2001.7.9号 07:00配信
Home


『ロンドンの傘』(1972年製作)


「悪の温室」「アリバイのダイヤル」と駄作がつづきましたが、今回は傑作とはいえないまでも、秀作であります。97分の作品ってことはCM入りで2時間の作品。一応映画風ってことでしょうな。(物の本によると、ユニバーサルが多くのCM料をとるために2時間ものが多くなったとか)また、初の海外ロケで意気込みが感じられます。私は映画通ではありませんが、執事役のご老人も、犯人役の男優さんも映画で何度か見た事がある人でした。それにロンドンということで映像がきれい。音楽も英国調で優雅であります。全編通してゆったりと見れます。

しかし、事件そのものはおそまつ極まりない。まず殺し方からしておかしい。リリアン(声がムーミンなので緊迫感なし)が投げたクリームのビンが頭にあたって死んでしまうって言うもの。いくら相手がご老人だからってひどくない?たんこぶが関の山でしょ?そして事故に見せかけようとあれやこれやと工作して、忙しいったらありゃしない。ロンドンの刑事たちがコロンボを見下しているところが面白かったけど、まあ、それだけかなあ。

しかも、解決の方法は、またもやハッタリでカマをかけるやり口。前回もそうだったでしょ。証拠も何もない。単なる自白。あれで有罪になるんでしょうかね。もうそろそろそういうのじゃなくて、しっかりとした証拠ほしいよね。そう思いませんこと?

これはコロンボのロンドン視察ということになってますが、ということは、コロンボはかなりの出世頭ってことですかね。そうでもないと海外に視察(といったって観光がメインでしょ。この時代だもん。官官接待でしょきっと。)なんてさせてくれないもんね。これを見てるとロンドンに行きたくなりますが、それよりアメリカのシアトルでイチロー見たほうがいいかな?なんかイギリスって固そうだもん。みんな姿勢がいいから。評価は初の海外ということで85点。私はアカプルコ行くやつの方が好きですけど、まだまだ先の話ですから。


コロンボのインデックス




Home
(C) 2001 webnews
ご意見・ご感想・お問い合わせはwebmaster@webnews.gr.jpまで