ほぼ週刊さろま2001.9.5 10:00発行 第59号

◎「ほぼ週刊さろま」いますぐ登録
http://www.webnews.gr.jp/saroma/mailmag/saroma_mag2.html

 ■■■.....W E E K L Y  T H E  S A R O M A......■■■
 ■■.................ほ ぼ 週 刊 さ ろ ま.................■■
 ■.......................2001.09.05  No.0059.....................■

 わが町北海道佐呂間町より、町の様子、新しい情報を心を込めて発信します。

…………………………………………┫巻頭言┣………………………………………

『シンデレラ夢2001』“夏の終わり”と“秋の訪れ”を告げる町の一大イベ
ントは大成功の内にその幕を閉じました。「興奮覚めやらず」と言ったところで
しょうか。今号は、『シンデレラ夢2001』の総まとめ。洗いざらいの大特集
号です。

さてさてー、農家にとっては収穫期。我が家も2番牧草の真っ最中です。気にな
るお天気、週の初めから晴天が続いているオホーツク地方ですが、予報では半ば
から天気が崩れる様子。北海道の短い夏は本当に終わってしまったのでしょうか?
海の味覚も満載なんだろうなぁ〜どなたか美味しい情報をお持ちの方はぜひ投稿
して下さいね。                       (ももっち)

 ◎・・カボチャ祭りのスタートです。
    http://www.webnews.gr.jp/saroma/01_0905_iku.html

……………………………┫ 町長のつぶやきコーナー ┣…………………………

 ●・・カボチャ祭りが終わって

佐呂間の町にこんなにも多くの人が居たのかと思うほど、大勢の人達が仮装パレ
ードに、そしてイベント会場に集まり、今年のカボチャ祭りが賑わった。幸いに
も、雨も降らず、気温もさほど低くない条件の下、カボチャを一つの中心テーマ
として、町内外の多くの人達が思い思いの楽しい時を過ごしたと思う。

さて、いつもの年であると、カボチャ祭りが終り、一気に秋が深まってそれぞれ
収穫作業に入るところであるが、今年の佐呂間は少しおもむきが異なりこれから
熱い戦いの幕が切って落とされる。

それは、言うまでもなく以前このコーナでもつぶやいたが、今年は町議会議員の
選挙が9月11日告示16日投票となっている。今回の選挙から議員定数が18
人から16人と2名減となった。既に、7人のベテラン議員が勇退との噂があり、
新人6人が立候補の意志を表明しているため、正に少数激戦になることは間違い
無いであろう。それぞれの候補者が、少しでも住み良い町づくりを目指して意志
表示をしてくれたことは大変意義のあることだと思う。

小生にも、町議会議員選挙についての楽しかった思い出がある。それは、今から
28年前の35歳の時のことであった。当時議員定数は24名であったが、その
年は9名オーバの33名が立候補した。そして運動期間も現在より2日長い7日
間であった。

そのとき、小生も気の合った若い仲間と直接町づくりに参加しようと立候補した
一人であった。我々の統一した目標は“明るく楽しい選挙”をしようということ
であった。当時、私は農業共済組合のサラリーマン獣医であり、行動を共にして
くれた仲間も、それぞれ忙しい仕事を持っていたが、良く頑張ってくれた。

しかし、結果は3票差の次点で見事に落選したが、このことはその後の私の人生
にとって素晴らしい財産になったことは言うまでもない。
                          (サロマバタフライ)

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆☆☆
        祭りだワッショイ!カボチャ祭りがやってきた!!
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆☆☆

 ●・・夢パレードの始まりはじまり〜!

前夜祭は仮装パレードで始まります。町内全部の小中学校の子ども達が思い思い
の扮装で練り歩くのです。夕方、日が暮れかかるころ、通りを色々な衣装に身を
まとった子ども達が集まって来ます。どの顔もちょっと恥ずかしく、そして喜び
いっぱいで輝いています。

あるチームは男どもばかりなので衣装の用意ができず、考えた末、裸に色を塗る
ことにしたそうです。だから今までの扮装も、「原始人」「タヌキ」そして「鬼」
なんだそうな。

またまたあるチームはこれまた男ばかりのダンサーズ。毎年「キモイ」と言われ
つつも、人前で華麗に躍る喜びからは逃れられないそうな。澄まし顔もすっかり
板に着いたというものです。

スポットライトを浴びて沿道の観客に見守られ、年に一度の晴れ舞台でもあるこ
の仮装パレードは、子ども達の心に忘れられない思い出を残したことは間違いな
いと思います。

 ◎・・夢パレード
    http://www.webnews.gr.jp/saroma/01_0905kabocha.html

──────────── 夢パレード結果発表 ─────────────

☆団体の部
 グランプリ    幌岩がんばるうず 「The Spase Fantasy2001」
 準グランプリ   JAサロマ女性部 「佐呂間花笠判次郎」
 特別賞      佐呂間町役場親睦会「藤子不二夫」
 特別賞      富武士ダンサーズ 「富武士はっぱ隊」
 来年も頑張りま賞 JAサロマ    「アンパンマン」

☆個人の部
 グランプリ    大谷ファミリー  「ピエロがサロマにやってきた」

────────────────────────────────────

 ●・・やけくそ花火

前夜祭の圧巻は何と言っても花火です。いつの頃からか「やけくそ花火」と呼ば
れるようになったのか、正にその通りで、次から次へと待ち時間なしに打ち上げ
られる花火の数々。それもすぐ間近なので、音も光もド迫力です。気をつけなけ
れば火の粉も落ちる勢いがまた楽しい。みんなそろって口をあんぐり開けっ放し
で空を見上げる様子がまたおかしい。漆黒の夜空が一瞬にして明るくなるのも、
いとおかし。絶対に見応え満点!!

 ●・・オールナイトダンスパーティー

毎年恒例、札幌のケントスを迎えてのコンサート。祭りの盛り上がりも最高潮で
仮装の扮装そのままに躍り明かそう舞台の前で。老いも若きも男も女も手に手を
取ってのひとときです。大人に混じって上手に躍っていたあの子は一体誰だった
かな・・。

 ●・・パンプキンコンテスト

大きなかぼちゃのコンテストです。わたしも畑で挑戦してみましたが、なかなか
難しいものです。みなさん、手塩にかけて育てたかぼちゃを、これまたきれいに
磨いては車に大事に積んで運んでくるのです。わが子のように愛おしんでいる様
は微笑ましさを感じました。

かぼちゃのコンテスト会場の片隅に人だかりができているので覗いてみると、パ
ンプキンタケダを囲んでにわかかぼちゃ教室が開かれていました。パンプキンタ
ケダの経験談をみな真剣に聞いています。パンプキンタケダは去年、町内最大の
かぼちゃを作った実績があります。しかし今年は彼のお母さんのかぼちゃに負け
たそうです。彼は今年も一生懸命、ていねいに作ったのに、いい加減にしていた
彼のお母さんに負けたそうです。かぼちゃの気持はわかりません。

 ◎・・パンプキンコンテスト計量の様子
    http://www.webnews.gr.jp/saroma/01_0905pica.html

────────── パンプキンコンテスト結果発表 ──────────

 グランプリ    比布町  星野 裕さん 211.8kg
 準グランプリ   富良野市 鳥沼小学校  120.3kg
 3 位      札幌市  伊辺和夫さん 109.1kg
 4 位      札幌市  伊辺 力さん  74.1kg
 町民大賞     佐呂間  武田一江さん  66.2kg
 優秀賞      佐呂間  岸本イツ子さん 65.0kg
 奨励賞      佐呂間  芝 弘明さん  62.8kg

────────────────────────────────────

 ●・・大食い競争

今年の競技は「かぼちゃ団子の大食い競争」でした。予選でかぼちゃ団子を早食
いできた5人で今度はかぼちゃミルクの早飲みをして、グランプリに輝いたのは
高校3年生の彼でした。ヒロシ、おめでとう!

 ●・・よさこいソーラン

祭りも終盤、メイン広場ではよさこいソーランの乱舞です。浜サロマはもとより
隣町常呂町、北見市、網走は東京農大のチームも参加して、見事な踊りを見せて
くれました。最後にみんなで躍るのも、見ていてもうれしくなる和やかな一瞬で
した。

 ●・・手作り品「呂々」の店

今年もたくさんの方が見に来てくれました。売れ筋はお弁当入れかな。おしゃべ
りをしながら作るのも楽しいですが、それを売ってお店屋さんするのもまた楽し
いです。買い物に来てくれたみなさん、ありがとうございました。
                            (さくらうめこ)

 ●・・カレコロの店

わたし達の特製カレーとコロッケも定着して、毎年楽しみに来てくれる方も増え
ました。来年はぜひかぼちゃコロッケを製品化したいものです。揚げたかぼちゃ
団子も好評でした。また来年お会いしましょう。        (ふくろう)

 ●・・カクテルバー

「チャイナブルー」でお楽しみのあなた、いかがでしたか。思ったより売れまし
たよ。また来年、新しいカクテルを覚えて来ましょうね。      (小梅)

…………………………………┫サロマっ子の広場┣…………………………………

 ●・・サロマっ子のかぼちゃ祭り〜あゆこの場合

カボチャ祭は大成功!!!みんな、たのしそうに踊っていました!

今年のかカボチャ祭は最高でした。役場の前に集合した時みんな、怖かったです。
髪が金髪・紫色・黄色・緑・赤・青いろんな色に染まっていて、派手でした。何
といっても担任の伊藤先生は、奥さんのピンクの靴とTシャツ・こうもりのサン
グラス・アフロのかつら・真っ赤な靴下・恐怖です。    (小5 あゆこ)

 ●・・ぼくのかぼちゃ祭り

小さな動物のコーナーでハムスターやカメやウサギをくれたんだけど、抽選で、
はずれて何ももらえなかったので残念だなあと思っていたら、友だちが大きな亀
があたったのだけど家では飼えないと言っているので250円で買った。去年も
誰かが飼えない亀をうちに持ってきたので亀が増えてこれで4匹になった。金魚
すくいもがんばって10匹くらいすくって、そしたらよその兄ちゃんがあげると
言ったので20匹くらいもらって全部で30匹になった。今年のかぼちゃ祭りも
おもしろかったです。                     (シロウ)

…………………………………┫ キリンのぶつぶつ ┣……………………………

 ●・・9月2日(日)くもり

前日の仮装パレードも美人ぞろいのシンデレラ、小・中学生のパフォーマンス、
各団体のユニークな仮装が無事終了。ちょっと寒かったのがたまにキズですが、
雨が降らなくて良かった。

「シンデレラ夢2001」2日目 朝方は雨模様でしたが、実行委員の集まる午
前8:00には徐々に天候も回復・・・。会場の机やイスの準備、「カボチャの
重量コンテスト」の出品受付も始まり、あっと言う間に沢山の方達が会場へ。学
校で育ったカボチャ・かわいいイラスト入りのカボチャ・おそらく数年かかって
研究した結果の巨大カボチャが、育てた方々の手で続々と会場入りしてきました。
優勝したカボチャはなんと・・・200キロを超えるコンテスト最高記録という
大物でした。

カボチャ団子の大食いでは、予選を勝ち抜いたツワモノがカボチャ入り牛乳の一
気飲みで激戦を見せてくれました。

ウイークリーおこっぺさんのカボチャも出品されていたようです。キリンは「パ
レード製作・ビンゴ班」で実行委員会馬車の御者&ビンゴ等の担当でした。
                               (キリン)

 ◎・・かぼちゃ祭りの様子
    http://www.webnews.gr.jp/saroma/01_0905kirin.html

…………┫今週のお知らせ(来週号までの行事をお知らせします)┣……………

9月 5日(水) たまご教室  10時〜 於:町民センター
         子ども懇話会 19時〜 於:町民センター
         IT講習会  19時〜 於:若佐中学校

9月 6日(木) オーダーメイドプログラム 13時〜 於:スター
         ヘルスアップ教室 10時〜 総合体育館
         シルバー健康教室 13時30分〜 於:総合体育館

9月 7日(金) オーダーメイドプログラム 18時30分〜 於:スター
         IT講習会 19時〜 於:若佐中学校
         水泳準指導員養成スクール 19時〜 於:スター

9月 8日(土) お話し広場 14時〜 於:図書館
         泳力判定日 17時〜 於:スター
         水泳指導日 19時〜 於:スター

9月 9日(日) オールサロマ夢の球宴 9時〜 於:総合グラウンド

9月10日(月) IT講習会  19時〜 於:若佐中学校

9月11日(火) ポリオ・麻しん接種
          若佐診療所 10時15分〜10時45分
          小田医院  11時15分〜11時45分
          佐呂間医院 13時30分〜14時00分
          厚生病院  14時30分〜15時00分

……………………………┫ちゅらさん サロマを斬る┣……………………………

 ●・・『祭りのあとの大満足』

佐呂間町の一大イベント、「かぼちゃ祭り」が終わってしまいました。振り返っ
てみると、印象に強いのはやっぱりパレードと花火。

本物のかぼちゃをくり抜いて作った灯籠(?)が点火され、道路に並べられると
普段は「てやんでい、祭りだ!祭りだ!」ってな感じでチムドンドン(肝がドキ
ドキ=興奮)するはずの胸が今回はちと違う。日常とは異なる道路と、それを照
らすかぼちゃの灯籠の効果なのか、どうなのか。ワカの周りは厳粛なムードに包
まれていた。まるでどこか外国の異民族の儀式に立ち会わせてもらっているよう
な、未知の世界に対する緊張とこれから何が起きるのだろうという期待や不安(
?)が微妙なハーモニーとなって、何とも表現できないククルムチ。

パレードが目の前に来ると、そこでは各年齢・団体が個性溢れる仮装と、思い思
いのパフォーマンスで楽しませてくれました。その他にも花火や舞踏会、フード
バトルやかぼちゃのコンテスト、工夫をこらしたイベントが盛りだくさんでお腹
も心も大満足!!シンデレラがいるなら「〜温かい心とほくほく感が命〜外見じ
ゃないのよ!ミスターかぼちゃコンテスト」っていうのはどうですかね(笑)

あと、出店を一通り廻って印象に強かったのは、トロピカルドリンク!!
トロピカルドリンクとの出会いはこの祭りが初めてではないんですが、トロピカ
ル!という名前からして南国ムードの漂うこの飲み物。どちらかといえば北海道
より沖縄の方が南国の筈なのに・・・ワカは知らない・・・。もしや!?オホー
ツク海にやって来たどこか南の島の王様が伝えた由緒正しき飲み物では?と、飲
んでみた。「うーん、まさにトロピカル!?」でも、素をきくとワカでも簡単に
作れる!沖縄で広めてみるかなー。何十年後かに『オホーツク海から流氷に乗っ
てやって来た美少女が伝えた由緒正しき飲み物』(歴史の美化を想定した誇張表
現を含む)として語り継がれることを期待して(笑)

北海道万歳!佐呂間に乾杯!!「かぼちゃ祭り」だわっしょい!   (わか)

…………………………┫あっちこっちのサロマニアン┣……………………………

 ●・・おのぼり広島人、サロマを歩く

何が驚いたって、サロマ湖の広さには驚いた。パンフレットで「面積151.7
平方メートル?周囲91.04km、道内一の広さ」という情報は手に入れていた
が、海と見間違う程の広さに圧倒された。

帆岩山展望台に立ち、湖を眺める。海際に浮かぶうっすら白い雲が、湖面の青さ
を際立たせていた。港の近くにはさざなみが走り、光を浴びてキラキラと輝いて
いた。摩周湖と違い、この湖は開け放たれた印象を受ける。「いらしゃいまし〜」
と手を広げて迎えてくれているみたいだ。

湖ほとりのキムネアップ岬で、ハマナスの実を見つけた。ぱっと見は、クラゲ星
人かプチトマト。花の南限は茨城県、南西限は島根県で、バラ科のルゴサ系に属
する。バラにしては可愛いじゃん。ヒマワリみたいに豪快な花ばかりじゃなく、
こういう控えめで可愛らしい花も素敵かも。

道の駅の体験農園では、おばけかぼちゃが育っていた。う〜ん、こりゃデカい。
このまま育って、シンデレラ馬車になりそうだ。しかし、味は??大味過ぎてマ
ズいだろうと思っていたら、飼料用だと教えられた。沢山見かけたとうきび畑も、
飼料用がほとんどらしい。サロマは人より牛の数が多いとも聞いた。そういえば、
コロン状になった牧草が山ほど詰んであったっけ。納得。

見るも聞くも初めてだったのが、ハスカップ。夕食後に頂いたゼリーを「蓮のカ
ップゼリー」かと、大きな勘違いをしていたら笑われた。ハスカップはスイカズ
ラ科の落葉低木で、その名はアイヌ語に由来する。和名はクロミノウグイスカグ
ラ。ブドウのような青い実には、活性酸素を除去する働きのある、抗酸化活性成
分が含まれているそうだ。おー。小さな実なのにやるじゃないか。

観光に忙しく、ゆっくりできなかったが、サロマの日常は堪能できた。白樺やサ
ンゴ草(咲きかけ)は見れたし、丸焼きジャガイモやホッケも美味しかった。タ
ンポポ(広島は4月)やアジサイ(6月)やコスモス(10月)がごちゃまぜに
咲いているのは笑ったけどね。

またサロマに来たい。勿論、風景や食べ物だけが目当てなら他の町でも良い所は
あるはずだ。私が今回サロマにやって来たのは、会いたい人達がいたからで、ま
た来たい一番の理由は、再会したい人達が出来たから。サロマ湖の様に、明るく
オープンで爽やかな町の人々に出会えて良かったと思う、今回の旅行だった。
                              (まにしゃ)

 ◎・・発行責任者宅で
    http://www.webnews.gr.jp/saroma/01_0905manisha.html

………┫あべっちのスアル訪問記〜(スアルはフィリピンの地名です)┣………

(前回までのあらすじ)
フィリピン5日目の日曜日。午前中は教会でミサに参加。トライシクルという珍
しい乗り物も体験。

 ●・・戦争って?

この日の午後はピースセミナー。戦時中フィリピンで何が起こったのか、実際に
体験した村の女性を招いて、話を聞かせてもらった。

話の中身はというと、とてもとても全部は(それにうまくは)書けないけど、日
本軍に占領されていたとき、どんなひどい仕打ちを受けたかと言うこと、その後
アメリカなど欧米軍が来た時の日本軍との態度の違い(欧米軍は紳士的だったと
いうこと)、欧米軍と日本軍との戦いの話(欧米軍に比べたら日本軍がまぬけだ
ったと言うこと)、そして戦時中のことは忘れられないけど、自分はクリスチャ
ンで許すことを知っているので、今は日本人と友好的に付き合っていきたいと思
っている、というような話をしてくれた。

戦争を体験してるわけだから、当然ながらもう結構な年齢のはずだが、学校の先
生をやっていると言うだけあって、話し方もうまく(といってももちろん英語な
ので、通訳がついたが)感情も伝わってくるものがあり、涙を流しているキャン
パーもいた。

しかしながら私は、ある面悲惨さも伝わってくるように感じたが、また一方でひ
どく一面的な話のようにも感じてしまった。最近日本でも戦争をどういったもの
だと捉えるのかということが議論になったりもしているように、実際戦争を体験
した人たちの中でも、そのときの立場・環境・体験したことなどによって、戦争
というものは全然違ったものに感じられていたのだと思う。

彼女が話してくれたことももちろん真実なんだろうし、大事に受け止めなきゃい
けないことなのだろうけど、真実っていうのはいっぱいあって、全部を知るなん
て不可能だけど、戦争のことを考えようと思ったら、もっともっといろいろな人
(日本でも身近に戦争体験者はいっぱいいるはず)の話を聞かなくてはいけない
と感じた。

※ちょっと重ための話が続いたので、来週はまた食事?の話でも。

 ◎・・ピースセミナーの様子です
    http://www.webnews.gr.jp/saroma/01_0905abe.html
 
 ◇・・このコーナーに関するご意見ご質問は(感想もお待ちしています)
    mailto:abemako@d9.dion.ne.jp

…………………………………┫ ともの染め日記 ┣………………………………

 ○月○日(○曜日)

かぼちゃ祭りの日、毎年子供を連れて祭りを見に行く。今年は先日もらったばか
りの子犬も一緒。先日、家において留守番させたら、コードをかじられ電化製品
は大変なことに。ゲージもなかったので、またもや、感電しそうになったら大変
なので、とりあえず同行させた。

ペットを連れて歩くと、なかなか身動きが出来ない。さらに、人ごみに慣れてい
ないので、人が来ると愛想を振りまくか、震えているかそのうち、寝てしまうか
のどれかでしかない。

公園の隅で寝てしまった子犬をブランケットでくるんでいたら、かぼちゃ祭りに
手作りのお店を開いていた店員がこちらに向かって走ってきた。「染めのことで
教えてほしいというお客さんがいるんだけど」その店員は私の手を引いて店の中
へ。

私は商品を出していなかったけれど、こうやって突然のお客さんと話が出来るこ
とはとてもうれしい。お客さんは私の好きな紅花の、染め方を聞いてきた。機織
をするという美幌の若い奥さん2人だった。詳しい染め方をFAXするというこ
とで、連絡先をお互い教えて話をした。ちょっとしたことから、知り合いが増え
るというのはうれしいこと。染めのことで、これからの人生いろんな人に出会え
るということはなんてうれしいことなんだろうかとおもいつつ、今、紅花染めの
faxを書いているところである。                (とも)

………………………………┫♪〜あれは30年前〜♪┣……………………………

 ●・・昭和46年9月号「広報さろま」より

┌───── 雨中の少年水泳大会「僕の夢 オリンピック」───────┐
│                                  │
│子どもたちの夢だったプールもできてから4年、いまではほとんどの子ども│
│が水になれ、泳げるようになっています。               │
│教育委員会では毎年、体位の向上とみんなが泳げるようになるため、水泳大│
│会を開いていますが、今年も夏休み中の14日に少年水泳大会を開きました│
│当日は、生憎の雨模様で参加者が少人数でしたが、せっかく集まった子ども│
│たちのために開かれました。                     │
│プールは、紅白のロープがひかれ各コースに審判員がついて正式タイムをと│
│り、子どもたちはオリンピックの選手にでもなった気持ちで泳いでいました│
│                                  │
└──────────────────────────────────┘
                              (Don)
 
  ◎・・記事はこちら
    http://www.ohotuku26.or.jp/saroma/mailmag/46_09_pool.pdf

……………………………┫§〜スポーツ・サロマ〜§┣……………………………

 ☆・・今朝までの朝野球リーグとナイターソフトボールリーグの結果で〜す。

 “オールサロマ夢の球宴”開催決定!!

野球シーズンの終わりを告げる「オールサロマ夢の球宴」の時期がいよいよやっ
てきました。笑いあり、感動あり、筋書きのないドラマが繰り広げられます。

プレイボールは、9月9日(日)午前9時、町総合グラウンドです。

「最近笑ってないな。」と思っている方、真剣なプレーが笑いを誘います。当日
は、お友達などなどお誘い合せの上、ぜひグラウンドまで足をお運びください。
お待ちしてます。

┌朝野球リーグ────────────────────────────┐
│                                  │
│◆試合結果                             │
│ ■8月30日(木)決勝戦                     │
│  オールドボーイズ VS 役場  2対8 で 役場の優勝      │
│                                  │
└──────────────────────────────────┘

┌ナイターソフトボールリーグ─────────────────────┐
│                                  │
│◆試合結果                             │
│ ■8月29日(水)                        │
│  みなさまのJA VS MAX   7対12  MAXの勝利    │ 
│  クエッションズ VS Rose  7対 0  クエッションズの勝利│
│ ■9月 3日(月)                        │
│  スーパーマリオ VS Rose  0対 7  Roseの勝利   │
│  みなさまのJA VS PAG   4対18  PAGの勝利    │
│                                  │
│◆ナイターソフトボールリーグ勝敗表(8月28日現在)        │
│  ・PAG     10勝0敗                  │
│  ・沢井BATS   7勝3敗                  │
│  ・Rose     6勝4敗1分                │
│  ・クエッションズ  4勝5敗1分                │
│  ・みなさまのJA  3勝8敗                  │
│  ・スーパーマリオ  3勝8敗                  │
│  ・MAX      3勝8敗                  │
│                                  │
└──────────────────────────────────┘
                               (Don)


…………………………………………【告知板】………………………………………

 ◆・・東京リコーダーオーケストラ&パントマイムとの不思議なふれあい

毎回、楽しい催し物を開催してくれる“夢造り集団パル”が、またまた皆さんを
楽しませてくれます。素晴らしいリコーダーの音色とパントマイムの融合。是非
足を運んでみてください。

 日 時:2001年9月22日(土) 開演14時(開場13時30分)
 場 所:町民センター
 入場料:前売券 大人1,000円、小中高 500円
     当日券 大人1,200円、小中高 700円
     ファミリー件 2,000円
     (限定100枚 1枚で4名、但し大人は2名まで)
お問合せ:佐呂間整骨院(尾崎)  tel 2-2444
     サロマ町役場内(草野) tel 2-1212

 ※9月21日(金)19時〜北見芸術文化ホールでも公演があります。お問合
  わせは、北見東小学校 平野 tel 0157-23-7485まで。

………………………………………┫編集後記┣………………………………………

かぼちゃ祭りが終わりました。やっぱりこれはわが町の一大イベントです。これ
が終わるとサロマももうすっかり秋ですね。

今年はインターネットのお陰で、新しいお客様との出会いがありました。掲示板
に佐呂間に旅行に来ると書き込みくださったヒロシさんが会場に来てくださって、
いただいたお土産は、今日の編集でみんなでいただきました。とってもおいしい
です、本当に!

北見のYさんも「メルマガ見て来ましたよ」とご家族で来てくださいました。お
送りくださった写真は、今日の巻頭言を飾るのに使わせていただきましたよ。

また最近は検索サイトからわたしたちの「ほぼ週刊さろま」に入り込んで来る方
も多いようで、色々なメールも届きます。人の温かいつながりが広がればいいと
思っています。

サロマではかぼちゃの収穫の真っ盛りです。これから次々と、畑では収穫の秋の
仕事が続くことでしょう。おいしい秋の始まりです。

さてサロマでは来週、町議会議員選挙がおこなわれます。聞くところによると、
在宅の寝たきりの方は、障害の程度に応じて郵送での投票が可能だという話です
ので、心当たりの方は選挙管理委員会にお問い合わせください。いい選挙を実施
したいものです。                (編集長 さくらうめこ)

………………………………………………………………………………………………
 《佐呂間町の関連サイトはこちら》
 ◎サロマ町の公式サイトはこちら http://www.town.saroma.hokkaido.jp/
 ◎日刊web新聞webnewsに「佐呂間町のなんでも掲示板」設置。
  http://www.webnews.gr.jp/ から「掲示板index」をご覧ください。
………………………………………………………………………………………………
【ほぼ週刊さろま】2001.09.05(毎週水曜日発行)第59号 
 マガジンID:0000040784
   発行元:ほぼ週刊さろま編集委員会
 発行責任者:干 場   久 mailto:hoshiba@muratasystem.or.jp
   編集長:さくら うめこ mailto:umeko@webnews.gr.jp
   編集員:中 村 直 樹 mailto:naoki_n@d7.dion.ne.jp
………………………………………………………………………………………………
 ◎バックナンバーはこちら
  http://www.webnews.gr.jp/saroma/mailmag/backnumber.html
 ◎登録・解除などはwebnewsからも出来ます。
  http://www.webnews.gr.jp/saroma/mailmag/saroma_mag2.html
………………………………………………………………………………………………
 このメールマガジンは、インターネットの本屋さん『まぐまぐ』を利用して
 発行しています。 http://www.mag2.com/ (マガジンID: 0000040784)





◎「ほぼ週刊さろま」いますぐ登録
http://www.webnews.gr.jp/saroma/mailmag/saroma_mag2.html