2004.10.6号 01:00配信




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音楽屋♪(コラム)

2004/10/5(火)― こま ―

「あ〜たも好きねぇ〜ライヴ その1」

と、呆れた声が聞こえそうな気がしますが、ほんとに好きみたいです。「ライヴは一夜限りの夢」と誰かが言ってたのを思い出すと行けるのであれば、迷わず行け!と、思ってしまうのでございます。

その日のその場所のその時間だけのライヴは、二度と無い。

「そーいわれてもねぇ〜」と言う声も聞こえてきそうな気がしますがそう思われる方は、それでイイと思います。十人十色。人それぞれジジョウってのがありますからね。イイんですよ。それで。まちがっちゃーおりません。私のようなヒトは、多分、稀に見るライヴバカです。

「こまちゃん、また行ったョ」
「ほっとけほっとけ。病気なんだから」

そう、病気なのです。多分、体力の限界を身を持って感じるまで多分、死にそうになるまで、行くんでしょうな。お言葉どおり、ほっといて下さい。

って、誰に話してるんだろう?
それは、私の中に居る「冷ややかこまちゃん」です。(笑)


以前「私達はしばらくはココで歌っております。だから無理しないで」と出演者の方に優しい言葉を掛けられた時「なんて素敵な人なんだ…」と思った反面いけなかったライヴの反響を知ると、悔しい思いをするのを知っているので心のこっち側では「ナマモノはその日のうちになんだよぉ」と反発もしておりました。

と言う事で!行って参りました!
「藤田貴光スーパートリオ」
ぬぁーんと連ちゃんで北見と網走。
北見はよく行くお店、藤田さんのホームグラウンドと言っても過言じゃない(いや、ホームグラウンドでしょう)風来山人でしたので、私もいつものように気軽にるんるん行きました。さすがホームグラウンドです。熱狂的な演奏に脳みそバーン。

その日の書き込みをこちらに転載します。

***

9月26日(金) 風来山人

すみません。脳みそバーン。です。
『藤田貴光スーパートリオ』のライブ。
ぐちゃぐちゃよかったです!(ぐちゃぐちゃってなんだね?)
久々にベンベン・パーン・ピュルピュル〜と
とーっても賑やかで楽しいバンドの音を聞きました。
いやぁ〜やっぱし生っていいなぁー。
そんときじゃないと聴けない音。外れた音やかすった音など含めて
ショーウインドウにある天ぷらソバより目の前にあるザルそば。
みたいに、めっちゃおいしかったぁ〜。
藤田さんのオルガンはさておいて(おいとくのかい!)
Latteのドラムス・佐藤さんとベース藤田さんの演奏が
とーっても素晴らしくって楽しくって♪
オルガン・藤田さんをさすがのプロ腕でサポートしていたのが
感動と言うか、楽しかったというか、すごいというか…。
いやぁ〜腹いっぱいのライブってこういうライブを言うんだろうな。
藤田さんの地元・北見でのライブってことで
感激したようで、うるうると泣いて喜んでましたね。
そんな姿を見ていると、2〜3年前のリクオさんのオープニングを務めていた
あのステージを思い出します。
短いお付き合いですが、こんなに凄くなっちゃって…。
こまも、何気にうるうる…。
とにかく、とーっても感動チックで大胆な演奏を聴いてきました。
あぁ〜〜〜いい夜だった。
小川さんとも普通にお話できたし。(やったね!)

音楽って、ほーんとにイイですね!!

***

9/27(土)網走 ちぱしり

そして、網走。この日のライブは連れが居なくて、どーしようどーしようと
困っていた日でした。
ギリギリまで困っていた私は、ふと思いました。
「なんで困っているんだろう?」と。
「別に連れが居なくたってイイじゃん。一人で行ったってイイじゃん」
そーださ!一人で行ったってイイんだから、困るこたーない。
今まで一人でライヴに通っていた私じゃないか!アホやなぁ〜ふっふっふ。
お気楽なひとりライヴ体験は、私の専売特許だったはず!
さぁ〜もう気にせず行こうじゃないか!お気楽に自由に私流にたのしめーっ!
って事で、まずは遅れないように午後6時半、家を出ました。
約一時間で網走に到着。ここからが問題。会場となる場所がわからない。
地図を見ながら走るけど、走りすぎて網走港まで行っちゃった。
ありゃりゃ、通り越しちゃったべさ。
戻ろうと信号待ちしてたけど、まったく信号が変わる気配なし。
なんだーこの信号!!
と、イライライライラ…。
もう一度持って行った地図を、ルームライトで確認しながら
やっと変わった信号をGO!
それらしい道に入るのですが、一行にお店が見えない!
電話を掛けて場所を確認して、行ってみるんだけど、同じところをグルグル。
多分、きっと、絶対、この近くなのは間違いない。
こうして「ちぱしり探し」デリカでさまよう事1時間。
時計は、開演の8時を40分も過ぎていて
「諦めて帰ろう」とわき道に入ったのが、ビンゴ!

「あったよーあったよーっ。でも駐車場がないよぉ〜」半泣き状態。

お店の方に誘導されて、車を停め
お店に入ってイスに座ると、前半戦最後の曲でした。
しかし、それでも彼らの音を聴くと、嬉しくって嬉しくって
それまで眉間にシワを寄せていたのに、いつの間にか
微笑シワとカラスの足跡目じりを寄せていました。
藤田さんが私を見つけて「アリガトウ」と口を動かしてくれました。
う・うれしぃぃぃ。

後半戦、昨日も聴いた曲だけど、更に身体にぐっと来て
なんとなく、前日よりもじっくり聞けた感じがしました。
お客さんも、ノリノリでとっても楽しそうで…。
ココにも音楽を愛する人がいっぱいいるんだなぁ〜
そう思うと、心がぽわっと暖かくなりました。


藤田貴光(オルガン)スーパートリオ スピリチュアルツアー2004

残すところ、あと2ヶ所。
札幌のみなさん、是非、行ってみて下さい。
間違いなく、発熱します!


10/16(土)札幌 Slow Hand(011-532-6058)
10/17(日)札幌 Vinne's BAR(011-223-3554)


さーて、次行ってみよう!
「ザ・ハウスジャックス」




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