ほぼ週刊さろま2000.11.22 10:00発行 第18号

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☆ the Saroma ☆
            ほ ぼ 週 刊 さ ろ ま
                          2000.11.22 No.0018
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              ◆◆ 巻頭言 ◆◆

先週号の巻頭言では、自己紹介を忘れていました。

浜の電脳教師(yama)です。最近は、技術科のコンピュータの授業も始まり、やる気
まんまんの毎日です。

さて、先日の巻頭言の中で捨て犬の話をしましたが、無事に飼い主が見つかりまし
た。
AETのハイラムさんです。とても、犬好きらしく、とてもかわいがってくれていま
す。まだ、生後2ヶ月あまりの子犬ですが、日中、奥さんが散歩につれてることもあ
るそうです。もし、みかけたら、「アイボリー」と声をかけてあげてください。

                                  (yama)
    サロマのことなら何でも可〜〜〜地域情報の記事を期待してます。
      ・・・みんなで作る「ほぼ週刊さろま」のために・・・

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  ◎◎ 町長のつぶやきコーナー ◎◎

 〜たかがゴミ、されどゴミ〜

遠軽7ケ町村長が2年に1度、地域の共通な問題点をじっくりと勉強し、その対策を
講じようと研修会を実施しており、今、その事業に参加している最中である。

特に今回は、広域的な課題である将来の「ゴミ対策」についてテーマを絞り、それぞ
れの首長が時間的な調整を行い、日曜日に女満別を出発し、全国的にも最先端を走っ
ている九州におもむいた。特に今回は、福岡県八女(やめ)西部クリーンセンター、
並びにリサイクルセンターの視察を終えたところである。

『ほぼ週刊さろま』の原稿の締切がせまっており、22日に戻ってからでは間に合わ
ないと思い、食事の後にでも編集長にFAXを送ろうと思いペンを走らせている。

八女西部広域事務組合は、福岡県の南西部に位置する3市5町で構成され、対象地域
は291.46キロ平方メートル・人口207千人の規模で、クリーンセンター、リ
サイクルセンター合わせて110億円余りの事業費を投じ、今年の3月から操業を始
めている。

それだけに流石、これは日本で最もBest施設であるとは思った。

しかしである、20万人の人達の日常生活の中から出るゴミを始めとする環境対策に
振りまわされるとも言えるのではないだろうか。

ひとりひとりがもっともっと自分がするべきこと、自分のできることの責任を果たさ
なければ、大事な財源がすべて「あと仕事」のみに使われる・・・余りにも淋しい。
そんなことを考えながら明日も学んで帰りたいと思っている。

                       (熊本にて サロマバタフライ)

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            ※※ 今週のニュース箱 ※※

 〜松本市『えびす講』〜

去る11月19日、長野県松本市にある四柱神社で開催された『えびす講』に行って
きた。『えびす講』とは、松本城の埋め立てられた外堀周辺の商店街が、江戸時代か
ら始まったものの昭和50年前後に途絶えてしまったとされる市内最大の催し物を復
活させ、商店街の活性化を図ろうと取り組んでいる祭事である。

この祭事の中で、サロマ湖の味覚を味わってもらおうと本町の特産品を販売(押し売
り?)するのが我々の使命であった。海のない長野県では、海産物が飛ぶように売れ
・・・た訳でもないが、帆立の浜焼きには長蛇の列が出来る盛況ぶりで、上手く押し
売りすることが出来た。

買ってくれた松本市の皆さん、商店街関係者の皆さん、ありがとうございました。

                                (イッチー)

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 〜今週のお知らせ〜  来週号までの行事をお知らせします。

 11月26日(日) Pスタンプ杯ミニバレー大会
           9:00〜 於:町体育館

           幌岩文化展
           9:00〜 於:幌岩小学校

           栄小学校学芸会
           9:00〜 於:栄小学校

           ボランティア連絡協議会10周年記念式店
           10:00 於:町民センター

 11月28日(火)〜30日(木)
           遠軽地区移動文化展 於:町民センター

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            ○○ 四季のあれこれ ○○

 〜 雪 〜

とうとう雪が降りました。今年は何か、ほんとに季節感が全くなくわけがわからず日
々過ぎているような気がします。この雪は、僕の予想では根雪になり、ウィンタース
ポーツの幕開けが近づくでしょう。

そこで、ウィンタースポーツといえば皆さん何を思いつくのでしょうか?スキー、ス
ノボなど数はありますが、佐呂間といえば、そう、皆さんご存知ですねブルームボー
ルです。どこぞの町では、町技になると噂されていますが、今年は、ワールドカップ
も開催され白熱したリーグ戦が開催されそうです。が、しかしその前にリンク作成を
しなければならないのです。今年もsai率いる「リンク2000作成実行委員会」
を立ち上げ、日々、空と天気予想図を相手に気温の低い日を予想しつつ、消防さなが
らのホース捌きを披露しつつ、地味にうす−く水を撒きコツコツと作っているので
す。
今年は前述したとおり例年より根雪になるのが早いと思われますので、12月中の完
成を目指し一刻も早くリーグ戦が開催できるたらいいなと思います。
                                 (tug-2)

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            ♪♪ サロマっ子のひろば ♪♪

 〜浜佐呂間小5・6年生学級だよりから〜

15日(水)の5校時「浜佐呂間クリーン作戦」が実施されました。風がやや強く、
少々寒い中での実施でしたが、4つに分けたグループでたくさんのゴミを拾い、私た
ちの住む浜佐呂間を少しだけきれいにする事ができました。

グループの解散後、論大くん、梨紗さん、大輔くん(以上本部三役)と春菜さん(6
年学級代表)の4名だけは学校にゴミを持ち帰りました。拾った空き缶やペットボト
ルの数を数えるためです。持ち帰ったゴミを数えてびっくり。ペットボトルは20本
ほど、空き缶は90本近くも落ちていたのです。数え終えた4人は、たくさんの空き
缶とペットボトルを目の前にして「こんなに落ちていたの?」という感想をもらして
いました。

ところで、以前は「ゴミ」と言っていた空き缶やペットボトル。今となっては、それ
らはゴミではなく、大切な資源です。使い捨ての時代からリサイクル(再利用)の時
代になりました。大切な資源は、有効に使わなければなりません。空き缶やペットボ
トルをただのゴミと思っていた人は、これからは資源として扱うようにしましょう。

                                  (yama)

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            ▼▼ 国際交流コーナー ▼▼

今回は佐呂間町の留学生をご紹介します。

佐呂間高校に現在留学中のマイケル・デイ君は、アラスカ州ワシラ高校生で17歳。
佐呂間高校との縁は、以前佐呂間町のAETをしていたカーラ・ウィリアムスさん
が、
現在故郷のアラスカに戻り、パーマ市の隣町であるワシラ高校で日本語教師として勤
務していることによります。ワシラ高校からは昨年1年間の留学を終えて帰国したペ
ギー・ブラッディさんに続く2人目の留学生です。マイケル君は空手が得意で、ユー
モアがあり、人とすぐ友達になれるという才能があります。それでは、すっかり佐呂
間に溶け込んいるマイケル君の佐呂間滞在の感想をご紹介いたします。

〜佐呂間での生活 マイケル・デイ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

私は6月30日に佐呂間に着きました。そして、すぐに佐呂間が小さいけれど、とて
もきれいな町だということに気がつきました。今まで私は3件のホストファミリーに
お世話になり、現在4件目にホームステイしています。どの家庭も一生懸命僕に何か
新しいことを教えてくれようとして、いろいろユニークな体験をさせてくれます。

また、家庭の職業も僕の家と全く違います。今までのホストファミリーは、整体士、
漁師、居酒屋経営とさまざまです。みんなとてもよい人で、一緒にいると楽しくなり
ます。又、毎日楽しみを見つけることの天才で、パークゴルフをしたり、コミュニテ
ィセンターで集まったり、緑館の温泉でくつろいだり、時にはパチンコで幸運を呼び
込むこともあります。僕にとって佐呂間町での滞在はきっと忘れられないものになる
ことでしょう。帰国したら、また面白い話をおくりますね。        (終)

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

マイケル君は来年の1月の中旬に帰国します。残り少ない佐呂間町滞在を、もっとも
っと思いっきり楽しんでくださいね。
                                 (ゆうこ)

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       ☆☆☆パンプキンタケダのVンデレラ夢物語☆☆☆

  ◆ タケダはシンデレラ夢まつりの実行委員で、ジャンボかぼちゃ重量 ◆
  ◆ コンテスト(パンプキンコンテスト)担当の「かぼちゃ班」班長に ◆
  ◆ なって5年になる。その思い出の数々を記したい。        ◆

 〜おーい水〜

屋外の料理実演ということで、天気そして風を心配していたが、無事中華まな板が届
いた安堵感のような穏やかな天候で、「北の鉄人 龍さんの元気が出る中華料理実演
ショー」は始まった。

タケダはその進行役で、鉄火シャツに日本料理帽、足にはセッタと料理人を装っての
登場で、観客の中からは「あの人も札幌から来たのかい?」の声にその気になって・
・・。先生とタケダの前には数百人の観衆。

前段のトークもうまく進み、準備万端、そして、先生がダブルコックの大きなゴトク
に火をつけた。ところが、ところがである、「カチ、カチ・・・。」ガスがつかない
のである。

「うっそ〜ぉ・・・。ガス入ってるって、なんでョ・・・。」

観衆はざわつき、タケダは冷や汗・・・。何度やってもつかないのである。すったも
んだやっているうちに、ひとつのボンベから大きなゴトク2台にガスを引いていたの
で、圧が足りなかったのが原因とわかり、ボンベをもう1本もって来て、火はつい
た。
タケダは胸をなで下ろした・・・。

しかし、冷や汗をぬぐう間もなく、今度は先生が「水はどこですか?」

「み、みずぅ・・・。(心の中で「聞いてないってー。」あれだけ細かく打ち合わせ
してたのに・・・。)

だけど、そんな事は先生に言えるはずもなく、タケダは、隅で待機していた班員に「
おーい、水!水もって来てくれー。」班員はすぐに走っていった。しかし、待てど暮
らせど水は来ない。

(心の中で)「何やってんのヨ!バカヤロー。蛇口ならその入口にあるベョー。」

先生も「牛乳で済ませましょうか。」と、しびれを切らしてオタマをトントンたたい
ている。

タケダ「い、いや、今来ますから・・・。」

冷や汗、冷や汗。そして、つなぎのトーク少しして、小走りの足音が聞こえてきて「
やっと来たかぁ・・・。」と振り向いたら実行委員の悦ちゃんが、手にコップを持っ
て息を切らしながら「ハッ、ハイ、水。」タケダの息は止まった。そして、

「だ・れ・がコップに水もってこいって言ったのよ!!」

顔全部が口になったような表情で思わず怒鳴ってしまった・・・。

「料理に使う、オタマですくえる、ボールに入った水だって!!」

今度はすぐに、別の実行委員が走って持ってきた。タケダは料理に使う水を頼んだの
だが、受けた方は先生の喉を潤す水だと思い込んでいたのである。

その後は、何もなく進んだ。300食ほど用意した試食料理もあっという間に無くな
るほどの人気だった。結果としては大成功だった。

「おーい水」ではどんな水が来るかは分からない。どんな状況であれ、目的は相手に
きちんと伝えるべきだと肝に銘じた。中華まな板を東京まで送った運送会社と同じ
く、
タケダ自身も、シンデレラ夢’94まつりを教訓に「一歩前へ」踏み出した
気がした。
                            (パンプキンタケダ)

 ◎カボチャに関する質問やお便りはこちら。
  mailto:takeda@muratasystem.or.jp

 ◎「パンプキンらんどサロマ」ホームページ
  http://www.muratasystem.or.jp/~takeda/

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           ☆☆ 30年前の落とし物 ☆☆

 〜昭和45年11月号の広報佐呂間より〜

《馬のセリ市》
今はほとんど無いと思いますが、この年もホクレン主催で当才馬の馬市が佐呂間と若
佐の2箇所の家畜市場で、町内外の馬喰さんと地元の農家の人たちが大勢集まって開
かれておりました。

この年は、129頭の出場頭数がありましたが、このころから農業の機械化が進んだ
こともあり年々規模が小さくなってきたとありました。

《市町村だより》
この年の6月から、網走管内26市町村の話題がNHK総合テレビ(カラー)で「市
町村だより」として放送が始まりましたとありました。佐呂間町は毎月26日が放送
日とありましたが、どんな事が放送されていたんでしょうね?又括弧書きでカラーで
とありますが、カラー放送は何時からだったんでしょうか。
                                (ダブルH)

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              ■■ 今週の慶弔 ■■

●お亡くなりになった方

 11月10日 富武士 菊地末男さん(51才)
        
 11月16日 知 来 山中数雄さん(78才)
        
        ・・・・・ご冥福をお祈りします・・・・・
                                 (うめこ)

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 ■━━佐呂間商工会青年部主催 世紀越えカウントダウンまつり特別企画━━■

       ┏━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┓
       ┃温┃泉┃宿┃泊┃券┃が┃当┃た┃る┃!┃!┃
       ┗━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┛

 ∞…∞…温泉宿泊券が当たる!!
         イルミネーションコンテスト参加者募集のお知らせ…∞…∞

  ◎対象者 :佐呂間町の全町民(個人または家族単位)
  ◎募集期間:11月21日(火)〜12月 1日(金)
  ◎審査期間:12月10日(日)〜12月30日(土)
  ◎ 賞  :温泉宿泊券4名分(5万円相当)・・・・・・・1名様
        現金2万円・・・・・・・・・・・・・・・・・1名様
        現金1万円・・・・・・・・・・・・・・・・・3名様
  ◎発表  :各賞の発表は、2000年12月31日午後10時30分より
        佐呂間神社境内にて開催する「世紀越えカウントダウンまつり」
        の中で行います。

  ※作品は各自の敷地内などに展示し、野外から観賞できること。

  参加申込先:佐呂間町商工会(TEL.01587-2-3448)

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          世紀越えカウントダウンまつり開催予告
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   と き:2000年12月31日(日)午後10時30分〜
   ところ:佐呂間神社境内
   内 容:お年玉(現金)がもらえるゲーム大会
       占いコーナー
       売店(豚汁・うどん・そば・熱燗・ビール等)

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              ◆◆ 編集後記 ◆◆

一昨日のこと、夜ひとりでくつろいでいると、突然怪しい声の怪しい電話がかかって
きた。誰だかわからず“変なおじさん”と思った瞬間、「へ、へんしゅうちょう?」
「はい」「バ、バタフライです。」なんと遥か九州くんだりからサロマバタフライさ
んの電話。「原稿ファックスで送るから」、律儀な方である。もしこなければ、こち
らから追っかけ電話で捕まえるところだったが・・。

飲んだ勢いで書いたミミズ原稿を見ながらキーを打つというアナログ作業を経て、今
週号の「つぶやきコーナー」もできたのである。

しかし、えらい!!原稿を書かなきゃ1週間も開けないようになっているのである。
みなさん、見習ってくださいね。
                                 (編集長)

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 《佐呂間町の関連サイトはこちら》

◎サロマ町の公式サイトはこちら http://www.town.saroma.hokkaido.jp/
◎オホーツクの総合情報サイトwebnewsに「佐呂間町のなんでも掲示板」設置。
 http://www.webnews.gr.jp/ から「掲示板index」をご覧ください。

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【ほぼ週刊さろま】     2000.11.22(毎週水曜日発行)第18号
マガジンID:0000040784
  発行元:ほぼ週刊さろま編集委員会
発行責任者:干 場   久 mailto:hoshiba@muratasystem.or.jp
  編集長:さくら うめこ mailto:umeko@webnews.gr.jp
  編集員:中 村 直 樹 mailto:naoki_n@d7.dion.ne.jp

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