2007.8.5号 00:00配信





「ガラス彫刻の基本」


今日は、ガラス彫刻の基本について書いてみましょう。
ガラス彫刻(エッチング)と言っても、その彫り方によっては、同じ図柄でもがらっと雰囲気が違うものです。
最もポピュラーで一般的なのが、「平堀」という彫り方です。 これは、形だけをスリガラス状態に掘り込みます。見た感じも平面的に見えます。


平堀



次に一寸立体的に見せる彫り方が「二段彫り」という彫り方で、平堀で残った内部をさらに彫り上げて仕上げます。


二段彫り



最後に、最も時間と神経をつかう、「多段彫り」という掘り方です。これは5ミリ以上のガラスを使い、2ミリ以上彫りこんで行って、より立体的に見せる彫り方です。
この三通りの彫り方を駆使して、色々な彫刻をしてゆくわけです。
一般的に、グラスやボトルは「平彫り」を施します。
日々、より良い作品を製作するために、努力をしているのですが、なかなか奥が深い仕事ではありますね。


多段彫り



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