2004.12.12号 10:00配信




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音楽屋♪(コラム)

2004/12/11(土)― こま ―

「裸足でコミュニケーション」



平成16年12月11日、久々のコラム更新です。
ロード・オブ・ザ・リングに出てくるのはゴラムです。(笑)
ゴラム…結構好きなキャラクターだったんだけどなぁ…。
(TVで映画が放映されてまーすの♪)

そんなのはさておいて
今年も残すところ3週間弱となりました。音楽屋、8月の吉川よしひろチェロ・ソロ・ライブを最後に表面的には沈黙してきましたが裏ではスケールのデッカイ(音楽屋としては…)企画を準備しておりました。掲示板にもすこーし書いておりますが、ジョイントコンサートです!ジョイントですよジョイント!管を繋ぐ部品じゃないっすよ!意味は近いものがあるけど…(笑)

退院してから、忙しくて…と言うかキモチが安定せず、コラムの更新が出来ない状態でありました。で、少し、違う方向に目を向けておりました。回り道ってヤツですね。道草とも言いましょうか…。

そんな時に見つけた感動がありました。それは、お芝居。

中学生時代、演劇部に所属しておりまして、創作劇をした事があります。原作・脚本を作り、大道具・小道具、照明・音響など顧問の先生や部員たちと一緒に、ひとつのお芝居を作り、演じました。その時の思い出が少しずつ思い出されお芝居を見ながら、私はやっぱり「創る」のが好きなんだなぁ〜と思いました。

観て来たお芝居は、札幌で活動している「イナダ組」と言う劇団の「カメヤ演芸場物語」でした。東京浅草にある、小さな演芸場での泣き笑いドタバタ劇。時代は、マクドナルドが日本で初めて開店した時代。カップヌードルが発売された時代。「仮面ライダー」「スター誕生」等の番組が始まり、ボーリングが最盛期の時代です。当時の若者は「学生運動」と言う活動に闘志を抱いていた時代です。そんな高度成長時代の日本にあって、地味に「笑い」を求めつづけてきた演芸人と演芸場の人々のお話。
さら〜っと観てしまえば、それでオシマイなのですが「演芸場を守りたい人たち」の結束が、かなり涙を誘うのです。弱いなりに力を合わせる弱小小作人たち。みたいな。

日本が「世界に追いつけ!」と躍起になっているその末端で芸人とスタッフは一丸となり「小さな演芸場を守れ!演芸場を笑いの渦で波打たせろ!」と力を合わせる。

何時の時代も、人々は同じ事繰り返しているんですね。



そんな小さな感動を貰ってきてさて、私はこれからどうやってモノを創っていこうかな…って札幌の空を見ながら帰って来ました。いくら考えても、出来る事は限られています。お金の無い「音楽屋」企画を立てても、お客さんが来てくれないと成り立たない「催し物」

今年同様、来年も、私達が「これをやりたい!」と思う「催し物」を探し招き来てくださったお客さんと一緒に「楽しかったね!とっても良かった!」と明日の活力になるものを、提供できたら…。と、思ってます。


来年も、どうぞ「音楽屋」を、よろしくごひいきにお願い致します。



*もう少し、私の思いにお付き合い下さる方へ…。

今日、ジュニアブラスバンドコンサートへ行く時に、玄関の郵便受けに私宛の手紙が届いてました。読んでいる時間が無かったので、会場に到着してから手紙を見ると「金髪のおっちゃん」こと、砂川正和さんの奥様からのお手紙でした。「HP見せていただきました」と走り書きを読み、私の思いが奥様に届いたんだと言う思いが何かを吹っ切ってくれました。

キモチがつながる事。大切な事だと思います。このHPの掲示板タイトルが何故「裸足でコミュニケーション」なのか…。それは「繋がり」を大切にしたいと考えたからでした。

ジンベのリズムで、みんなと裸足で大地を踏みしめるだけで笑顔でコミュニケーションが取れるんだ!そう信じて名付けた「裸足でコミュニケーション」なのに自分で名付けておいて、コミュニケーションを取れずにいました。

コトバ、投げかけあいましょう。思う事。考える事。聞いてほしい事。報告したい事。楽しい事。哀しい事。嬉しい事。怒っている事。慰めあうのは好きじゃないけど思いやる事、理解する事、尊重する事、協力する事が出来ればみんな優しいキモチになれるんじゃないかなぁと思います。(私が言っても、説得力無いな… 苦笑)


柳田知子さん。またアフリカダンス、教えて下さいね。





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