2002.11.18号 06:00配信
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だから大好きルパン三世
美幌在住のS 


エピローグのつもりが、「カリオストロの城」を書いていないことに気づき、あわてて書くことに。しかし「カリオストロの城」は長い。そこで、何週になるかわかりませんが、小分けにしてお送りいたします。最後までお付き合いくださいね。

番外編「カリオストロの城」その14

針の上。
 長針の上を歩くルパン。途中の出っ張ってるところに指輪を置き(このときも偽者の指輪だと思ったんだけどなぁ。そこまで作ってなかったね。)針の先端まで歩いて伯爵の方を向く。
伯爵、クラリスの手を引き指輪のところまで来る。(ここで、クラリスを殺せなかったのはなぜだろう?ルパンが「お前を殺す」って言ったから?それともクラリスがいとおしくなっかから?いや、きっとクラリスも指輪もお宝もすべて奪えると思ったからでしょう。まぁ、クラリスはどうでもよかったのかな?この後足蹴にしてるもんね。)

針の中央部分に来たら、
「おっとそこまでだ。クラリスを中に入れな。」
「よ〜し、分かった。」
と言いつつ、サーベルを持つ手をあげて、二カッと笑ったとおもったらなんと指ロケット弾を発射!(一体どういう仕掛けになってるんだ?)
バランスを失い落ちるルパン。必死に壁につかまるがもうギリギリ。
「くそぉ!」
「ワハハハハハ!ルパン!切り札は最後まで取っておくものだ。」
と余裕で叫ぶ伯爵。
「来い!」
クラリスを引っ張って、指輪を取る。
「確かに本物だ。指輪は受け取ったぞ。謎解きの代金を受け取れ!」
また鉄の指をルパンにむける、が、そのときクラリスが判断よく、伯爵の手をとり空中に身を投げる。
「ウワッ!」
下に落ちそうになるが針と壁の間にサーベルを立てて辛うじて止まった。
「ワワワ!放せ!」
「クラリス!」
「放せ!」
伯爵クラリスの頭を踏みつける。必至にしがみつくクラリス。しかし力尽き、湖へ落下するクラリス。そのとき、ルパン、ガバッと垂直に立ち、壁を駆け下りる。舞い落ちていくクラリス。空中を平泳ぎで加速するルパン。やっとクラリスに追いつき、クラリスの頭をしっかり抱き、自分は湖水を見つめるように落下する。(この体制以外助かる姿勢はないね。首をしっかり固定してるもんね。)ものすごい水しぶきをあげて湖に落下した。

「はぁはぁはぁ。」
文字盤を登っていく伯爵。
1時の山羊のところにたどり着き、右目に指輪を入れ、左目にも入れる。
コトっと言う音がして山羊の首が引っ込む。
「うん?」

時計の機関部では、急に歯車が回り出し、高速回転で回る。
時計の長針と短針が伯爵を挟み込む。
「わ〜!」
必至に耐えるが見る見るしまっていく。
伯爵の最期だ。
「ピチッ」
と言う音とともに鐘がなり始める。

カリオストロ城内。
 鐘の音の聞き、ギョッと振り返る次元。
ジョドー、五ェ門、影どもも振り返りストップモーション。
「オオッ!時計塔がぁ!」
地鳴りがして時計台が水煙に包まれ沈んでいく。

「殿下・・・。」
ジョドーがあっけに取られて言う。

呆然と時計塔を見つめる。
水煙がゆっくり流れ、うねりが盛り上げる。
「なんだぁ、ありゃぁ?」
次元が水が流れる後を見て言う。

「これでカリオストロも終わりだ。斬れ・・・。」
ジョドー五ェ門の横にしゃがみこむ。
「無益な殺生はせぬ。」
刀を収める五ェ門。

地下工房にはニセさつが泳いでいる。
城中水浸し。

以前、ルパンと次元が入ったローマ水道への入り口にあった鉄格子を足で蹴っ飛ばす。(あれ?ここの鉄格子はいる時にルパンが外したんじゃなかったかな?)
「おじ様・・・。」
「よぉ、立てるかぁ?見てみな。」
呆然とするクラリス。水につかったローマの都市が広がっている。
「隠された財宝か・・・。」
「湖のそこにローマの町が眠っていたなんて・・・。」
「ローマ人がこの地を追われるとき、水門を築いて沈めたのを、あんたのご先祖様が、密かに受けついたんだ。まさに、人類の宝って言う奴さ。俺のポケットには大きすぎらぁ。」

丘の上。
 丘を登るルパンとクラリス。
上の方から爆音。輸送機が飛んできた。
「インターポールが重い腰をあげたなぁ・・・。」
輸送機から白いパラシュートが無数に落ちてくる。

「いってしまうの?」
「あぁ、こわ〜いおじさんが、いっぱい来たからね。」
うつむくクラリス。急に顔を上げて、
「私を連れて行って!ドロボーはまだできないけど、きっと覚えます!」
胸に手をあわせてクラリスは必死に言う。
「私、私・・・。お願い!」
ルパンにしがみつく!
「一緒に行きたい!」
「クラリス!!」
ルパンの髪の毛が一瞬毛羽立つ。思わず抱きしめたくなるルパン。
(そりゃそうだよ。私なら、抱きしめてチューでもしちゃいそうだし、初めて見たときはルパンもそうするだろうと思った。)

必死にこらえるルパン!
まわしかけた手を懸命にはなし、その手を肩にかけて、
「バカなこと言うんじゃねぇ。また、闇の中に戻りたいのかい?やっとお日様の下に出られたんじゃないか。な、お前さんの人生は、これから始まるんだぜ。俺のように薄汚れちゃいけねぇんだ。」
クラリス真剣な表情でルパンを見る。
「そうだ、困った事があったらいつでも言いな。おじさんは、地球の裏側からだって、す〜ぐ飛んできてやるからな。」
クラリスの額にチューするルパン。
(額にチューするって言うのがいいよね。いいねぇ。純情ぽい。)

後ろから犬の声。
「カール!」
カール、クラリスに飛びつく!
「カール!カール!」
「クラリス様。」
「お爺さん!」
カール、クラリスの顔をなめまわす。
笑い声。
それを見てそっと立ち去るルパン。
老人手をあげてサヨナラする。
クラリスそれに気付き、振り向く。
「おじさまぁ!」
「またなぁ!」
FIATに乗った次元と五ェ門が来た!
「お姫さまぁ!」
手を振る次元。大げさな投げキスをしてFIATにとび乗る。
「おじさまぁ!」
サンルーフからでて、
「クラリス!達者でなぁ。サイナラー!」
五ェ門も微笑みながら振り返る。

「ありがとう、皆さん。さようなら・・・。」
カールも一吠え「ワン!」
遠ざかるFIAT。
「サイナラー、サイナラー」

クラリス手を下ろす。
そのとき銭形登場。
「くそぉ!一足遅かったか。ルパンめまんまと盗みおって!」
「いいえ、あの方は何も盗らなかったわ。私のために戦ってくださったのです。」
「いや、奴はとんでもないものを盗んでいきました。」
「?」
「あなたの心です。」
「ハイ!」
「では失礼します!」
銭形さっと敬礼し、ウインクをする。
待機しているパトカー。
「ルパンを追え!地の果てまで追うんだ!」
銭形の部下たちもトラックから手を振る。頭に包帯を巻いているものもいる。
「なんて気持ちのいい連中だろう。」
「私、ずっと前からあの方を知っていたような気がするの。」
2人遠くを見つめる。
「ルパン。きっと、きっと、また、あえるわ・・・。」

一本道にて。
 「いい娘だったなぁ・・・。おめぇ、残っててもいいんだぜ。」
聞こえているのに、答えないルパン。
窓から悲しげな表情で外を眺める。
そのとき不二子の単車が。
「あらぁ?不二子ちゃん!」
「ルパン見て!私の獲物!」
「あっ!ニセ札の原版じゃねぇのか!わぁ!わぁ!お友達になりたいわ!」
「じゃぁねェ。」
スピードアップの不二子ちゃん。
と、パトカーのサイレン。
「いけねぇ、とっつあんだ。逃げろ!」
やけに楽しそうなルパン。
「ルパン!今度こそ逃がさんぞ!」
パトカーから身を乗り出して銭形が叫ぶ。
これまた楽しそう。
FIATの中では何やらルパンが次元に話し掛ける。
カーチェイスが続く。

 完。





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