2008.9.13号 16:00配信


「こころの甲子園」


主催/「こころの甲子園」実行委員会
後援/北見市、北見市教育委員会、高野連北見支部、北海道新聞社北見支社、
北見緑陵高等学校野球部後援会・OB会・後援会OB
問合せ先/「こころの甲子園」実行委員会(表:080-5598-9324)

こころの甲子園

土踏むことなくとも、眼差しはいつも
「こころの甲子園」
北海道網走支庁管内でプレーする野球少年をオホーツク球児と呼んでいます。その一人に加わった私の息子を追いかけ、北見緑陵高校の野球グラウンドに足を踏み入れたのは2003年の春でした。
海辺に暮らす北見市常呂町のわが家から車で50分ほど南に向かうと、深い緑の森に囲まれた丘陵地の一角に、そのグラウンドはありました。憧れの舞台「甲子園」に挑むオホーツク球児たちは、無心で練習に取り組んでいました。そして、汗だく土まみれになった選手の真ん中にはいつも監督の姿。その光景が目に焼きつきました。
グラウンドでボールを追う球児たちの姿は清々しいものでしたが、彼らにとって甲子園は、あと一歩で手が届きそうな目標だったこともあれば、遥かに遠い夢だったこともあります。しかし、監督の心は不動でした。晴れやかな甲子園の舞台がある一方で、もう一つの甲子園があることを知っていたのでした。
そんな監督の熱い想いと選手の真剣さに心を突き動かされました。そして私は、このグラウンドで出会って強い絆で結ばれていく人間ドラマを追いかけてみようと思ったのです。
写真展「こころの甲子園」は、そんな高校球児と指導者、父母を撮り続けた6年間の記録です。本編は「こころの甲子園」を監督の言葉をお借りして写真をつづりました。また、後編は「2008夏の勇者たち」と題して、この冬の練習風景から夏大会までの日々を記録したものです。
もう一つの甲子園を感じてもらえたら幸いです。

Profile
表 政治〈おもて・まさじ〉
1956年帯広市生まれ。北見市常呂町在住。旧常呂町の広報マンとして写真を始める。1990年に写真家の荒牧万佐行氏と出会い、師事。1996年に写真集「オホーツク一本の樹」を発刊。2001〜03年に「サロマ湖の肖像」を道新情報誌みんとに連載。その後、腎不全のため中断し、透析を経て妻から腎臓移植を受ける。2007年、写真展「オホーツクの風景に暮らす人々」「仁倉の宝もの」を開催し写真活動を再開。現在、北見で活躍する高校野球の人間ドラマを追う。




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