2000.3.1号 05:30配信


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中頓別町の情報
中頓別町の砂金掘りについて
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その4----

中頓別町の砂金堀についての簡単な紹介・話題を3回にわたって書いてきましたが、皆さん、どうですか。今年あたり自然の川に入って親子で、グループで砂金を掘りたいなぁ、なんて思ってはいませんか。今年、平成12年(2000年)の「ペーチャン川砂金堀体験場」オープンは6月10日(土)を予定しています。オープン当日は1日無料体験ができることになっています(観光協会の事務局長さん、今年もお願いします)。毎年数名の方々が来てはゆっくりのんびりと砂金堀を楽しまれています。

「砂金が掘れるんですよ。」とか「砂金が採れますよ。」とか聞くと皆さん張り切って時間いっぱい、目を皿のようにして血眼になって探しますが、どうやらのんびりかまえて心に余裕を持ちながらやったほうが砂金粒を見つけやすいようですね。どうも我々凡人は「金(GOLD)」と聞くと心ワクワク・ウズウズ、他の事には気が回らなくなる傾向が強くなるようです。しかし、ここ数年「ペーチャン川砂金堀体験場」へ来てくれた人の採掘動静を注意深く見ていると、ゆったりと、のんびりと楽しみながらやっている人のほうが意外と早く、確実に砂金粒をGETしているようです。血眼になって必死になっている人には見えない、ほんのわずかな光の反射や小さな砂金粒をゆっくりやっている人のほうが発見しやすいのでしょうか。そう言えば私も担当を持った最初の頃はインストラクターの方に「小坂さん、あせらず、ゆっくりやれぇ。あせってるとせっかく(ゴールドパンに)入った砂金が逃げちまうぞ。」と叱られたものでした。まぁ、多くの来場者は旅行の次の行程が決まっていて、時間的にゆっくりとしている暇がないのかもしれませんが、あまりにもあせっていると砂金粒は見つかってくれないようです。「ペーチャン川砂金堀体験場」では、ゆったりかまえて時間の流れを楽しみながら体験されたほうが良いのかもしれませんね。

そう言えば、僕らはお客さんがお帰りになった後、道具等を片付けていて、ゴールドパンの隅っこに光る砂金粒を見つけたことが何回もあります。数枚のゴールドパンがあれば数粒になることもありましたよ。「あぁ、さっきのお客さん、砂金が採れていたのに。もったいないなぁ。」と、よく思っていたものです。えっ、その砂金粒はどうするのかって?「それはね・・・。」

文中の「ペーチャン川砂金堀体験場」の問い合わせ先は、
〒098-5595
枝幸郡中頓別町字中頓別182番地
中頓別町役場内中頓別町観光協会
TEL.01634-6-1111(内線27)
FAX.01634-6-1155
原稿文責:中頓別町役場産業課商工観光係 主任小坂達哉



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