSTAR クリスマスツリー募集』

 武道館温水プールSTARでは毎年大きなクリスマスツリーを飾っていますが、
 今年は利用者さんから使わなくなったツリーの寄付があり、窓辺に並べていま
 す。つきましてはおうちで使わなくなったクリスマスツリーがありましたら、
 どうぞお持ちください。たくさんたくさん並べて楽しいクリスマスを迎えたい
 と思います。来週はそのクリスマスツリーの様子をお伝えしましょうね。

 連絡は、武道館温水プールSTARまで(2ー6211)お電話ください。

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 『富小に迷い犬』

 数日前より富武士小学校に白い迷い犬が居着いています。首輪はしていません
 が、人なつこくかわいい犬です。お心当たりの方は富小までお知らせ下さい。

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│【森からのたより(1)】 by釜爺 期待の再登場             │
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 『ふたたびの冬』

 雪を見て…森から雪が消え失せたのが、つい数日前のような気がして、カレン
 ダーに目をやると紛れもなく師走になっていた。なんと言う事だろうか、目の
 前を、一年が飛び去っていく…たった今、気づいたような想いに唖然とする。
 北にサロマ湖の森が、空につかまろうとあがいているかのような巨木の裸木を
 たたきつける風に晒している。南には、こんもりとホロイワ山の原始の森が佇
 み、丸太小屋は森に挟まれた「森のサンドイッチ」だ。

 ふたたびの冬はどんな冬になるのか。どんな出逢いが待っているのか…
 森からのたよりを発信しよう…わずかにツルウメモドキの実が彩る褐色の絵の
 中で、人恋しさがつのり、気まぐれのつぶやきを聞いてもらいたくなった…

 『押しかけ同居人』

 季節の始まりには、訪問者が多い…
 ほとんどが招かざる客で、あまりの傍若無人さについつい、真剣に立ち向かう
 羽目になる。

 キッチンの異変に気づいた。数日前から、なにやらガサゴソと気配があったの
 だ。解凍の為調理台に出して置いた肉のブロックがない…皿に解けた血が付着
 しているのみ、肉は忽然と消えていた。
 敵はハツカネズミごときでは無いな…と首をかしげた、果たして…その後、気
 配が消えた。その夜のメニューの肉じゃがは諦めるはめになった。
 翌日、浴室に湯を入れに出向いて、ドッキリした。

 なんと、水のぬいた湯船の底に犯人がいたのである。
 あわてて、排水口に潜りこもうと焦るが、肥満腹で入れない様子なのだ。
 湯船のそこはフンだらけ、野球ボールほどもある肉の固まりを一度に食べてし
 まったどぶネズミが、凶悪な面構えで見上げるのと、しばし睨めっこを続けた。

 鳥カゴを持ち出してきた。小鳥の病院なったり、拉致小屋になったりしたカゴ
 である。どぶネズミの入居者はこいつがはじめてだ。新聞紙をちぎってベット
 をつくってやる。餌も水も入れてやる。

 殺すに殺せず、泊める羽目になってしまった…。この後、どうなることやら…

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│新コーナー【歌集、味噌人】 by Y.T                             │
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 「ほぼさろ」のライターを探していると、色々な方に出会うものである。この
 方、実に多才。その色々は追々紹介したいと思っているが、まず手始めに彼の
 作品の中から“短歌”を掲載していきたいと思う。歌集『味噌人』は短歌31
 文字を「三十一」=「みそひと」=「味噌人」ともじってつけられたタイトル
 である。これからも分かるように、ユニークきわまりない彼の世界をお楽しみ
 いただきたい。

 『秋耕』昭和48年12月、50歳

 ○雪止みて いよよ凍てつく 歳末の 街道きしませ 妻待つ家に
 ○只一人 下車し無人の 駅にみる 白銀の野の 月煌煌と
 ○年終えし 賃金を受け 魚購い 下車して五粁 過疎の我が家

 ┃Y.Tさんです。┃
  http://www.webnews.gr.jp/saroma/02_1120_misohito.html

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│【ほぼさろ紙上物産展】 by うめこ                                  │
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 このコーナーはメルマガ紙上でおこなう物産展です。サロマの名産、もしくは
 おもしろう商品等をご紹介したいと思います。質問や依頼やお問い合わせなど
 ドンドン受け付けます。編集長までメールをお送りください。

 7回目の今日は・・・道の駅「サロマ湖」に併設する物産館「みのり」にある
 サロマニアンにちなむコーナーの紹介です。

 ●『木の人形』
  「ほぼさろ」ではお馴染みであった釜爺さんの手作りの木の人形です。自然
  の形を最大に活かし、ひとつたりとも同じものはないという、この人形達の
  表情がステキです。どの子もからだいっぱいに風を受けているようです。

  「ほぼさろ」の釜爺も復活しました。また毎週楽しみにされる方が多いこと
  思います。

 ●『草木染め』
  これまた「ほぼさろ」でお馴染みのともちゃんの、これは草木染めの作品の
  コーナーです。自然の色の風合いがどれもやさしく迎えてくれます。ともの
  お気楽日記を読んでいる方は、彼女の人となりとをご存知と思いますが、そ
  の雰囲気をしっかりか持ち出しています。

 ┃木の人形と草木染めコーナー。┃
  http://www.webnews.gr.jp/saroma/02_1204_bussanten.html

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│【とものお気楽日記】 by とも                                          │
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 ○月○日(○)『忘年会』

 今年ももう12月。あと1ヶ月で来年になってしまう。今年はじめに立てた抱
 負も正月の酒で早速忘れてしまったぐらい、私はのん兵衛らしい。らしいとい
 うのも、記憶をいつもなくしてしまうので、最後にどうなったか、わからない。
 次に日に一緒に飲んだ友人が私の顔を見て、ニヤリとしたら、「また、やって
 しまったか」と、一応反省する。が、何をどう反省していいのか、それすら思
 い出せない。幻覚を見てたとか暴れたとか、友達が話をするたび、他人のよう
 な自分が情けない。朝目が覚めたら車をどこかに置いてきただろう?とかなら
 まだしも、子供を誰の家に置いてきたかも忘れているときもあった。そりゃま
 ずいだろう。

 昨夜も、ある集まりの忘年会だった。「注がれるものは断るな」という学生時
 代の掟を今だ頑なに守り通すため、相手の酔いが冷め注ぐのをやめてくれるま
 で、どうやら私はにこにこしながら飲んでしまう。「限度を知って、これ以上
 は危ないと思ったらやめなさいよ」と、いつも言われるが、限度を知ったとき
 にはそうとう酔っ払っているので自制心が効かない。哀れにも、昨夜もトイレ
 の前の廊下で力尽き、倒れこんでしまった。周りで、「うわあ、こんなところ
 で寝ちゃいかん!」と大騒ぎするおじさんたちの声が聞こえるのに、目が開か
 ない。体が動かない。それからの記憶はほとんどなく、誰かの家の暗い部屋で
 一人で布団に寝ている自分に気がついた。どういうわけか、涙がどんどん出て
 とまらない。いつも、酒を飲むと笑い上戸だと言われていたのに、昨夜はどう
 いうわけか、かなり、泣いていたらしい。厄介な自分だ。どうにかして欲しい
 ものだ。それからどうやって家に帰って、どうやって寝たのか、それも例のご
 とく、毎度のことながら、覚えていない。

 今朝、目が覚めると、バイトを休もうかとふと頭をよぎったが、すぐその後に、
 目を吊り上げて「なにをぉ?」と怒る親方の奥さんの顔が浮かび、そそくさと
 布団から這い出し、頭を壁にぶつけながら支度をしてバイト先に向かった。カ
 キがぐるぐる回り、つわりのような吐き気を抑え、午前中でギブアップ。運転
 してきてよかったのかと自分でも思えるほど、飲酒運転のような気分で自宅に
 なんとかたどり着き、ダウン。やっぱり、このあと、あんまり覚えていない。

 今週はあと2回も忘年会がある。今月はあと何回忘年会があるだろう。お酒は、
 暫くやめたい。自制心の効かない私にお酒を注がないでと、ここで言っておき
 たい。酔いつぶれてあとで大変厄介をかけることになること間違いなし。

 昨夜の大事な忘年会を、またしても最後に潰してしまって、申し訳ない。毎年、
 年末年始は、お騒がせをしてしまう。酒の恥はかきすて(?)てみたい。

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│【海坊主の浜だよ】 by 海坊主                                         │
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 先週末に珍しいことがありました。なんと鯨が富武士港で陸揚げされました。
 といってもこれはサロマ湖の浪速方面で死んで漂流してるのを漁業者が船で引
 っ張ってきたものでした。それでもあっという間に人だかりができ、ちょっと
 した騒ぎで、子供たちは目を丸くして見学していました。自分の記憶の中では
 幼少の頃何歳かは忘れましたが、確か白い鯨を港に陸揚げされているのを見た
 ことがあったような記憶がのこっていますので、子供たちの記憶にも残ること
 でしょう。

 鯨の種類はミンク鯨で、体調は4m50cmちかくあり、重さは残念ながら忙
 しかったのでその場を離れてしまい不明です。写真でもあれば良かったのです
 が、なにぶん仕事中だった為申し訳ありません。デジカメも買おうかなとは思
 うのですが・・・。

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│【キリンのぶつぶつ】 by キリン                                        │
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 12月1日(日)

 今年もやってきました。いよいよ師走です。街角は赤と緑のクリスマスカラー。
 来年の暦もあれこれ工夫を凝らしたものが沢山ありますね。

 ホワイトドームでは、寒い寒いと言いながら汗を流して(笑)、テニスやサッ
 カーの練習が…。一歩、足が出ない手が出ないで飛びあがる自分に腹をたてつ
 つ、しまいにゃ「なんぼやっても無駄なような気がする。」と情けな〜い言葉
 がポロリ。いじけた時には「な〜んも、継続は力なり。」と呪文のようにとな
 えつつ。あらら?キリンは北海道人と再確認。なんもって言い言葉じゃないか
 な?以前、かつて北海道在住の方と話していた時、「なんもか〜。良いな。懐
 かしい。」って言われた事があったのを思い出しました。

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│【あっちこっちのサロマニアン】 by 小梅                                │
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 『那覇マラソン』

 先週日曜、市民マラソンの中でも大規模な大会である那覇マラソンに参加した。
 今年6月にサロマ湖100キロマラソンを走って以来、ジョギングの味をしめ
 てしまった私。サークル仲間を誘い、初参加を試みた。

 当日は天気良好。少し暑いが、涼しい風が快い日だった。老若男女、あらゆる
 ジョガー達にまぎれてスタート前の神聖な緊張感を味わう。ところがトラブル
 発生。参加者4200名の大人数の中、なんと仲間と離れ離れに。少しあせっ
 て探しはしたものの、見つからない。どうせ後々バラバラになるのだから、と
 ひとりスタートをきる。

 私は最後尾のほうに並んでいた。そのためか、本当のスタートラインを通過し
 た時、すでに15分経過していた。すごい時間ロスをしてしまったなーと思い
 ながらも市民ジョガーの列は先がつまっているのか、走りだすまでに時間がか
 かった。

 さて、そんなこんなでやっと走りだしてからの初めの10キロの道程はあっと
 いう間に通過。普段1人で練習するよか大勢にまぎれて走ると苦しいとかいう
 感覚がマヒするのだろうか、今回のマラソンはとても気持ち良く、マイペース
 に走りぬくことができた。走りゆく道々、沿道には常に応援者が声高らかに声
 援してくれ、えいさー隊が、太鼓隊が、勇ましく踊り気持ちを引き締めてくれ
 る。田舎の方おばあ集団がゴザの上にどかんと座り、バナナやミカンなんかを
 「食べんしゃい!力つかんよー!!」と言って手に握らせる。(反強制?!)
 沖縄の人々の陽気でおちゃめな、選手に対する様々なほどこしがマラソンまで
 をも楽しく感じさせてくれたのかもしれない。

 しかし実際私は常にギリギリのタイムゾーンにいた。折り返し中間地点の21
 キロを制限時間7分前に通過。31キロ地点を5分前に経過。ゴールしたのも
 10分前。でも今回はすごく歩いたし、無理して走ることは一切しなかったの
 で、まぁ、よくできたじゃん、という感じで満足している。

 完走者が手にすることができる琉球ガラス細工のメダルはとてもきれいで、そ
 の夜完走打ち上げでバイト先に飲みにいった時もずっと肌身離さずつけていた。
 あとからマラソン話であれこれと盛り上がっていたが、皆スタート前の緊張感、
 興奮、盛り上がりとゴール寸前のトラック快走時、ゴール後の爽快感充実感だ
 けしか鮮明に覚えていないのが笑えた。

 そのたった一瞬のかけがえのない感触だけを求めて、マラソンにハマってしま
 うのもおもしろい話だ。だがやはり私にとって、非日常的な物事をやってのけ
 ることは、能力、精神力、体力など自分自身を再確認することに値する。生き
 ている実感が生々しく全身全霊で感じられることができる。だが、筋肉痛、間
 接の痛みをかかえながらの飲み会時、「次は沖縄マラソンだなぁーお前も出る
 だろ?!」の友人の言葉にはさすがにいい反応ができなかった…だけど走っち
 ゃおうかな?という気をすでに持ち出している。まだ体力も精神力も旺盛なこ
 の若い時期に、いっぱい走っておきたいなぁ。自己満足が大好きなのでフルマ
 ラソンは私向きなのかも。皆さんも一度は経験してみるのもいいはずですよ!
 応援する側と、実際走る側では感動の大きさもマラソンに対する感覚も全く変
 わります。来年のウルトラマラソン、いかがですか?

 ┃ゴール後の小梅です。┃
  http://www.webnews.gr.jp/saroma/02_1204_koume.html

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│【編集後記】 by 編集長さくらうめこ                                    │
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 またまた出かけておりました。今回は花の東京、5年ぶりかのお上りさんです。
 以前、東京であの人の多いのを見た時は、わたしはわたしらしく個性的に生き
 たいと強く思ったのですが、今回はこんなにたくさん個性的な人がいるのなら
 わたしは静かに生きていきたいと随分おとなしくそう思ったのでした。

 東京は暖かかったです。あんなに暖かいのにしっかりとコートに身を包み、毛
 糸のマフラーを首に巻き、じゃあわたし達はどうしたらいいんだと憤るくらい
 でしたが、女満別の空港に着くと、本当に寒かったです。今朝も冷え込んで、
 水道凍結の話題等も出たくらいで、冷たい空気を思いっきり吸うとむせるほど
 でした。

 その前、幾分か雪も降り風がついて荒れた日、浜佐呂間に向かう途中でスリッ
 プして横っちょを向いた車がわたしの方に向かって来るという事件があり、わ
 たしはただビックリして「どひゃ〜〜〜!」と思っただけで何もできませんで
 した。「ぶつかるっ!」と思ったけれどもすれすれで行き違って、きっと路肩
 に転落したか立ち木に激突したかと思いましたが、バックミラーを覗くと、横っ
 ちょを向いたまま静止した様子。パッシングで後続車に注意をうながして走り
 去りました。みなさん、冬道は心して気をつけましょうね。

 話が戻ります。東京では「ほぼさろ」読者のあの方とあの方にお会いしました。
 お陰さまでいいつながりができ、感謝しています。これからもこの輪が大きく
 広がることを望みます。(教官、ごりさん、お世話になりました。山憲さん、
 ごちそう様でした。)

 東京で一番おもしろかったのは、飛行機まで時間があったので足を向けた国立
 競技場で行われたラグビーの早明戦を観たことです。子どものように歓喜して
 観戦しました。本物はすごいですね。こういところは都会っていいなぁと思い
 ました。その興奮を少しお裾分けしましょう。下記より写真をご覧ください。

 師走となりました。先生ではないけれど、毎日忙しくて走り回っています。今
 の楽しみは早くお正月になって、こたつでお節をつつきながらビデオで映画を
 観ることです。早く来い来いお正月。忙しい中、皆様もお体ご自愛ください。
 
 ┃国立競技場でのラグビー早明戦です。┃
  http://www.webnews.gr.jp/saroma/02_1204_umeko.html

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│ 佐呂間町の関連サイトはこちら                                        │
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  ご協力に感謝します。
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┃    【ほぼ週刊さろま】2002.12.04(毎週水曜日発行) 第124号    ┃
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     発行元:ほぼ週刊さろま編集委員会
   発行責任者:干 場   久 mailto:hoshiba@muratasystem.or.jp
     編集長:さくら うめこ mailto:umeko@webnews.gr.jp
     編集員:中 村 直 樹 mailto:naoki_n@d7.dion.ne.jp
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