2006.5.1号 22:00配信

■音楽屋♪（コラム）

2006/ 3/31（金）―　こま　― 「ライブ活動日誌　〜４月〜」 平成１８年４月９日 　４月に入ったと言うのに雪が降る。降るだけならよいが風がある日はまるで吹雪き。４月に吹雪 き？途中１日だけ小春日和な日があったけど、やっぱり降り続く。積もりはしないけど、根雪がなか なか溶けないでいる。そんな４月だけど、ライブまであとひと月と迫っているコトで少々焦る。焦っ ても仕方がないんだけど、焦るコトで尻に火がつく感じがしてちょっと楽しかったりして？ 　４月に入ってから特に調整することはないが、新聞折込用のチラシ作りで煮詰ってしまった原稿は 週末にはなんとか出来上がった。 　そんな時、知人よりメールが来る。託児についての問合せだった。おっと！託児の問合せがもはや 来るとは！！ココロのどこかでは「どうせ問い合わせなんて来ないだろう」と高を括っていたので、 ペシっと叩かれた気がした。慌ててあっせん先の託児所へシステムの問合せをした。 　宿泊ホテルの予約もしたし、航空券も演奏者側へ送ったし、スタッフのタケが照明を作ってくれて いるし、後は宣伝をして前売チケットをなるべく多くの方に手にしてもらい、一緒に５月１３日を 待って欲しいと願うばかり。 平成１８年４月１３日 　１０日にスタッフのタケからメールが届く。ステージの足元に置く照明が一つ出来上がったと写真 をつけて送ってくれた。他のスタッフにもそのメールを転送する。で、出来上がった照明を、本堂に 置いて見てみたいね！って事で、急遽、日曜日の夜に下見することになった。どんな風に見えるのか な…とっても楽しみ!! 私といえば、申請書をそろそろ出してねと求められ、出来上がっていたので楽勝!!と思ってたんだけ ど、足りない資料があって四苦八苦。まったくダメな代表さんです。とほほ。 　予約の問合せがいくつか入る。今日は、新聞折込チラシの原稿を印刷屋さんへ持っていった。ここ では、印刷したものを新聞屋さんに運んでくれるので助かる。その分、手数料も掛かるけど… 平成１８年４月１６日 照明の打合せ。この日は音楽屋スタッフのみで集まる。手作りの照明を本堂に置いて見る。住職の真 如さんとも一緒に相談。せっかくだから小物もセットしてみようと言う事で、屏風や花瓶を置く台な ども設置してみる。祭壇の灯りもともしてもらって、どこに手作りの照明を置くか相談。あれこれ やって、なんとか話がまとまった。客席となる場所に、ちょこんと座ってステージとなる祭壇の前を 見ると、妙に落ち着いてしまう。お寺って落ち着くところだったのね・・・なんて思いながら当日の イメージを膨らませる。この落ち着く雰囲気の中で、どんなライブが展開されるんだろう・・・ 平成１８年４月１８日 今日の北海道新聞朝刊にチラシが入った。(佐呂間町のみですが...)普段は忙しくって見ない新聞 を、珍しく朝開いてみる。印刷屋さんで用紙の色を決める時、目立つ色がいいな〜と選んだ色は、 サーモンピンク。何も考えず目に飛び込んだ色にしちゃったんだけど、新聞に折り込まれているチラ シを見ると黄色が多かったのでピンクでよかったと思った。考えてみれば、桜の色もピンクだ し・・・文字体からみるとちょっとミスマッチだけど、ま、いーんでないの？と云う出来上がり。み なさんの目に止まりましたでしょうか？ そしてこの日は、冬の間ご無沙汰していた北見市・軽食喫茶「風来山人」で行われている「第３火 曜日定期ライブ」に行った。今月はじめに宣伝のためポスターとチラシを郵送していたので、そのお 願いとお礼も兼ねてたんだけど、まさかの「自分で宣伝」をすることになってしまった。 ライブ終了後、帰ろうと立ち上がったとき今夜の主役の小川さんがステージで手招き・・・。人様の 前で話すって苦手なんだけどがんばった。ただ詳細を話して、来てください！しか言えなかったけ ど・・・後悔したのは「こんなライブで、こんな風に楽しい演奏者たちなんですよ！」と、興味を抱 いてもらえるような説明が出来なかった事。 平成１８年４月１９日 予約が入る。「上富良野の方から教えてもらって・・・」と云う内容だった。上富良野？誰かにお 知らせしたっけなぁ〜。思い当たらず・・・。その方はフォルクローレが好きで自分でもケーナやサンポー ニャを演奏する方だった。そっち路線から情報を得てきたのね。類は類を呼ぶってやつかなぁ？嬉 　２２日の「パル映画祭」で、前売りチケット販売をすることになっていたので、その時に配布する チラシを作るため、パルの相馬さんを訪ねた。相馬さんとは、何度かお会いしてるけど、しばらく 会ってなくてちょっとドキドキ。いろいろと相談や打合せをして編集と印刷を引き受けてくれた。感 謝。 平成１８年４月２２日 パル映画祭の日。前売りチケット販売のため、手作り看板と瀬木さんのライブビデオなど小道具を 持ち込みセッティング。お客さんの反応が楽しみだったけど、意を反した結果に終わる。映画は最高 に楽しかったけど、目的はからぶりで小説家・芥川さんの「投稿小説落選」した気分と同じ。 平成１８年４月２４日 映画祭も終わり、落ち着いたところでチケット売上状況の確認をした。この時点で集客予定の半分 も満たない事が分かった。ん〜そっか。映画祭が終わったばかりだし、これからこれから！！ 平成１８年４月２７日 日々、仕事をしながらの宣伝は簡単な事じゃない。新聞折込でほとんどの町民にお知らせしただけ では、集客出来ない。最終的にはスタッフや協力者の口コミ宣伝が客を呼ぶのだけど、１日中事務所 の中に居たら、宣伝なんて出来やしない。さて・・・どうするか。まず、事務所内の職員には、ミニ チラシを作って配りまわろう。その他はハガキを送ろう。実際、あまり効果は見られないのだけど、 一言添える事で会わなくても「口コミ」が出来る。きっと１人や２人くらいは「行ってみようかな」 と思ってくれるのじゃないか？と思っている。『どうぞ、見にきてください』ＧＷは、ハガキ書きで 終わるかな？ この日、ピアノ搬出入についての意見あり。高校生野球部のボランティアに頼む予定だったのが、 試合が近いと云うことで遠慮した。では、運べる時に大人が６〜７人集まって運びましょうと思った のだが、「業者を使おう」と言う意見があって、その理由を挙げられると「そうですね」と言うしか なかった。運搬費っていくらかかるべなぁ〜。 平成１８年４月２８日 ピアノ運搬について、調律師さんへ問い合わせる。ピアノ専門に運搬している運送屋さんを紹介し てもらい、見積もりを聞く。チケット２５枚分。驚 「安心と楽」と云う「保険代」と思おう。日時 の予約を入れてお願いすることになった。これでピアノ運搬については誰にもストレス掛けないで行 う事が出来るだろう。搬出・搬入先へ日時変更とお願いの連絡を入れる。 私としては、こんな大変な事でも、みんなで一致団結すれば出来るし、達成すれば思い出になる し、いいんじゃないかな〜と思うのだけど、実際自分がピアノを運ぶわけじゃないし、何かあったと きの責任だって取れない。ぎっくりになっても医療費払えないしね…したがって強く意見を押し通せ ないのでした。ちゃんちゃん。もう５月だわっ！！