ほぼ週刊さろま2002.4.17 10:00発行 第91号

◎「ほぼ週刊さろま」いますぐ登録
http://www.webnews.gr.jp/saroma/mailmag/saroma_mag2.html

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 ■◎▲.....W E E K L Y  T H E  S A R O M A......▲◎■
 ▽◆○...............ほ ぼ 週 刊 さ ろ ま...............○◆▽
 ●□★...................2002.04.17  No.0091.................★□●
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 わが町北海道佐呂間町より、町の様子、新しい情報を心を込めて発信します。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【巻頭言】                                                    byももっち
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

春本番、桜前線は弘前城まできているそうで、見事に咲き誇った桜の花が放映さ
れていました。サロマではまだ、つぼみすら見当たりませんが、週明けは気温の
高い日が続きましたので、薄紅色でいっぱいになる日も近いでしょう。そういえ
ば昨年のサロマの桜は、開花の翌日に雨が降り、二日目にして散ってしまったと
いう経緯がありましたね。さてさて今年はお花見が出来るでしょうか?

ずいぶん待ち望んだ方もおられるであろう、ルクシ峠の仮開通が15日月曜日か
ら始まりました。初日は驚くほどの交通量で、若佐の交差点付近では、強風と車
のタイヤで上げられた砂埃が黄砂のようでした。若佐小学校では同じく15日か
ら自転車通学が許可され、急激な交通量の増加と合わせて注意が必要だと思いま
す。今回の事で、サロマに住む私達にとってルクシ峠は生活に密接した交通ルー
トであった事がよく分かりました。

 ◎・・今週のサロマ、ルクシ峠開通当日の、若佐交差点の様子です。
    http://www.webnews.gr.jp/saroma/02_0417_iku.html

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【町長のつぶやきコーナー】              byサロマバタフライ
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 ●・・桜前線急北上

今年の冬はドカ雪が三度も降って積雪も例年よりは多かったが、全般的に気温は
高く、珍しいいことにサロマ湖が全面結氷しないまま春を迎えてしまった。更に
三月、四月に入ってからの気温も本州並で、すでに畑からはすっかり雪の姿を消
した。

今年の暖冬は北海道ばかりでなく全国的な傾向であり、沖縄では1月に桜が咲き
始め、桜前線は猛スピードで北上しており、函館では早くも梅の花が咲き、桜の
開花も間近だと云う。この調子でゆくと、サロマでの花見は大型連休の始め、四
月の末頃になるのではないだろうか。北国に住む者としては、春の訪れは一日も
早い方がいいと誰しも思うところであるが、今年のテンポは余りにも早過ぎる。
早くも畑からはトラクターのエンジンの音が響いている。

思いおこせば、昨年の春も天候は非常に順調であったが、夏が涼しく、雨も多く、
結局出来秋はさほどでなく、大きく期待が外れた年であった。今年こそ、春から
秋まで順調な天候であって欲しいと切に願いたい。

昨年の春は好天に恵まれたにもかかわらず、「こぶしの花」が全く見られないと
いう異常な年であった。春に「こぶしの花」が咲かない年は余り秋の収穫が期待
されないと長老はよく云っていた。今年こそは「桜の花」と「こぶしの花」との
競演を山いっぱいに見たいものである。そして豊穣の秋に大きな希望を寄せたい。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【サロマ湖 浜だより】                     by海坊主
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

浜の方は今日から湖内小定置網が解禁となり、朝早くから網入れをしてました。
また、外海ホタテ船が常呂港から富武士港に帰港し、カニ船と合わせて四隻の大
型の船が揃いました。近々サケ定置の船も揃うことでしょう。

今年は雪解けが早く、山菜も早いだろうなと思っていたら、はやアイヌネギ(ぎ
ょうじゃにんにく)がとどきました。早速天ぷらにして、ごちになりました。う
まかった〜!ほんとは自分でそろそろ採りに行こうと思っていたんだけど、先を
越されてしまった。明日にでもじぶんで採りに行って来ようと思っています。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【冠婚葬祭】                         byももっち
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 ●・・お亡くなりになった方

    大成  芝 健司さん(61)

    心よりお悔やみ申し上げます。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【ゴミ問題とリサイクル】                    byd−b
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

新年度が始まりました。今年、わが町の大きな課題のひとつにリサイクルの処理
があります。いろいろな工夫を重ねて良い方法で実施できるよう、町民のみなさ
んの協力もお願いしたいと思います。

それではさっそく質問のコーナーにまいりましょうか。

Q:生ごみ処理機の購入には補助金が出るそうですが、詳しく教えてください。

A:町では、生ごみ処理機を購入した方に補助金を出しております。補助の内容
  及び申請方法は、生ごみ処理機を町内の販売店(登録店)から購入してくだ
  さい。(販売店に販売店登録をしているか確認してください)
  購入すると販売店から販売証明書が渡されますので、販売証明書・印鑑・補
  助金振込口座番号を持参し役場町民課(若佐支所・浜佐呂間出張所も可)で
  申請手続きを行ってください。

  補助の金額は、購入額の1/2(但し20,000円を限度とする)となっ
  ています。補助は、1世帯(同居世帯を含む)1台で、生ごみの減量が十分
  に見こめ機種に限り助成しています。(参考)生ごみ処理機の販売価格は、
  処理方法、処理量により異なりまが70,000円から100,000円で
  販売されています。

Q:家電4品目は捨ててはいけないのですね。実際はどうしたら良いのでしょ
  うか。

A:家電4品目(テレビ・冷蔵庫・洗濯機・エアコン)は粗大ごみとしては、受
  入れていません。これら4品目を不法投棄した場合5年以下の懲役又は1千
  万円以下の罰金に処されます。普通、電化製品が壊れて使えなくなった場合
  新しい製品を購入することが多いですが、この場合は新しい電化製品を購入
  する販売店に壊れた製品を引きとってもらうことができます。又、新しい商
  品を買わない場合でもその商品を購入した販売店で引き取ってもらうことが
  できます。

  これ以外に、購入した販売店が不明の商品及び販売店がなくなってしまった
  場合は、役場か最寄の家電販売店にご相談ください。(注意)家電4品目を
  リサイクルする場合必ずリサイクル料金と運搬料金がかかりますのでご了承
  ください。

 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

〈d−bのリサイクル豆知識〉

今回は、生ごみ処理機の質問がありましたので生ごみ処理機ってなにか考えてみ
ましょう。

少し前には「自然に生ごみが消えてしまう」をキャッチコピーで出てきたのがコ
ンポストです。コンポストは容器の中に生ごみと、土と微生物を入れ自然の力で
土に戻すものです。これは微生物が生ごみを食べてしまっているんです。原理は
これと一緒ですがこれを電気を使い生ごみをかくはんすることで微生物の働きを
より活発にさせ、短時間で肥料をに変えてしまうのが電気式の生ごみ処理機です。
この外に、電気式には生ごみに熱風をあて水分を蒸発させてカラカラに乾燥させ
るタイプもあります。生ごみ処理機から作られる肥料は大変良質で、家庭菜園な
どに最適です。

 ◎・・リサイクルカレンダーはこちら
    http://www.TOWN.saroma.hokkaido.jp/osirase/020311/recycle.html

 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 ●・・次週の質問は↓。d−bさんよろしく。

 Q:リサイクル品を入れるビニール袋はもう配付されないのですか。
 Q:その他のプラスチックは収集後どうするのですか。

 ◎・・「その他のプラスチック」を集めてみた写真です。
    http://www.webnews.gr.jp/saroma/02_0417_gomi.html

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【あれは30年前】〜昭和47年4月号「広報さろま」より     byDon
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

┌── “「婦人病、ガン」健康はなによりも勝る”〜婦人衛生講座〜 ──┐
│                                  │
│「成人病、ガン」耳繁く入ってきますが、最近は特にガン健診等が盛んで、│
│受診率も高く、これらの難病も未然に防いでいます。          │
│町婦人団体連絡協議会では、更に婦人の専門病の知識を高めるため、先日、│
│遠軽厚生病院婦人科医長の桜庭衡講師を招いて、福祉会館で「婦人病、ガン│
│」について婦人講座を開きました。会場は大勢のご婦人が集まり、スライド│
│を交えた話を真剣に聴いておりました。                │
└──────────────────────────────────┘

 ◎・・記事はこちら
     http://www.ohotuku26.or.jp/saroma/mailmag/47_04_kouza.pdf

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【今週のお知らせ】                       byなおき
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 ●・・今週のお知らせ

    4月17日(水) 粗大ゴミ収集 若佐・若里

             西富地区町政懇談会 西富公民館 13時30分

    4月18日(木) 粗大ゴミ収集 知来・仁倉・浜佐呂間・幌岩

             自治会長会議 佐呂間コミセン   9時30分

    4月20日(土) 春季消防演習 町体育館      14時

    4月22日(月) 粗大ゴミ収集 北・東・西富・高校団地

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【平成14年度佐呂間町IT講習会のお知らせ】  パソコンと友達になろう!
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

主  催 役場企画財政課・役場企画財政課
受講対象 町内在住で20才以上の方
実施時期 平成14年5月中旬から9月下旬までを予定
講習内容 <IT基礎講座>
     インターネットが使えるようになるために必要な基礎技能の習得
     <ワード・エクセル基礎講習会>
     ワープロソフトで簡単な文章、また表計算ソフトで簡単な計算を習得
講習時間 1講座12時間程度
会  場 佐呂間中学校、若佐中学校、浜佐呂間小中学校
申し込み 役場企画財政課(2ー1214)、役場企画財政課(2ー1295)
日  程 日程その他については上記にお問い合わせください。

         ※ 講師・アシスタント募集中 ※

 ◎・・詳しい内容はこちら
    http://www.town.saroma.hokkaido.jp/osirase/osir_020414it.html

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【告知板】                            byうめこ
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 ●・・町体育館休館のお知らせ

佐呂間町のスポーツ中核施設である町体育館。なんと建設されてから20年以上
も経ってるんですネ。確かにロビーの床は剥がれていたり、暖房がないため冬は
とても寒かったり、アリーナの壁板の釘が効いていないのか浮いていたり・・・
今時の施設に比べるとかなり古い施設ですね。でも、建て替えるとなると10億
以上は・・・かかるのでは・・・。

そこで、著しく老朽化している箇所を修理し、少しでも長くみなさんに快適に使
用していただくため補修工事をおこなうようです。その間体育館は使用できなく
なりますが、少しの間みなさんでがまんしましょう。

使用できなくなる期間は、4月25日から6月3日までだそうです。みなさんの
ご理解とご協力をお願いします。

........................................................................

 ●・・オホーツクサイクリングの参加者募集

昭和57年に始まり、今年で21回目を迎える「インターナショナルオホーツク
サイクリング」。初夏のオホーツクを舞台に、雄武町からサロマ湖、網走を経由
し斜里町までの212kmの道のりをサイクリストたちが駆け抜ける大会。みな
さんも一緒に参加しませんか。

今年の開催日は7月12日(金)〜14日(日)。12日は前夜祭、13日に雄
武町をスタートし、常呂町で一泊、翌日14日に斜里町をめざします。

参加申し込みは、5月10日まで。申し込みは、ほぼさろスタッフのあべっちま
で。

 ◎・・詳しい内容はこちらです。
    http://www.town.saroma.hokkaido.jp/osirase/osir_020414ohktsk.html

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【キリンのぶつぶつ】                      byキリン
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 ●・・4月14日〈日〉

まだ少し、風は肌寒いですが春らしい日が続いています。朝、編隊で飛ぶ鳥を見
かけます。かなり高いところを飛んでいるので姿がはっきり見えませんが、綺麗
な「くの字型」の時もあるし多少形が崩れている時もあります。

雁はサロマ湖にもいる〈来る?〉ようですがさて??永年、サロマに住んでいな
がらサロマ湖に飛来する鳥も知らないなんて、情けない〜。ご存知の方教えて下
さい。季節に合わせて色々な鳥が見られるのは、四季がはっきりしているサロマ
ならでは…。渡って来たのかな?帰っていくのかな?と写しても点にもならない
な〜。と思いつつポカンと口を開けて、空を眺めておりました。(笑)

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【今週の話題】
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 ●・・ルクシ峠開通。

去る15日、半年ぶりにルクシ峠が開通しました。折しもポカポカの暖か陽気、
待っていたかのようにたくさんの車がルクシの山めがけて上って行きました。

事故のないよう安全運転に心掛けましょう。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【とものお気楽日記】                       byとも
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 ●・・○月○日(○)「兄ちゃん」

先日、浜サロマ小中学校の先生の歓迎会があった。ついこないだ楽しかった先生
方が去り、寂しさをぬぐうまもなく、新しい先生がうれしそうにやってきた。

浜の父兄はとにかく飲む。先生の送別会だろうと歓迎会だろうと、自分が主役だ。
転勤される先生を背に飲みふける。やってきた先生の肩をたたき、ま、頑張れや
とドスのきいた声で脅してみたりする。今年もまた、歓迎会では、がはは、わは
はと校長先生の家で午前様まで飲みふけった。校長の姿など、見当たらないほど、
校長は小さくなっている。若い女性の先生はコンパニオンのようで、同年代の男
性教諭は友達扱いされる。それに驚き、戸惑うまもなく、父兄は酒を注ぎ交わす。

小さい町だから、できるのか。ここの父兄だから、できるのか。とにかく、楽し
いと、父兄は思っているが、先生たちはもうすでに、転勤願いを頭に浮かべてい
るかもしれない。

そんな中、兄ちゃんと呼ばれる父兄がいる。ただ単に兄弟でPTAに入っているの
で、区別するために、兄ちゃんといわれている。兄ちゃんは、サロマのヨサコイ
グループの会長でもある。だから、会長とも言われる。会長兄ちゃんは、ひげを
生やし、メガネの奥から、ニコニコした目で、みんなを見ている。大きな手ぶり
身振りをして話をする兄ちゃんは、浜サロマで知らない人はいない。酔っ払うと
でれでれになってしまうが、冬になると道路の除雪で大きなショベルに乗って、
走り回る。大きな重機に乗ってかっこよく除雪するのに、私を見るとドアを開け
て、「いやあ。」と頭をかきかき、ぺこぺこお辞儀をする。かっこいいなあと思っ
ていたのに、がっかりだ。

でも、いつも、「おきらく日記」を読んでくれているらしく、会うと、おきらく
日記の一部をうれしそうに、思い出して話してくれる。あんまり、毎回日記の話
をするから、今回は、兄ちゃんを載せてあげる。今度会ったとき、なんて言うだ
ろうか。また、「いやあ。」と頭をかいて車から出てくるだろうか。楽しみだ。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【釜爺の丸太小屋便り(十五)】                  by釜爺
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 ●・・太陽に向かって

沢の流れを雨音と勘違いして目覚めた。沢にはまだ雪がドッサリ残っていて雪解
け水が勢いを増していた。数日前からやって来たハクセキレイのカップルが、元
気に鳴き交わしながら丸太の軒下を下見している。

5時だ。釜爺は身支度をすると車を走らせる。濡れた枯れ葉を踏んでしらかば樹
液を採取する。「森の雫」が溢れてきらめいていた。その透明感は森の命そのも
のだ、清涼感にみちていた。

帰路、湖の岸なりに走る道の緩やかな坂を、カーブを切って上りつめると、視界
がひらけて朝日が眼前にとびこんできた。ホロイワ山のすそ野がのび湖に迫り出
していて、先住の民が「カムイシレト(神の岬)」と呼んだところだ。フットと
釜爺の白髪頭をよぎった想いがあつた。

丸太小屋を積み上げる作業は孤独だった。おんぼろユニック車がたったひとりの
相棒だった。仕事の合間の早朝と夕方が丸太との格闘時間だったから、東西に走
るこの道を、朝日に向かってやって来て、夕日に向かって帰る毎日だった。朝日
に活力を貰い、夕日に癒される日々だった。

楽な作業ではなかった。励ましてくれる友もすくなかった。そんな孤独をバネに
丸太と格闘した。カナダで自分の子供の様な若者と寝起きを共にして巨大な丸太
を相手に皮を剥き、慣れないチエンソーを駆使しながら、身体で丸太組みのノウ
ハウを学んでこなければ、途中で挫折していたに違いない。

体力とて人並みより劣る五十歳を越えようと言うオトコにとって、過酷ともいえ
る挑戦だったとおもう。丸太小屋の完成は、体力と気力の持続の結果だった。支
えてくれたのは朝夕の太陽だった気がする。

「すべて自然の中にある…」かのサグラダーフアミリア協会の設計者ガウデイの
言葉を想う…自然に対して謙虚に感謝の気持を忘れてはいけない…自分も自然の
一部であることを自覚させてくれたのはあの、丸太との格闘を通して太陽に向かっ
て走り続けた五年間だった。

「森の雫」でコーヒーをおとす。円やかな甘みと共に想いがひろがる…

  「森の雫」の愛飲者が増えてきて、釜爺のしらかばの樹も四本になってしま
  いました。採取する量は一日、二十リットル以上になりますのでまだ余裕が
  あります。あなたも飲んでみませんか…ペットボトル持参で、釜爺の丸太小
  屋へどうぞ…あとわずかの間の森の恵みです。ある日を境にしらかばは汲み
  上げポンプのスイッチを切るのです。

     tel 6−2350(品切れ、留守の際はごカンベンのこと) 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【懐かしの佐呂間】                           byももっち
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 ●・・現在は使われていない若佐地区の格技館

ルクシへ向かう国道をちょっと寄り道した所にあります。以前は、色々なスポー
ツの練習などに利用されていたようですが、今では重みある看板の字は消え休日
の子ども達が卓球をしたりしています。

 ◎・・古ぼけた若佐格技館
    http://www.webnews.gr.jp/saroma/02_0417natukasi.html

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【編集後記】                    by編集長さくらうめこ
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

暖かな日が続きます。日中、取材に出かけた時、鮮やかにウグイスの鳴き声を聞
きました。とうとう今は、Tシャツに着替えての編集です。そういえばさっき、
家の中で“ハエ”も確認しました。本当に春ですね。

本日、子どもの家庭訪問があるので珍しく気合いを入れて掃除しました。玄関の
ガラスもきれいに拭くと、春が来た気分になります。パソコン周囲も少しだけ、
片付きました。春です。

ルクシ峠も開通し、待っていたかのように車がびゅんびゅん飛び交っています。
それを見るとちょっと恐ろしいような気持ちにもさせられます。先日、小さな子
どもの事故がありました。心傷みます。無事の回復を心よりお祈りします。

佐呂間町の公式HPにて、毎日のサロマの様子を写真にてアップしていますので
ご覧ください。

 ◎・・佐呂間町ホームページは
    http://www.town.saroma.hokkaido.jp/

また「編集裏話」をwebnews編集長の部屋に掲載、こちらものぞいてみて下さい。

 ◎・・webnews編集長の部屋は
    http://www.webnews.gr.jp/CgiBin/light-tomy.cgi

………………………………………………………………………………………………
 《佐呂間町の関連サイトはこちら》
 ◎サロマ町の公式サイトはこちら http://www.town.saroma.hokkaido.jp/
 ◎日刊web新聞webnewsに「佐呂間町のなんでも掲示板」設置。
  http://www.webnews.gr.jp/ から「掲示板index」をご覧ください。
………………………………………………………………………………………………
【ほぼ週刊さろま】2002.04.17(毎週水曜日発行)第91号
 マガジンID:0000040784
   発行元:ほぼ週刊さろま編集委員会
 発行責任者:干 場   久 mailto:hoshiba@muratasystem.or.jp
   編集長:さくら うめこ mailto:umeko@webnews.gr.jp
   編集員:中 村 直 樹 mailto:naoki_n@d7.dion.ne.jp
………………………………………………………………………………………………
 ◎バックナンバーはこちら
  http://www.webnews.gr.jp/saroma/mailmag/backnumber.html
 ◎登録・解除などはwebnewsからも出来ます。
  http://www.webnews.gr.jp/saroma/mailmag/saroma_mag2.html
………………………………………………………………………………………………
 このメールマガジンは、インターネットの本屋さん『まぐまぐ』を利用して
 発行しています。 http://www.mag2.com/ (マガジンID: 0000040784)





◎「ほぼ週刊さろま」いますぐ登録
http://www.webnews.gr.jp/saroma/mailmag/saroma_mag2.html