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2004.4.24号 13:00配信

■音楽屋♪（コラム）

2004/4/23（金）――　こま　――

～春一番～

今日なんて、雪がちらついちゃって…
春がまだ遠いカンジのする佐呂間町だけど、内地では30度を越す熱さだってね。方や震えてて、方や水遊びなんて…ほんと北海道って日本じゃないみたい。春って言うと、この時期よく目にしたり耳にしたりするイベントがある。

「春一番」

「春一番」と言うゴールデンウィークに野外で行われるコンサートが大阪（だっけな）の服部緑地公園野外音楽堂と言う場所で行われる。1971年から行われてきたこのコンサートは、途中中断していた事もあったようだけど1995年より現在の場所にて再開され、現在に至る。この「春一番」に参加しているミュージシャン＆アーティストはハッキリ言って私の知らない人たち。だけど、リクオさんを知ってから1/5くらいはお名前を見て「あ・見たことある名前」になってきた。

（順不同・敬称略）リクオ、三宅伸治、谷崎浩章、杉山章ニ丸、大塚まさじ、友部正人、高田渡、有山じゅんじ、モーガンズバー、南正人、豊田勇造、吉野五十一、シバ、ヤスムロコウイチ、はじめに、きよし、AZUMI、いとうたかお、遠藤ミチロウ、坂田明、石田長生、中川イサト、加川良、押尾コータロー、藤井裕、伊藤ミキオ、ウルフルケイスケ、野狐禅、など…この方たち以外にも多数のミュージシャン＆アーティストが参加する。４日間で何人になるんだろう…。とにかくスゴイ人数。（な～んて音楽を聴いても居ないミュージシャンの名前が多いんでしょ…）
この春一番の4日間を通して参加したら、全員の事「知ってる！」になるんだろうな…。（ムリだ）私なら、誰が出る日に行くかな…と考えたら、やっぱし毎日になってしまうので多分今後も行かないだろう。ははは（苦笑）そんな今年の春一番に出演予定だった、落語家の「桂喜丸さん」と言う方が4/14に突然逝ってしまわれたそう…。
彼のスケジュールを見ると7月まで寄席の高座が待っていた。日記を読むと、つい最近までの事が書かれていた。掲示板を見ると「春一番」の出演を悩んでいたように書かれていた。「それがどうしたの？」と言われると困るんだけど私の好きなミュージシャンと同じステージに立つはずだったアーティストが突然逝ってしまうって言うのは、何か妙にせつない気になる。ご冥福を祈ります。

明日「瀬木貴将＆佐山雅弘コンサート」の打合せをする。今回のコンサートは私達の力だけではあまりにも微力なのでいろんな方面でご協力を頂こうと思っている。ご協力いただくには、私も多方面で協力を惜しまないつもりでいる。やりたい事と出来ることは違うけど、できる限りはやってみたい。そして少しずつ自信をつけて行きたい。自信をつけて、今後もデカイ事をやろうなんて大それたことは思ってない。ただ、みんなと「やったねーっ！」って美味しいお酒を呑みたいだけ。また、次もやっちゃおうね！って、イイ気になりたいだけ。そしていつの日か、みんなでミュージックイベントなんてものが出来たらいいな…って夢見たい。

最近、ザッハトルテというグループの音楽を聴いて、チェロと言う楽器を知る機会が出来た。そして、知人より「チェリスト・ソロ」のライブ開催依頼が来ている。これもチェロ。もしかして、チェロとの必然的な出会いなのか？なーんて事考えながら、少しチェロの音楽に触れてみようかなって思っている今日この頃。アコースティックの歌の無い音楽。静かに耳を傾けながら個人の想像する空間を持つのもいいかもしれない。

私にも、スケジュールが秋まで出来そうな予感。すべてを滞りなく終らせるためにも、健康に気をつけなくてはと今夜も夜な夜な酒を呑みつつ音楽を聴いている。（早く寝ろ！）

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