2000.2.26号 16:00配信


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その1


ジェリーと呼ばれる博物館 〜上湧別町博物館〜

上湧別町博物館館長 中村 齋




私たちが読者の皆さんの注意を促したいこの記事の作者は、長年にわたって極東の原住民問題を研究してきた日本人の研究者だ。
中村齋氏は、10年前、北海道と極東北部のソ日博物館交流の理事会幹部として、また北方プリアムール民族協会名誉会員として初めてハバロフスクに訪れた。
時はまさにハバロフスク文化基金が独り立ちを始めた頃であり、中村齋氏は発足して間もない社会団体に援助手を差し伸べてくれた人々の一人だった。
コンピューター器機購入時の協力、コムソモリスキエ・ナ・アムーレにおける文化基金の児童センターでも支援をいただいた。
ハバロフスクに訪れては、文化基金に顔を出す中村齋氏を、いつも大勢の友人が待っていた。
一方、彼は地元北海道ではこの慈善的社会団体の公式的代表者だった。
近年、中村齋氏には人生での重大な出来事が起こった。彼の長年の夢が現実的な形となったのだ。
それは上湧別郷土博物館の設立であったのである―。


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