2001.5.1号 09:00配信
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『殺人処方箋』1967年製作(日本では1972年ころ放映)


コロンボの魅力がほとんど入っている名作。今までの『誰が犯人なのか?』ではなく、コロンボは『どうやって犯人をみつける(逮捕する)』のかを見せてくれる、まあ当時としては画期的な作品でしょう。だって昭和で言ったら、42年よ。ビートルズが来日した次の年だもん。アメリカって凄いよね。今でもこれ十分見られるもん。

さて、この作品は何回もTVで放送しているから見たことある人も多いかもしれないけど。精神科医のフレミングは、奥さんに浮気がばれて離婚を迫られている(しかもこの奥さんは、たいそう金を持っていて、いかにもいやらしい夫婦生活)ので、殺してしまう。というコロンボでは珍しく殺人の理由がはっきりしているもの。(これから『あんたその人殺す理由あるかい?』って言う作品ばっかりだから。)この犯人のフレミングは、お医者さんだけあってかなり頭が切れる。そこにみすぼらしいロサンゼルスの刑事、コロンボが登場。うちのかみさんの話も出てくるし、得意の親戚の話、「もう1つだけ」という台詞、メモの鉛筆を借りる、よれよれのコートなど、まさにコロンボって感じで、いたせりつくせり。

しかし、最後にどんでん返しがきますが(それは見てからね)。フレミングは、なぜあんな女を仲間にしたのか?という疑問が・・・。ただ美しくて自分の言うとおりになったからか?あの女がこの作品をどれだけ面白くしていないかあんた分かってんの?と言いたい。

まあ、この『殺人処方箋』はかなりいい作品なので、あまり辛口にはなりませんでしたが、はじめのころは製作者がみんな力が入ってたので、物申すところは少ないんですよね。しかし、次の作品はいうことあるぞ!!と、次回も続く。


作品の評価:92点 (美幌在住のS)

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